ライブ中に、曲に合わせてパフォーマンスを瞬時に切り替えたいときは、ライブセット機能を使うと便利です。
本機では、お気に入りのパフォーマンスをスロットに登録して並べることで、ライブセットを簡単に作ることができます。
パフォーマンスは、以下の手順でライブセットに登録できます。
編集中のパフォーマンスをライブセットに登録する場合は、先にパフォーマンスを保存(ストア)してください。ただし、ライブセットを登録するときにStore As New Perf. and RegisterもしくはOverwrite Current Perf. and Registerを選んだ場合は、事前のパフォーマンスの保存(ストア)は不要です。
保存(ストア)をせずに別のパフォーマンスを選んだり電源を切ったりすると、編集中の設定は消えてしまいます。
[LIVE SET]ボタンが点灯または半点灯している必要があります。
Live Set Register画面が表示されます。

スロットナンバー・カテゴリー名 選択ボタンを使ってカーソルを動かすか、スロットをタップして選びます。
Store As New Perf. And Register 新規パフォーマンスとして保存して登録
Overwrite Current Perf. And Register 現在のパフォーマンスを上書き保存して登録
Register 登録
選んだスロットに選択中のパフォーマンスが登録されます。
すでに登録されているスロットの前に新しいライブセットを登録したい場合は、[SHIFT]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押す(または[SHIFT]ボタンを押しながら保存方法のボタンを選んでタップする)と、スロットの前に表示されたカーソル位置に新しいライブセットが登録されます。

このとき、ライブセットページの一番最後(右下)のスロットに登録されていたパフォーマンスは削除されます。
スロット2つの中身を入れ替えできます。
Live Set Edit画面が表示されます。
プリセットバンクやライブラリーバンクのライブセットを開いているときは、Live Set Edit画面が表示されません。
Job画面が表示されます。

移動元と移動先のスロットの中身が入れ替わります。
Bank単位、またはPage単位でのコピーまたは入れ替えを行いたい場合は、Live Set画面を表示した状態で、[SHIFT]ボタンを押しながら[EDIT/]ボタンを押すと、ダイアログが表示されます。
ライブセットのスロットにパターン、ソング、オーディオファイルを登録しておくと、パフォーマンスを鍵盤で演奏しながら、パターン、ソング、オーディオファイルの再生ができます。
Live Set Edit画面が表示されます。

| Slot Type | 種類 |
|---|---|
| Perform | パフォーマンス |
| Song | ソング |
| Audio | オーディオファイル |
| Pattern | パターン |
Pattern画面またはSong画面で、録音済みの曲を選択した状態で[SHIFT]+[LIVE SET]を押すことで、パターンまたはソングを簡単にライブセットのスロットに登録することもできます。
ライブセットのスロットは、別売のフットスイッチ(FC4、FC5)を使って切り替えることもできます。
以下の手順で設定します。
MIDI I/O画面が表示されます。

Live Set+では、フットスイッチを踏むと順方向にライブセットのスロットが切り替わり、Live Set−では逆方向にライブセットのスロットが切り替わります。