ソング録音では、鍵盤の演奏だけではなく、コントローラーや一部のノブの操作、すべてMIDIデータとしてトラックに記録できます。鍵盤やコントローラーの演奏は、キーボードコントロールスイッチがオンのパートが録音されます。
ノブ操作では、コントロールチェンジとパラメーターチェンジも録音されます。
コントロールチェンジについては、データリストをご参照ください。
Arp Recがオンの場合はアルペジオの再生結果が録音されます。
Arp Recがオフの場合は演奏情報が録音されるため、録音後にアルペジオのパターンを変更して再生できます。
[](レコード)ボタンが点滅し、録音待機状態になります。
[PERFORMANCE] → Play/Rec → Songで画面を開いてから[](レコード)ボタンを押すことでも録音待機状態になります。

Click Settingsでプリカウントを設定している場合は、[](プレイ)ボタンを押すとプリカウントが鳴ります。その後演奏を開始してください。
本機器の録音方式(Record Type)には、Replace、Overdub、Punchの3つの方法があります。
- Replace: 元のデータを消して上書き録音する
- Overdub: 元のデータを残したまま重ね録音する
- Punch: 元のデータの指定した範囲を部分的に上書き録音する
一度録音したトラックを部分的に録音し直す方法として、Punch設定を使ったパンチイン パンチアウト録音があります。
録音をスタートすると再生が始まり、パンチインの小節で自動的に録音状態に入り、パンチアウトの小節で自動的に再生状態に戻ります。たとえば、8小節のソングの中で3小節~5小節の間を録音し直したい場合は以下のようになります。
再録音前

再録音後

パンチイン パンチアウト録音には、録音の画面であらかじめ以下のパラメーターを設定します。

この小節:拍から該当トラックの再生音が消え、鍵盤演奏が録音されます。
この小節:拍から通常再生に戻ります。
Undoは、直前の録音操作を取り消して、操作前の状態に戻します。
Redoは、Undoで取り消した操作を再び行います。
タップすると確認画面が表示されます。Continueを選ぶと、直前の録音操作が取り消され、操作前の状態に戻ります。

タップすると確認画面が表示されます。Continueを選ぶと、Undo前の状態に戻ります。
