om02screenparameters0080

Part Settings画面では、パートの名前や発音条件など、一般的な項目を設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → General/Pitch → Part Settings
Main Category (Part Main Category)
Sub Category (Part Sub Category)

選択中のパートが属するメインカテゴリーとそれに付属するサブカテゴリーを設定します。設定値: データリスト参照

Part Name

選択中のパートに名前を付けます。英数字を最大20文字まで設定できます。
タップすると入力画面が表示され、名前を付けることができます。

Volume

選択中のパートのボリュームを設定します。設定値: 0~127

Pan

選択中のパートのパンを調節します。設定値: L63~C (Center)~R63

Dry Level

選択中のパートのドライレベルを設定します。
Part OutputにMainL&Rを選んだときだけ有効です。設定値: 0~127

Var Send (Variation Send)

選択中のパートのバリエーションセンドを設定します。
Part OutputにMainL&Rを選んだときだけ有効です。設定値: 0~127

Rev Send (Reverb Send)

選択中のパートのリバーブセンドを設定します。
Part OutputにMainL&Rを選んだときだけ有効です。設定値: 0~127

Part Output (Part Output Select)

選択中のパートのオーディオ信号の出力先を設定します。 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2~USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1~30、Off
MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力される
AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力される
USB1&2~USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2~29&30チャンネル)にステレオ出力される
AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]端子(1チャンネル)にモノラル出力される
AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]端子(1チャンネル)にモノラル出力される
USB1~30: [USB TO HOST]端子(1~30チャンネル)にモノラル出力される
Off: パートのオーディオ信号を出力しない

Mono/Poly

選択中のパートの発音モードを選択します。Monoは単音演奏用、Polyは和音演奏用です。
レガート演奏をするときにMonoにすると、なめらかな演奏を再現できます。設定値: Mono、Poly

Key Assign (Key Assign Mode)

発音中の音に対して、同じノートオン情報を続けて受信したときの発音方法を設定します。
通常はMultiで問題ありません。ただし、Multiにすると同時発音数を多く消費するため、他のパートが音切れを起こすような場合にはSingleに設定します。設定値: Single、Multi
Single: 先に発音された音をいったん止めてから再び音を鳴らす。発音中の音に対して、同じ発音チャンネルで同じノートオン情報を続けて受信する場合に便利。
Multi: 発音中の音は鳴らしたまま重ねて発音する。クラッシュシンバルなど減衰の長い音を連打するような場合には、Multiに設定すると自然な発音になる。

Arp Play Only (Arpeggio Play Only)

アルペジエーターでだけ演奏するパートにするか(On)、しないか(Off)を設定します。
オンに設定したパートは、アルペジエーターによるノートオンでだけ鳴ります。設定値: Off、On

Element Pan (Element Pan Switch)

Element Edit ([EDIT/] → Part選択 → Element選択 → Amplitude → Level/Pan→Pan)で設定したパンを有効にする(On)かしないか(Off)を設定します。
Offに設定すると、Element Editでのパン設定をC(中央)とみなします。設定値: Off、On

TG Note Limit (Note Limit)

パートが鳴るノートの範囲(最低音と最高音)を設定します。
たとえば、C5~C4のように最低音が最高音より高くなるように設定した場合は、C−2~C4とC5~G8の範囲で鳴ります。設定値: C−2~G8

TG Vel Limit (Velocity Limit)

パートのベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。
たとえば、93~34のように最低値と最高値が逆になるように設定した場合は、1~34と93~127の範囲で鳴ります。設定値: 1~127

Velocity Offset (Velocity Sensitivity Offset)

実際に音源に送るベロシティー値を一律に増減します。設定値: 0~127

Velocity Depth = 64、Velocity Offset = 32のとき

Velocity Depth = 64、Velocity Offset = 64のとき

Velocity Depth = 64、Velocity Offset = 96のとき

(1)実際に音源に送るベロシティー
(2)鍵盤を弾いたときのベロシティー
Velocity Depth (Velocity Sensitivity Depth)

鍵(キー)を弾いたときのベロシティーに対する、実際に音源部に送るベロシティーの変化の度合いを設定します。設定値: 0~127

Velocity Offset = 64の場合
(1)実際に音源に送るベロシティー
(2)鍵盤を弾いたときのベロシティー

Zone Settings画面ではゾーン機能を設定します。
本機では、鍵盤を最大8つの領域(ゾーン)に分け、それぞれの領域(ゾーン)に異なるMIDIチャンネルを割り当てたりすることができます。これにより、1台の鍵盤でマルチ音源の複数パートを同時に鳴らしたり、内部音源と外部音源の鳴らし分けができたりするなど、キーボードが複数あるかのように使用できます。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → General/Pitch → Zone Settings
Keyboard Sw (Keyboard Control Switch)

キーボードコントロールでは、同時に演奏するパートを設定します。
Commonまたはキーボードコントロールがオンになっているパートを選んだ状態で鍵盤を弾いたとき、キーボードコントロールがオンになっているパートが同時に鳴ります。
キーボードコントロールがオフになっているパートは、そのパートを選んだときだけ、鍵盤を弾いたときに音が鳴ります。設定値: Off、On

Zone Vel Limit (Zone Velocity Limit)

ゾーンのベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。
たとえば、93~34のように最低値と最高値が逆になるように設定した場合は、1~34と93~127の範囲で鳴ります。 設定値: 1~127

Zone Note Limit

ゾーンのノートの範囲(最低音と最高音)を設定します。
たとえば、C5~C4のように最低音が最高音よりピッチが高くなるように設定した場合は、C−2~C4とC5~G8の範囲で鳴ります。設定値: C−2~G8

Octave Shift

ゾーンの音高をオクターブ単位でシフトします。設定値: −3~+0 (標準)~+3 (オクターブ)

Transpose

ゾーンの音高を半音単位でシフトします。設定値: −11~+0 (標準)~+11

Part Mode

パートモードを切り替えます。 設定値: Internal、External
Internal: 本機の内蔵音源を使用するモード
External: 外部の音源を鳴らすためにゾーンを使用するモード。Externalに設定されたパートは外部からのMIDIメッセージを受信しない。

Tx/Rx Ch (Transmit/Receive Channel)

Part ModeがInternalの場合に、ゾーンでMIDIメッセージを送受信するときのチャンネルを設定します。設定値: Ch1~Ch16、Off

Transmit Ch

Part ModeがExternalの場合に、ゾーンでMIDIメッセージを送信するときのチャンネルを設定します。設定値: Ch1~Ch16

MIDI I/O Ch (MIDI Input/Output Channel)

Commonと、Keyboard SwがONのパートを操作するためのチャンネルが表示されます。
本機全体で一個の設定で、設定はUtility MIDI Settings画面で変更します。
Tx/Rx ChやTransmit Chを使う場合は、MIDI I/O Chと重複しないように設定します。重複した場合はMIDI I/O Chが優先されます。設定値: Ch1~Ch16

MIDI Settings

Utility → Settings → MIDI I/O画面が開きます。

MIDI Send

この値がONのときは、MIDI Bank、MIDI Pgm Number、MIDI Volume、MIDI Panを変更した時だけ外部へMIDI出力されます。ただし、それぞれ該当するトランスミットスイッチがオフの場合は出力しません。
また、このパラメーターは全パフォーマンス共通設定で、パフォーマンスごとに設定を変更することはできません。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。設定値: Off、On

Bank Select (Transmit Bank Select)

MIDI Bank MSBやMIDI Bank LSBを外部に送るかどうかを設定するトランスミットスイッチです。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。 設定値: Off、On

MIDI Bank MSB
MIDI Bank LSB

パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するバンクを選択します。MSBとLSBがあります。
トランスミットバンクセレクトがオフの場合は無効です。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。設定値: MSB、LSBそれぞれに000~127

Pgm Change (Transmit Program Change)

プログラムチェンジを外部に送るかどうかを設定するトランスミットスイッチです。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。設定値: Off、On

MIDI Pgm Num (MIDI Program Number)

パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するプログラムチェンジナンバーを選択します。
トランスミットプログラムチェンジがオフの場合は無効です。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。 設定値: 001~128

Vol/Exp (Transmit Volume/Expression)

ボリューム設定を外部へMIDI出力するかどうかを設定するトランスミットスイッチです。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。設定値: Off、On

MIDI Volume

パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するボリュームを設定します。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。設定値: 0~127

Pan (Transmit Pan)

パン設定を外部へMIDI出力するかどうかを設定するトランスミットスイッチです。
Part ModeがExternalのときだけ有効です。設定値: Off、On

MIDI Pan

パフォーマンス選択時に外部機器へ送信するパンを設定します。
トランスミットパンがオフの場合は無効です。設定値: L64~C~R63

Edit Tx/Rx Switch

Tx/Rx Switch画面が表示されます。

使用するElementの最大数を設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → General/Pitch → Element Settings
Ex Elem Sw (Extended Element Switch)

エレメントの拡張を有効にします。
オフの場合には使用できるエレメントの最大数が8個となります。設定値: Off、On

Element Count

使用するエレメントの最大数を設定します。設定値: 8~128

NOTE

Element Swがオフになっていても、Element Countで指定した数のエレメント情報が保存されます。

Pitch画面ではパートのピッチを設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → General/Pitch → Pitch
Master Sw (Portamento Master Switch)

ポルタメントとは、最初に弾いた鍵(キー)から次に弾いた鍵(キー)までを連続的に変化させる機能です。
Portamento Part Switchがオンのパートにポルタメント効果をかけるか(On)、かけないか(Off)を設定します。
トップパネル上の[PORTAMENTO]ボタンと連動します。設定値: Off、On

Note Shift

ピッチを半音単位で調節します。設定値: −48~+0~+48

Detune

選択中のパートのピッチを0.1ヘルツ単位で調節します。
ピッチをわずかにずらすことで、デチューン効果が得られます。設定値: −12.8Hz~+0.0Hz~+12.7Hz

Pitch Control Group

同じグループに設定されたパートは、ピッチの設定が同じになります。

Mono/Poly

選択中のパートの発音モードを選択します。Monoは単音演奏用、Polyは和音演奏用です。
レガート演奏をするときにMonoにすると、なめらかな演奏を再現できます。設定値: Mono、Poly

Pitch Bend↓ (Pitch Bend Range Lower)
Pitch Bend↑ (Pitch Bend Range Upper)

ピッチベンドホイールを上下方向に回したときに、ピッチがどれだけ変化するかをそれぞれ半音単位で設定します。
設定値: −48~+0~+24

Edit Control Assign

DisplayFilterにPitchBendが選択された状態のControl Assign画面が表示されます。

Portamento (Portamento Part Switch)

選択中のパートにポルタメント効果をかけるかどうかを設定します。設定値: Off、On

Mode (Portamento Mode)

鍵(キー)の弾きかたにより、どのようにポルタメント効果がかかるかを設定します。 設定値: Fingered、Full-time
Fingered: レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をしたときにだけ、ポルタメントの効果がかかる
Full-time: 常にポルタメントがかかる

Time (Portamento Time)

ポルタメントのピッチ変化にかかる時間またはピッチ変化の速さを設定します。設定値: 0~127

Time Mode (Portamento Time Mode)

ピッチが変化する時間的基準を設定します。 設定値: Rate 1、Time 1、Rate 2、Time 2
Rate 1: 一定の速さでピッチが変化する
Time 1: 一定の時間でピッチが変化する
Rate 2: 一定の速さでピッチが変化するが、変化の広さが1オクターブ以内に限られる
Time 2: 一定の時間でピッチが変化するが、変化の広さが1オクターブ以内に限られる

Legato Slope (Portamento Legato Slope)

Mono/PolyをMonoに設定してレガート演奏するときの、音の立ち上がりを調節します。

Monoに設定してレガートで演奏すると、選んでいるパートに割り当てられているウェーブフォームのアタックの速さによっては、音の立ち上がりが不自然になる場合があります。
そのような場合に、このパラメーターで音の立ち上がりを調整します。
通常は、アタックの短いウェーブフォームではこの値を小さく、長い場合は大きく設定します。設定値: 0~7

Micro Tuning Name

現在選択されているパートで使用するマイクロチューニング(音律)を設定します。 設定値: Equal Temperament、Pure Major、Pure Minor、Werckmeister、Kirnberger、Vallotti & Young、1/4 shift、1/4 tone、1/8 tone、Indian、Arabic 1、Arabic 2、Arabic 3、Init Tuning 1~8 (ユーザーバンク選択時)、Library 1-1~24-8 (ライブラリーファイルを読み込んだ場合)

Equal Temperament1オクターブを12の間隔で等分した音律です。
現在最もポピュラーな音律です。
Pure Major
Pure Minor
自然倍音を基準とするため、主要3和音が美しく純粋に響くのが特徴です。
現在でも合唱のハーモニーなどで使われます。
Werckmeister
Kirnberger
Vallotti & Young
中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、それぞれその組み合わせかたが異なります。
転調により曲想が変化するのが特徴です。
バッハやベートーベンの時代に使用され、現在でもその時代の曲をハープシコード(チェンバロ)などで演奏するときにしばしば用いられます。
1/4 shift全体に1/4音上げた平均律です。
通常の平均律の音階と混ぜて演奏することで、非常に緊張感のある音になります。
1/4 tone鍵盤上の半音が1/2半音となる音律です。
鍵盤上の鍵(キー)24個で1オクターブになります。
1/8 tone鍵盤上の半音が1/4半音となる音律です。
鍵盤上の鍵(キー)48個で1オクターブになります。
Indianインド音楽で使用される音律です。
白鍵C~Bだけを使用します。
Arabicアラビア音楽で使用される音律です。
Root (Micro Tuning Root)

マイクロチューニングの基準音を設定します。
基準音の設定が必要なマイクロチューニングネームを選んだときだけ表示されます。設定値: C~B

Edit User Tuning

Edit User Micro Tuning画面が開きます。

Filter EG画面では、パートのフィルターエンベロープジェネレーターを設定します。
FEG (フィルターエンベロープジェネレーター)のタイムとレベル(カットオフ周波数の変化量)を設定し、鍵(キー)を弾いた瞬間から、音が消えるまでの音色の時間的な変化を作ることができます。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Filter/Amp → Filter EG
FEG Atk (FEG Attack Time)

鍵(キー)を弾いてからカットオフ周波数がアタックレベルで設定した値になるまでの、音の変化にかかる時間を設定します。
ここではエレメントのFEGに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

FEG Decay (FEG Decay Time)

アタックレベル後のカットオフ周波数の変化の時間を設定して、音の歯切れの良さや、減衰音の減衰の速さをコントロールします。
ここではエレメントのFEGに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

FEG Sus (FEG Sustain Level)

ディケイタイム経過後のカットオフ周波数の値を設定します。
ここではエレメントのFEGに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

FEG Rel (FEG Release Time)

鍵(キー)を離してからカットオフ周波数がリリースレベルで設定した値になるまでの時間を設定して、離鍵後の音の減衰を遅くしたり速くしたりします。
ここではエレメントのFEGに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

Cutoff (Filter Cutoff Frequency)

フィルターのカットオフ周波数を設定して、音を変更します。ローパスフィルターが選ばれている場合は、値を大きくすると音が明るくなり、値を小さくすると音が暗くなります。
ここではエレメントのフィルターカットオフ周波数に対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

Resonance (Filter Resonance)

カットオフ周波数付近の信号の音量を増減することで、独自のクセを調整します。
ここではエレメントのフィルターレゾナンスまたはフィルターワイズに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

FEG Depth

エレメントで設定されたフィルターEGによるカットオフ周波数の変化幅を調整します。
0の場合は、エレメントの設定による変化がそのまま反映されます。設定値: −64~+63

Amp EG画面では、パートのAEG (アンプリチュードエンベロープジェネレーター)のタイムを設定します。鍵(キー)を弾いた瞬間から、音が消えるまでの音量の時間的な変化を作ることができます。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Filter/Amp → Amp EG
AEG Attack (AEG Attack Time)

鍵(キー)を弾いてから音量が最大になるまでの時間を設定します。
ここでは、エレメントのAEGに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

AEG Decay (AEG Decay Time)

音量が最大になったあとの音量変化の時間を設定します。
ここでは、エレメントのAEGに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

AEG Sustain (AEG Sustain Level)

ディケイタイム経過後の音量を調節します。設定値: −64~+63

AEG Release (AEG Release Time)

鍵(キー)を離してから音が消えるまでの時間を設定します。
ここでは、エレメントのAEGに対するオフセット値を設定します。設定値: −64~+63

Routing画面では、パートのエフェクト結線を設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Effect → Routing
(1)VCM Rotary Speaker Switch
Element (Element Select)

選択中のエレメントが表示されます。
Ex Elem Sw (General/Pitch → Element Settings)がオフになっているなど、エレメントが8個以下の場合は、1~8が表示されます。設定値: 1~128(ただしElement Count以下)

Connect (Element Connection Switch)

各エレメントの出力先を、インサーションエフェクトAとBのどちらにするかを設定します。
インサーションエフェクトを通さない設定(Thru)にもできます。設定値: Thru、InsA、InsB

3-band EQ

Effect → 3-band EQ画面が開きます。

2-band EQ

Effect → 2-band EQ画面が開きます。

Expression (Expression Type)

Expressionペダルの効果位置を設定します。設定値: Normal、Pre FX
Normal: 2-band EQの後ろ
Pre FX: インサーションの前。Distortionのような非線形エフェクトと組み合わせて使用すると効果的。

Exp. Curve (Expression Curve)

Expression TypeがPre FXの場合は、エクスプレッションの効果のしかたをExp. Curveで設定できます。
設定値: Normal: 一般的な特性のボリュームカーブ
Organ: ビンテージオルガンの特性を模したボリュームカーブ

VCM Rotary Speaker Switch

VCM技術でロータリースピーカーの特性をシミュレートした、VCM Rotary Speakerエフェクトを使います。
VCM Rotary Speaker SwitchはPart 1だけ有効です。設定値: Off、On

Ins Connect (Insertion Connection Type)

インサーションエフェクトAとBの接続方法を設定します。設定値を変更すると、画面上の信号経路をイメージした結線図も変化します。 設定値: Parallel、Ins A→B、Ins B→A
Parallel: (ノーマルパート(AWM2)、ドラムパートの場合): インサーションエフェクトAとBの出力が個別にマスターエフェクト、マスターEQ、リバーブ、バリエーション、エンベロープフォロワーに送られる

Ins A→B: インサーションエフェクトAの出力がインサーションエフェクトBに送られ、インサーションエフェクトBの出力がマスターエフェクト、マスターEQ、リバーブ、バリエーション、エンベロープフォロワーに送られる

Ins B→A: インサーションエフェクトBの出力がインサーションエフェクトAに送られ、インサーションエフェクトAの出力がマスターエフェクト、マスターEQ、リバーブ、バリエーション、エンベロープフォロワーに送られる

A (Insertion Effect A Switch)
B (Insertion Effect B Switch)

インサーションエフェクトA、Bそれぞれのオンオフを切り替えます。設定値: Off、On

Type (Insertion Effect Type)

対象エフェクトタイプを設定します。設定値: エフェクトタイプ一覧参照

Preset (Insertion Effect Preset)

各エフェクトタイプに用意されているエフェクトパラメーターのプリセットを選択できます。
プリセットを変更することで、エフェクトのかかりかたを変えることができます。 設定値: データリスト参照

Side Chain (Insertion Side Chain Part)
Modulator (Insertion Modulator Part)

インサーションエフェクトAまたはBのサイドチェーン(エフェクトタイプによってはモジュレーター)となるパートを設定します。
モジュレーターパートに自パートまたはMasterを指定した場合は無効になり、値が「(Master)」などとカッコ付きで表示されます。 設定値: Part 1~16、A/D、Master、Off

Dry Level

選択中のパートのドライレベルを設定します。
Part OutputにMainL&Rを選んだときだけ有効です。設定値: 0~127

Rev Send (Reverb Send)

インサーションエフェクトAまたはBで処理された信号(またはバイパス信号)の、リバーブエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定します。パートアウトプットにMainL&Rを選んだときだけ有効です。 設定値: 0~127

Var Send (Variation Send)

インサーションエフェクトAまたはBで処理された信号(またはバイパス信号)の、バリエーションエフェクトへ送る信号の量(センドレベル)を設定します。パートアウトプットにMainL&Rを選んだときだけ有効です。 設定値: 0~127

Part Output (Part Output Select)

オーディオ信号の出力先を設定します。 設定値: MainL&R、AsgnL&R、USB1&2~USB29&30、AsgnL、AsgnR、USB1~30、Off
MainL&R: OUTPUT [L/MONO]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力される
AsgnL&R: ASSIGNABLE OUTPUT [L]、[R]端子(2チャンネル)にステレオ出力される
USB1&2~USB29&30: [USB TO HOST]端子(1&2~29&30チャンネル)にステレオ出力される
AsgnL: ASSIGNABLE OUTPUT [L]端子(1チャンネル)にモノラル出力される
AsgnR: ASSIGNABLE OUTPUT [R]端子(1チャンネル)にモノラル出力される
USB1~30: [USB TO HOST]端子(1~30チャンネル)にモノラル出力される
Off: パートのオーディオ信号を出力しません。

Envelope Follower

Envelope Follower Edit画面が開きます。

Ins A画面とIns B画面では、インサーションエフェクトの詳細について設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Effect → Ins A
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Effect → Ins B

Common EditのAudio In → Ins AまたはIns Bと同じです。

3-band EQ画面ではパートEQを設定します。インサーションエフェクトの前にEQが設定できます。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Effect → 3-band EQ

3バンドEQ設定の画面表示です。

EQ Low Freq (3band EQ Low Frequency)

Low帯域の周波数を設定します。 設定値: 50.1Hz~2.00kHz

EQ Low Gain (3band EQ Low Gain)

Low帯域の信号レベルを設定します。 設定値: −12.00dB~+12.00dB

EQ Mid Freq (3band EQ Mid Frequency)

Mid帯域の周波数を設定します。 設定値: 139.7Hz~10.1kHz

EQ Mid Gain (3band EQ Mid Gain)

Mid帯域の信号レベルを設定します。 設定値: −12.00dB~+12.00dB

EQ Mid Q (3band EQ Mid Q)

Mid帯域の幅を設定します。 設定値: 0.7~10.3

EQ Hi Freq (3band EQ High Frequency)

High帯域の周波数を設定します。 設定値: 503.8Hz~14.0kHz

EQ Hi Gain (3band EQ High Gain)

High帯域の信号レベルを設定します。 設定値: −12.00dB~+12.00dB

2-band EQ画面ではパートEQを設定します。
インサーションエフェクトの後にEQが設定できます。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Effect → 2-band EQ

2バンドEQ設定の画面表示です。

EQ1 Type (2band EQ 1 Type)
EQ2 Type (2band EQ 2 Type)

使用したいイコライザーのタイプを選びます。 設定値: Thru、LPF、HPF、Low Shelf、Hi Shelf、Peak/Dip
Thru: イコライザーを通さず信号をそのまま通過させる
LPF: 設定したカットオフ周波数よりも高い周波数の音をカットする
HPF: 設定したカットオフ周波数よりも低い周波数の音をカットする
Low Shelf: 特定の周波数以下の信号を盛り上げたり削ったりする
Hi Shelf: 特定の周波数以上の信号を盛り上げたり削ったりする
Peak/Dip: 特定の周波数帯の信号を盛り上げたり削ったりする

EQ 1 Freq (2band EQ 1 Frequency)
EQ 2 Freq (2band EQ 2 Frequency)

ブーストまたはカットしたい周波数を設定します。
EQ TypeがThruの場合は無効です。 設定値: 63.0Hz~18.0Hz

EQ 1 Gain (2band EQ 1 Gain)
EQ 2 Gain (2band EQ 2 Gain)

EQ1 FreqまたはEQ2 Freqで設定された周波数帯域の信号レベルを設定します。
EQ TypeがThru、LPF、HPFの場合は無効です。 設定値: −12.0dB~+12.0dB

EQ 1 Q (2band EQ 1 Q)
EQ 2 Q (2band EQ 2 Q)

EQ1 FreqまたはEQ2 Freqで設定した周波数付近の音量を増減する帯域の幅を設定します。
EQ TypeがPeak/Dipの場合だけ有効です。 設定値: 0.1~12.0

Output Level (2band EQ Output Level)

2バンドEQの出力ゲインを設定します。 設定値: −12.0dB~+12.0dB

Common画面では、パート内で共有されるアルペジオを設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Arpeggio → Common
Arp Part (Part Arpeggio Switch)

パートのアルペジオのオンオフを切り替えます。 設定値: Off、On

Arp Master (Arpeggio Master Switch)

パフォーマンス全体のアルペジオのオンオフを切り替えます。 設定値: Off、On

Sync Quantize (Arpeggio Sync Quantize Value)

複数パートのアルペジオを再生する際、再生中のアルペジオに対して、次のアルペジオをスタートするタイミングを調整します。
Offに設定すると、パートを鳴らすタイミングと同時に、アルペジオが再生されます。
表示される数値はクロックを表しています。 設定値: Off、60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、480 (4分音符)

Arpeggio Group

複数パートで同じアルペジオ設定を使用したい場合にはArpeggio Groupを設定します。
同じGroupに設定されたパートはアルペジオの設定が同じになります。

Indicator

現在表示しているパートと同じGroupに設定されているパートのインジケーターが点灯します。

Hold (Arpeggio Hold)

一度鍵(キー)を押すと、鍵(キー)から指を離してもアルペジオが繰り返し鳴る機能をオンオフします。 設定値: Sync-Off、Off、On
Sync-Off: 鍵(キー)から指を離している間も内部的にはアルペジオ再生が続き、次に鍵(キー)を弾くと音が再開する
Off: 鍵(キー)を押している間だけアルペジオを再生する
On: 一度鍵(キー)を押すと、鍵(キー)から指を離してもアルペジオが繰り返し鳴る

Change Timing (Arpeggio Change Timing)

アルペジオ再生中にアルペジオタイプを変更したとき、すぐに切り替わるのか(Real-time)、次の小節の頭で切り替わるのか(Measure)を設定します。 設定値: Real-time、Measure

Key Mode (Arpeggio Key Mode)

鍵(キー)を弾いたときのアルペジオ再生のしかたを設定します。 設定値: Sort、Thru、Direct、Sort+Drct、Thru+Drct
Sort: 複数の鍵(キー)を弾いたとき、鍵(キー)を弾いた順番に関係なく常に同じアルペジオが鳴る
Thru: 複数の鍵(キー)を弾いたとき、鍵(キー)を弾いた順番によってアルペジオの再生のしかたが変わる
Direct: アルペジオによる演奏は再生されず、鍵(キー)を弾いた音がそのまま鳴る。ただし、アルペジオによっては、パンやブライトネスなどのコントロールチェンジデータによる音色変化の効果が得られる。したがって、アルペジオデータ内にコントロールチェンジデータが入っているアルペジオタイプや、アルペジオカテゴリーControlに含まれるアルペジオタイプを選択している場合に有効な設定
Sort+Drct: ソートの設定でアルペジオが鳴り、同時に鍵(キー)を弾いた音も鳴る
Thru+Drct: スルーの設定でアルペジオが鳴り、同時に鍵(キー)を弾いた音も鳴る

Loop (Arpeggio Loop)

鍵(キー)を押し続けるとアルペジオが繰り返し演奏される状態(On)と、鍵(キー)を押すたびに1回だけ演奏される状態(Off)とを切り替えます。 設定値: Off、On

Arp Play Only (Arpeggio Play Only)

アルペジエーターでだけ演奏するパートにするか(On)、しないか(Off)を設定します。
オンに設定したパートは、アルペジエーターによるノートオンでだけ発音します。 設定値: Off、On

Swing

Quantize Valueで指定した音符で数えて、偶数拍(裏拍)にあたるノートイベントのタイミングを前後に移動して、アルペジオ再生のリズムが跳ねた感じ(スイング感)を出します。

  • +1以上: ジャストのタイミングより後ろへ移動します。
  • −1以下: ジャストのタイミングより前へ移動します。
  • 0: アルペジオで設定した音符の発音タイミングを移動せず、スイング感を出しません。
    スイングやシャッフル、バウンスなど、跳ねたリズムを作成する場合に便利です。

設定値: −120~+120

Unit (Arpeggio Unit Multiply)

アルペジオの再生時間を伸縮する度合いを変更します。
再生時間を伸縮することでアルペジオの譜割やテンポが変化し、元のアルペジオとは異なったタイプのアルペジオになります。 設定値: 50%、66%、75%、100%、133%、150%、200%、266%、300%、400%、Common
200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンする
100%: 元の再生時間のまま変更しない
50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になる
Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用される

Quantize Value (Arpeggio Quantize Value)

クオンタイズやスイングをかける際の、基準の音符を設定します。
表示される数値はクロックを表しています。 設定値: Off、60 (32分音符)、80 (16分3連音符)、120 (16分音符)、160 (8分3連音符)、240 (8分音符)、320 (4分3連音符)、480 (4分音符)

Qntz Strength (Arpeggio Quantize Strength)

クオンタイズをかける強さ(Quantize Valueで設定した基準の音符に、どの程度近づけるか)を設定します。100%でQuantize Valueで設定したジャストなタイミングにデータが移動します。0%ではクオンタイズはかかりません。 設定値: 0%~100%

Gate Time (Arpeggio Gate Time Rate)

アルペジオ再生のゲートタイム(音符の発音時間)を増減する割合を設定します。この設定によってゲートタイムが0になる場合は、1に置き換えられます。 設定値: 0%~200%

Velocity Rate (Arpeggio Velocity Rate)

アルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、128以上になる場合は127に置き換えられます。 設定値: 0%~200%

Arp Vel Limit (Arpeggio Velocity Limit)

アルペジオが鳴るベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。
たとえば、93~34のように最低値と最高値が逆になるように設定した場合は、1~34と93~127の範囲でアルペジオが鳴ります。 設定値: 1~127

Arp Note Limit (Arpeggio Note Limit)

アルペジオが鳴るノートの範囲(最低音と最高音)を設定します。
たとえば、C5~C4のように最低音が最高音より高くなるように設定した場合は、C−2~C4とC5~G8の範囲でアルペジオが鳴ります。 設定値: C−2~G8

Octave Shift (Arpeggio Output Octave Shift)

アルペジオ演奏のピッチをオクターブ単位で上下に移動します。 設定値: −10~+0~+10

Octave Range (Arpeggio Octave Range)

アルペジオ演奏の音域を1オクターブ単位で変更します。 設定値: −3~+0~+3

Arp Select (Arpeggio Select)

演奏するアルペジオを切り替えます。 設定値: 1~8

Individual画面では、アルペジオセレクト1~8に対応するアルペジオタイプのパラメーターを設定します。各アルペジオタイプの設定にタッチするとメニューが表示されます。Searchを選択するとArpeggio Category Search画面が開きます。Numberを選択するとアルペジオナンバーでアルペジオタイプを選択できるようになります。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Arpeggio → Individual
  • (選択パートが Common 以外のとき) [SHIFT] + [ARP ON/OFF]
Arp Part (Part Arpeggio Switch)
Arp Master (Arpeggio Master Switch)
Sync Quantize (Arpeggio Sync Quantize Value)
Arp Group
Indicator

Common画面と同じです。

Arp (Arpeggio Select)

アルペジオセレクトを切り替えます。 設定値: 1~8

Category (Arpeggio Category)

現在設定されているアルペジオのカテゴリーが表示されます。 設定値: データリスト参照

Sub (Arpeggio Sub Category)

現在設定されているアルペジオのサブカテゴリーが表示されます。 設定値: データリスト参照

Name (Arpeggio Name)

現在設定されているアルペジオの名前が表示されます。 設定値: データリスト参照

Velocity (Arpeggio Velocity Rate)

アルペジオ再生のベロシティーを増減する割合を設定します。
この設定によってベロシティーが0になる場合は1に、128以上になる場合は127に置き換えられます。 設定値: −100%~+100%

Gate Time (Arpeggio Gate Time Rate)

アルペジオ再生のゲートタイム(音符の発音時間)を増減する割合を設定します。
この設定によってゲートタイムが0になる場合は、1に置き換えられます。 設定値: −100%~+100%

Advanced画面では、アルペジオパラメーターの詳細設定をします。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Arpeggio → Advanced
Arp Part (Part Arpeggio Switch)
Arp Master (Arpeggio Master Switch)
Sync Quantize (Arpeggio Sync Quantize Value)
Arp Group
Indicator

Common画面と同じです。

Accent Vel Threshold (Arpeggio Accent Velocity Threshold)

アクセントフレーズの再生を開始するベロシティーの強さを設定します。
アクセントフレーズとは、一部のプリセットのアルペジオパターンにあらかじめ設定されている、強いベロシティーで鍵(キー)が演奏されたときにだけ再生されるシーケンスフレーズのことです。アクセントフレーズは、Accent Vel Thresholdより大きなベロシティーで鍵(キー)を弾くことで再生できます。
アクセントフレーズが再生されない場合は、Accent Vel Thresholdを少し低めの値に設定して鍵(キー)を弾いてみてください。設定値: Off、1~127

NOTE

この機能が有効になるアルペジオタイプについては、データリストをご参照ください。

Accent Start Quantize (Arpeggio Accent Start Quantize)

アクセントフレーズをAccent Vel Threshold (Arpeggio Accent Velocity Threshold)よりも強いベロシティーで鍵(キー)が押されたと同時に再生する(Off)か、アルペジオタイプごとに設定されている音符のタイミングに合わせて再生する(On)かを設定します。 設定値: Off、On

Random SFX (Arpeggio Random SFX)

ランダムSFX機能を有効にするかどうかを設定します。
ランダムSFX機能とは、一部のアルペジオタイプに準備されている効果音を再生する機能のことで、たとえば鍵(キー)を離したときにギターのフレットノイズを再生するなど、さまざまなタイプがあります。設定値: Off、On

NOTE

この機能が有効になるアルペジオタイプについては、データリストをご参照ください。

Random SFX Velocity Offset (Arpeggio Random SFX Velocity Offset)

ランダムSFX機能で再生される効果音のベロシティーを増減する値を設定します。 設定値: −64~+0~+63

Random SFX Key On Ctrl (Arpeggio Random SFX Key On Control)

ランダムSFX機能で再生される効果音を、鍵(キー)を押したときのベロシティーで再生する(On)か、自動的に決められるベロシティーで再生するか(Off)を設定します。 設定値: Off、On

Velocity Mode (Arpeggio Velocity Mode)

鍵(キー)を弾いたときのアルペジオ再生のベロシティーについて設定します。 設定値: Original、Thru
Original: アルペジオタイプに設定されているベロシティーで再生される
Thru: 実際に鍵(キー)を弾いたときのベロシティーで再生される

Trigger Mode (Arpeggio Trigger Mode)

鍵(キー)を押すとアルペジオの再生がスタートし、離すとストップする状態(Gate)と、鍵(キー)を押すたびにアルペジオ再生のスタートとストップが交互に切り替わる状態(Toggle)を切り替えます。 設定値: Gate、Toggle

Arp Select (Arpeggio Select)

アルペジオセレクトを切り替えます。 設定値: 1~8

Common画面では、パート内で共有されるモーションシーケンサーのパラメーターを設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Motion Seq → Common
  • (選択パートがCommon以外のとき) [SHIFT] + [MSEQ ON/OFF]
Common Swing (Common Swing Offset)

パフォーマンス全体のアルペジオとモーションシーケンサーのスイングを設定します。
パート設定のスイングのオフセット値です。 設定値: −120~+120

Common Unit (Common Unit Multiply)

パフォーマンス全体のアルペジオとモーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。
レーンのユニットマルチプライがCommonに設定されているレーンに効果します。
再生時間を伸縮することでモーションシーケンサーの譜割やテンポが変化し、元のモーションシーケンサーとは異なったタイプのモーションシーケンサーになります。 設定値: 50%~400%
200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンする
100%: 元の再生時間のまま変更しない
50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になる

Common Amplitude (Common Motion Sequencer Amplitude Performance Offset)

パフォーマンス全体のモーションシーケンサー アンプリチュードを設定します。
パートのモーションシーケンサー アンプリチュードのオフセット値です。
アンプリチュードはシーケンス全体の変化の大きさです。
パフォーマンス内のMS FXがオンになっているレーンのアンプリチュードが相対的に変化します。 設定値: −127~+127

Common Shape (Common Motion Sequencer Pulse Shape Performance Offset)

パフォーマンス全体のモーションシーケンサー パルスシェイプを設定します。
パートのモーションシーケンサー パルスシェイプのオフセット値です。
シーケンスを構成しているステップカーブの形状が変化します。
パフォーマンス内のMS FXがオンになっているレーンのうち、Controlがオンになっているパラメーターが相対的に変化します。 設定値: −100~+100

Common Smooth (Common Motion Sequencer Smoothness Performance Offset)

パフォーマンス全体のモーションシーケンサー スムースネスを設定します。
パートのモーションシーケンサー スムースネス のオフセット値です。
スムースネスとは、シーケンスの時間変化のなめらかさです。
パフォーマンス内のMS FXがオンになっているレーンのスムースネスが相対的に変化します。 設定値: −127~+127

Common Random (Common Motion Sequencer Randomness Performance Offset)

パフォーマンス全体のモーションシーケンサー ランダムネスを設定します。
パート設定のモーションシーケンサー ランダムネスのオフセット値です。
ランダムネスはシーケンスのステップバリューがランダムに変化する度合いです。
パフォーマンス内のMS FXがオンになっているレーンのランダムが相対的に変化します。 設定値: −127~+127

Part Swing (Part Swing)

MS Gridで指定した音符で数えて、偶数拍(裏拍)にあたるステップの再生タイミングを前後に移動して、モーションシーケンサー再生のリズムが跳ねた感じ(スイング感)を出します。

  • +1以上: ジャストのタイミングより後ろへ移動します。
  • −1以下: ジャストのタイミングより前へ移動します。
  • 0: モーションシーケンスの各ステップの再生タイミングを移動せず、スイング感を出しません。
    スイングやシャッフル、バウンスなど、跳ねたリズムを作成する場合に便利です。

設定値: −120~+120

Part Unit (Arpeggio Unit Multiply)

パートのアルペジオの再生時間を伸縮する度合いを変更します。
各レーンのユニットマルチプライの設定がArpのとき、この値が適用されます。 設定値: 50%~400%、Common
200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンする
100%: 元の再生時間のまま変更しない
50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になる
Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用される

Part Amplitude (Part Motion Sequencer Amplitude)

パートのモーションシーケンサー アンプリチュードを設定します。
各レーンのモーションシーケンサー アンプリチュードのオフセット値です。
パート内のMS FXがオンになっているレーンのアンプリチュードが相対的に変化します。 設定値: −127~+127

Part Shape (Part Motion Sequencer Pulse Shape)

パートのモーションシーケンサー パルスシェイプを設定します。
各レーンのモーションシーケンサー ステップカーブパラメーターのオフセット値です。
パート内のMS FXがオンになっているレーンのうち、Controlがオンになっているパラメーターが相対的に変化します。 設定値: −100~+100

Part Motion Seq Smooth (Part Motion Sequencer Smoothness)

パートのモーションシーケンサー スムースネスを設定します。
各レーンのモーションシーケンサー スムースネスのオフセット値です。
パート内のMS FXがオンになっているレーンのスムースネスが相対的に変化します。 設定値: −127~+127

Part Motion Seq Random (Part Motion Sequencer Randomness)

パートのモーションシーケンサー ランダムネスを設定します。
シーケンスのステップバリューがランダムに変化する度合いを設定します。 設定値: 0~127

Motion Seq View Lane

Home画面のMotion Seq Viewで表示するLaneを選択します。

MS Select (Motion Sequence Select)

再生するモーションシーケンスを選びます。 設定値: 1~8

Lane画面では、モーションシーケンサーのレーンごとのパラメーターを設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Motion Seq → Lane
Motion Seq Master Sw (Motion Sequencer Master Switch)

パフォーマンス全体のモーションシーケンサーのオンオフを切り替えます。 設定値: Off、On

Motion Seq Part Sw (Motion Sequencer Part Switch)

パートのモーションシーケンサーのオンオフを切り替えます。 設定値: Off、On

Lane Select

レーンを選びます。 設定値: 1~4

Target Sequence

表示中のレーンとシーケンスです。

Edit Sequence

Motion Sequence Edit画面が開きます。
最大16ステップ(段階)で、シーケンスを作成します。

Motion Seq Step Value

モーションシーケンスの各ステップの値を設定します。
カーソルの位置に応じてコントロールスライダー1~8でステップ1~8、ステップ9~16の値をそれぞれコントロールできます。 設定値: 0~127

LaneSw (Lane Switch)

各レーンのオンオフを切り替えます。
1パートにつき最大4レーンのモーションシーケンサーが使用でき、パフォーマンス全体で同時に8レーンまで使用できます。オフにすると、そのレーンに関するパラメーターが表示されなくなります。 設定値: Off、On

MS FX (Lane FX Receive)

選択中のレーンがSwingやSmoothなどのモーションシーケンサーに対するノブ操作の効果を受けるか(On)受けないか(Off)を、設定します。 設定値: Off、On

Trigger (Lane Trigger Receive)

選択中のレーンが[MSEQ TRIGGER]ボタンの信号を受信するか(On)しないか(Off)を、設定します。
Onにすると[MSEQ TRIGGER]ボタンを押すまでモーションシーケンスが再生されなくなります。 設定値: Off、On

Sequence Select (Motion Sequence Select)

モーションシーケンスセレクトを切り替えます。 設定値: 1~8

Sync/Speedタブ
Sync (Lane Sync)

Control Assign画面で設定されるDestinationに適用されるモーションシーケンスの再生を、パフォーマンスのテンポ、ビート、アルペジオと同期させるかどうかを設定します。 設定値: Off、Tempo、Beat、Arp、Lane1 (Lane2~4選択時)
Off: レーンモーションシーケンサーは単独で再生される
Tempo: パフォーマンスのテンポに同期してレーンモーションシーケンサーが再生される
Beat: 拍に同期してモーションシーケンサーが再生される
Arp: 再生中のアルペジオの小節先頭と同期してレーンモーションシーケンサーが再生される
Lane1: レーン1と同期してレーンモーションシーケンサーが再生される

SyncがOffのとき
Speed (Lane Speed)

モーションシーケンスを再生する速さを設定します。
レーンモーションシーケンサーシンクがOffのときに有効なパラメーターです。 設定値: 0~127

Delay Time (Lane Key On Delay Time Length)

SyncがOffのとき、モーションシーケンスが再生されるまでの遅れ時間を設定します。 設定値: 0~127

Fade In Time (Lane Fade In Time Length)

SyncがOffのとき、モーションシーケンスの振幅が最大になるまでの時間を設定します。 設定値: 0~127

SyncがOff以外のとき
Unit Multiply (Lane Unit Multiply)

選択中レーンのモーションシーケンサーの再生時間を伸縮する度合いを変更します。
レーンモーションシーケンサーシンクがOff、Lane1以外のときに有効なパラメーターです。 設定値: 50%~6400%、Common、Arp
200%: 元の再生時間の2倍となり、結果としてテンポが半分にダウンする
100%: 元の再生時間のまま変更しない
50%: 元の再生時間の半分になり、テンポが倍になる
Common: 全パート共通のユニットマルチプライで設定した値が適用される
Arp: パートのアルペジオのユニットマルチプライで設定した値が適用される

Lane Key On Delay (Lane Key On Delay Time Length)

SyncがOff、Lane1以外のとき、モーションシーケンスが再生されるまでの遅れ時間をステップ単位で設定します。 設定値: 0~32

Lane Fade In (Lane Fade In Time Length)

SyncがOff以外のとき、モーションシーケンスの振幅が最大になるまでの時間をステップ単位で設定します。 設定値: 0~32

Lane Vel Limit (Lane Velocity Limit)

選択中のレーンのモーションシーケンスが再生されるベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。
レーンモーションシーケンサーシンクがLane1以外のときに有効なパラメーターです。
たとえば、最高値と最低値が逆になるように設定した場合は、モーションシーケンスが再生されるベロシティーの範囲を上下2つの範囲に分けて、その間の範囲ではモーションシーケンスが再生されないようにもできます。 設定値: 1~127

Loop/Lengthタブ
Key On Reset (Lane Key On Reset)

鍵(キー)を押したときにモーションシーケンスの再生をリセットするかどうかを設定します。
レーンモーションシーケンサーシンクがArp、Lane1以外のときに有効なパラメーターです。
また、TriggerがOnのとき無効です。 設定値: Off、Each-On、1st-On
Each-On: 鍵(キー)を弾くたびにシーケンスがリセットされ、シーケンスの初期状態から再生が始まる
1st-On: 鍵(キー)を弾いたときに1音めは必ずシーケンスがリセットされ、シーケンスの初期状態から再生が始まる。1音めをノートオフせずに2音めを弾いた場合は、2音めがリセットされない。

Loop (Lane Loop)

モーションシーケンスが繰り返し再生されるか、1回だけ再生されるかを切り替えます。
レーンモーションシーケンサーシンクがLane1以外のときに有効なパラメーターです。 設定値: Off、On

Loop Start

モーションシーケンスが繰り返し再生されるとき、2回目以降の開始ステップを設定します。 設定値: 1~Length (Loop Length)

Length (Motion Sequence Length)

モーションシーケンスのステップ数を設定します。 設定値: Loop Start (Lane Loop Start)~16

MS Grid (Motion Sequencer Grid)

モーションシーケンスを構成する1 Stepの長さを設定します。 設定値: 60、80、120、160、240、320、480

Control Assign画面では、パートのコントローラーを設定します。
任意のコントローラー(Source)に任意のパラメーター(Destination)を割り当てることで音色の自由なコントロールを可能にします。コントローラーにはピッチベンドホイールやノブなどの物理的な操作子だけでなく、モーションシーケンサーやエンベロープフォロワーを指定することもできます。
1つのパートに対して最大32種類の異なるコントローラーセットを同時に設定できます。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Mod/Control → Control Assign

Display Filterにスーパーノブが設定されている場合に、[+]をタップすると、画面上部にメッセージが表示され、自動的にCommon EditのControl Assign設定が追加されます。

NOTE

未使用のアサイナブルノブがないときには[+]は表示されません。

Auto Select

Display Filterのオートセレクト設定のオンオフを切り替えます。
オンにした場合は、設定を表示したいSourceのコントローラーを操作すると自動的にDisplay Filterに設定されます。 設定値: Off、On

Display Filter

設定表示するコントローラーを指定します。
Super Knobを選択すると、Super Knob Linkがオンになっている割り当て可能な設定がすべて表示されます。 設定値: PitchBend、ModWheel、AfterTouch、FootCtrl 1、FootCtrl 2、FootSwitch、Ribbon、Breath、AsgnKnob 1~8、Super Knob、AsgnSw 1、AsgnSw 2、MS Lane 1~4、EnvFollow 1~16、EnvFollowAD、EnvFollowMst、All

NOTE

Display Filterで指定されたコントローラーの設定が他のパートにも存在する場合は、そのパートと対応するPARTボタンが点滅します。

Edit Pitch Bend

ピッチの設定画面が表示されます。
[EDIT/] → General/Pitch → Pitchと同じ画面が表示されます。
SourceがPitchBend以外では表示されません。

Display Name (Assignable Knob Name)

サブ画面で表示するノブ1~8の名前を設定できます。
SourceがAsgnKnob 1~8以外では表示されません。

Edit Motion Sequencer

現在選択中のパートのMotion Seq → Lane画面が開きます。
最大16ステップ(段階)で、シーケンスを作成します。
SourceがMS Lane 1~4以外では表示されません。

Edit Envelope Follower

Envelope Follower Edit画面が開きます。
SourceがEnvFollow 1~16、EnvFollowAD、EnvFollowMst以外では表示されません。

Page

表示するDestinationを4個区切りで切り替えます。Destinationが4個以下のときは変更できません。 設定値: 1~8

Destination

コントロールの対象となるパラメーターを設定します。[+]をタップするとDestinationを追加できます。

Source

Destinationで選択したパラメーターを操作するコントローラーを設定します。 設定値: PitchBend、ModWheel、Ch. AT、FootCtrl 1、FootCtrl 2、FootSwitch、Ribbon、Breath、AsgnKnob 1~8、AsgnSw 1、AsgnSw 2、MS Lane 1~4、EnvFollow 1~16、EnvFollowAD、EnvFollowMst

Element Sw (Element Switch) 1~128

各エレメントに対してコントローラーの働きを有効にする(On)か、無効にする(Off)かを選択します。
Destinationのパラメーターがエレメントに関する場合だけ表示されます。
General/Pitch → Element Settings画面のEx Elem SwがONのときだけ、Display Elementを操作することで表示するスイッチの番号を変更できます。
表示できるスイッチの番号はGeneral/Pitch → Element Settings画面のElement Countで設定した値までです。 設定値: Off、On

Display Element

General/Pitch → Element Settings画面のEx Elem SwがONのときだけ表示されます。
Element Swの対応するエレメント番号を8個区切りで変更できます。
選択できるグループはGeneral/Pitch → Element Settings画面のElement Countで設定した値が含まれるグループまでです。
例: Element Countが30に設定されていた場合は、選択できるグループは25–32まで。 設定値: 1–8、9–16、...、121–128

Curve Type

Destinationで設定したパラメーターの変化カーブを設定します。
横軸はSourceで設定したコントローラーの値、縦軸はDestinationで設定したパラメーターの値を表します。 設定値: Standard、Sigmoid、Threshold、Bell、Dogleg、FM、AM、M、Discrete Saw、Smooth Saw、Triangle、Square、Trapezoid、Tilt Sine、Bounce、Resonance、Sequence、Hold、Harmonic、Steps、Init Curve 1~32 (ユーザーバンク選択時)、Library 1~24 (ライブラリーファイルを読み込んだ場合)

Param 1 (Curve Parameter 1)
Param 2 (Curve Parameter 2)

カーブの形状を調整します。
カーブタイプによっては無効です。

Destination to Name

設定されているDestinationのパラメーターがDisplay Nameにコピーされます。
SourceがAsgnKnob 1~8以外では表示されません。

Edit User Curve

User Curve Edit画面が開きます。
8点の線形補間(Linear)または8段階(Step)でカーブを作成します。

Edit Common Control Assign

Common EditのControl Assign画面が開きます。

Delete

選択中のDestinationを削除します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Mod/Control → After Touch
Keyboard AT Mode (After Touch Mode)

鍵盤から音源部に送信するアフタータッチの設定を切り替えます。
MONTAGE M6とMONTAGE M7ではこの設定に関係なく、常にChannelが有効です。設定値: Poly(ポリフォニックアフタータッチ)、Channel(チャンネルアフタータッチ)

Destination

コントロールの対象となるパラメーターを設定します。[+]をタップするとDestinationを追加できます。

Source

この画面では選択できません。
Poly AT固定です。

Element Sw (Element Switch) 1~128

各エレメントに対してコントローラーの働きを有効にする(On)か、無効にする(Off)かを選択します。
Destinationのパラメーターがエレメントに関する場合だけ表示されます。
General/Pitch → Element Settings画面のEx Elem SwがONのときだけ、Display Elementを操作することで表示するスイッチの番号を変更できます。
表示できるスイッチの番号はGeneral/Pitch → Element Settings画面のElement Countで設定した値までです。設定値: Off、On

Display Element

General/Pitch → Element Settings画面のEx Elem SwがONのときだけ表示されます。
Element Swの対応するエレメント番号を8個区切りで変更できます。
選択できるグループはGeneral/Pitch → Element Settings画面のElement Countで設定した値が含まれるグループまでです。
例: Element Countが30に設定されていた場合、選択できるグループは25–32まで。設定値: 1–8、9–16、...、121–128

Curve Type

Destinationで設定したパラメーターの変化カーブを設定します。
横軸はSourceで設定したコントローラーの値、縦軸はDestinationで設定したパラメーターの値を表します。
設定値: Standard、Sigmoid、Threshold、Bell、Dogleg、FM、AM、M、Discrete Saw、Smooth Saw、Triangle、Square、Trapezoid、Tilt Sine、Bounce、Resonance、Sequence、Hold、Harmonic、Steps、Init Curve 1~32 (ユーザーバンク選択時)、Library 1~8 (ライブラリーファイルを読み込んだ場合)

Polarity (Curve Polarity)

Curve Typeで設定したカーブの極性を設定します。 設定値: Uni、Bi
Uni: 単極。カーブの形状に応じてパラメーターが基準値のプラスかマイナス、どちらか片方の範囲でだけ変化
Bi: 双極。カーブの形状に応じてパラメーターが基準値のプラスとマイナス、両方の範囲で変化

Ratio (Curve Ratio)

カーブによるパラメーター値の変化比を設定します。 設定値: −64~+63

Edit User Curve

User Curve Edit画面が開きます。
8点の線形補間(Linear)または8段階(Step)でカーブを作成します。

Delete

選択中のDestinationを削除します。

Tx/Rx Switch画面では、コントロールチェンジなどのMIDIメッセージ送受信のオンオフを設定します。

NOTE

CC (Control Change)がオフのときは、コントロールチェンジに関するパラメーターが設定できません。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Mod/Control → Tx/Rx Switch
Transmit Sw (Transmit Switch)

送信スイッチが表示されます。
Part ModeがExternalまたはKeyboard Swをオフにしたときだけ表示されます。

Receive Sw (Receive Switch)

Part ModeがInternalのときだけ表示されます。

Keyboard Sw (Keyboard Control Switch)

キーボードコントロールでは、同時に演奏するパートを設定します。
Commonまたはキーボードコントロールがオンになっているパートを選んだ状態で鍵盤を弾いたとき、キーボードコントロールがオンになっているパートが同時に鳴ります。
キーボードコントロールがオフになっているパートは、そのパートを選んだときだけ、鍵盤を弾いたときに音が鳴ります。 設定値: Off、On

Tx/Rx Channel (Transmit/Receive Channel)

Part ModeがInternalのときに、MIDIの送受信に使うチャンネルを設定します。 設定値: Ch1~Ch16、Off

MIDI I/O Ch. (MIDI In-Out Channel)

MIDIの送受信に使うチャンネルが表示されます。

Transmit Ch.

Part ModeがExternalのときに、MIDIの送信に使うチャンネルを設定します。

Zone Settings

ゾーンの設定画面が表示されます。
[EDIT/] → General/Pitch → Zone Settingsの画面と同じです。

PC (Program Change)

プログラムチェンジの送信または受信をオンオフします。 設定値: Off、On

BankSelect (Bank Select)

バンクセレクトMSB/LSBの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

Pitch Bend

ピッチベンドホイール操作で発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。 設定値: Off、On

CAT (Channel After Touch)

チャンネルアフタータッチの送信または受信をオンオフします。 設定値: Off、On

PAT (Polyphonic After Touch)

ポリフォニックアフタータッチの送信または受信をオンオフします。 設定値: Off、On

CC (Control Change)

コントロールチェンジメッセージの送信または受信をオンオフします。 設定値: Off、On

Vol/Exp (Volume/Expression)

ボリューム設定の送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

Pan

パン設定の送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

MW (Modulation Wheel)

モジュレーションホイール操作で発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

Sustain

サスティン、ソステヌートのMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

FC1 (Foot Controller 1)
FC2 (Foot Controller 2)

別売のフットコントローラーを取り付け、操作したときに発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

FS (Foot Switch)

別売のフットスイッチを取り付け、操作したときに発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

A. Sw 1 (Assignable Function Switch 1)
A. Sw 2 (Assignable Function Switch 2)

[ASSIGN 1]ボタンまたは[ASSIGN 2]ボタンを押して発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

MS Trigger (Motion Sequencer Trigger)

[MSEQ TRIGGER]ボタンを押して発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

RB (Ribbon Controller)

リボンコントローラー操作で発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

BC (Breath Controller)

ブレスコントローラーに対応するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

Porta Sw (Portamento Switch)

[PORTAMENTO]ボタンを押して発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

Porta Time (Portamento Time)

PORTAMENTO [TIME]ノブ操作で発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

A. Knob 1~8 (Assignable Knob)

ノブ1~8操作で発生するMIDIメッセージの送信または受信をオンオフします。
CC (Control Change)がオフのときは無効です。 設定値: Off、On

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Mod/Control → Control Settings
Slider Direction

スライダーのModeがELEM/OP/OSCになっている場合に、このパートが選択されているときのコントロールスライダー1~8の向きを設定します。Reverseに設定すると、ボリューム表示がオルガンスライダーに変わります。オルガン表示は、パートを選んでから、View ModeをPart Infoにすると確認できます。 設定値: Normal(下から上)、Reverse(上から下)

Part LFO画面では、パートのLFOを設定します。

表示方法
  • [PERFORMANCE] → Part Common選択 → [EDIT/] → Mod/Control → Part LFO
LFO Wave

LFOのウェーブを選択して、LFOの揺らしかた(周期的な変化のしかた)を設定します。 設定値: Triangle、Triangle+、Saw Up、Saw Down、Squ1/4、Squ1/3、Square、Squ2/3、Squ3/4、Trapezoid、S/H1、S/H2、User

Edit User LFO

User LFO Edit画面が開きます。
最大16ステップ(段階)でLFO波形を作成します。

Tempo Sync (LFO Tempo Sync)

LFO Waveの変化の速さを、アルペジオやソングの再生テンポと同期させるかどうかを設定します。 設定値: Off (同期なし)、On (同期あり)

Tempo Syncがオフの場合
Speed (LFO Speed)

LFO Waveの変化の速さを設定します。
Tempo Syncがオンのときは無効です。 設定値: 0~63

Random Speed (Part LFO Random Speed Depth)

LFO Speedをランダムに変化させます。
Tempo Syncがオンのときは無効です。 設定値: 0~127

Tempo Syncがオンの場合
Tempo Speed (LFO Tempo Speed)

Tempo Syncがオンのときに有効なパラメーターで、LFO Waveの変化の速さを音符で設定します。 設定値: 1/16 (16分音符)、1/8 Tri. (8分音符の3連符)、1/16 Dot. (付点16分音符)、1/8 (8分音符)、1/4 Tri. (4分音符の3連符)、1/8 Dot. (付点8分音符)、1/4 (4分音符)、1/2 Tri. (2分音符の3連符)、1/4 Dot. (付点4分音符)、1/2 (2分音符)、Whole Tri. (全音符の3連符)、1/2 Dot. (付点2分音符)、1/4 × 4 (4分音符4拍:4拍子での全音符)、1/4 × 5 (4分音符5拍)、1/4 × 6 (4分音符6拍)、1/4 × 7 (4分音符7拍)、1/4 × 8 (4分音符8拍)、1/4 × 16 (4分音符16拍)、1/4 × 32 (4分音符32拍)、1/4 × 64 (4分音符64拍)

Delay (LFO Delay Time)

鍵(キー)を弾いてからLFOの効果が始まるまでの時間を設定します。
値が大きいほどLFOの効果が始まるまでの時間が長くなります。 設定値: 0~127

Fade In (LFO Fade In Time)

鍵(キー)を弾いてDelay(LFO Delay Time)で設定された時間を経過したあと、LFOの効果がフェードインしていく(徐々に深くかかっていく)時間を設定します。 設定値: 0~127
値が大きいほどLFOの効果が始まってから最大レベルになるまでの時間が長くなり、ゆっくりと変化が大きくなっていく
0: LFOの効果はフェードインされず、すぐに最大値になる

小さい値: 速いフェードイン

大きい値: 遅いフェードイン

Hold (LFO Hold Time)

LFOの効果が始まってから最大レベルに達したあとの持続時間を設定します。 設定値: 0~126、Hold
Hold: フェードアウトに移行しない

Fade Out (LFO Fade Out time)

鍵(キー)を弾いてHold (LFO Hold Time)で設定された持続時間を経過したあと、LFOの効果がフェードアウトしていく時間を設定します。
値が大きいほどLFOの効果が減衰していく時間が長くなり、ゆっくりと変化が小さくなっていきます。設定値: 0~127

小さい値: 速いフェードアウト

大きい値: 遅いフェードアウト

Key On Reset (LFO Key On Reset)

鍵(キー)を押したときにLFOの発振がリセットされるかどうかを設定します。 設定値: Off、Each-on、1st-on

Off

LFOの発振はリセットされず、鍵(キー)を弾き直すたびに、毎回鍵(キー)を弾いたときの位相から信号波形が始まる

Each-on

鍵(キー)を弾くたびにLFOの発振がリセットされ、波形の初期状態から信号波形が始まる

1st-on

鍵(キー)を弾いたときに1音めは必ずLFOの発振がリセットされ、波形の初期状態から信号波形が始まる

1音めをノートオフせずに2音めを弾いた場合は、2音めではリセットされない

Loop (LFO Loop Switch)

LFO Waveが繰り返し再生されるか、1回だけ再生されるかを切り替えます。 設定値: Off、On

Phase (LFO Phase)

LFO Waveがリセットされたときの初期位相を設定します。 設定値: 0°、90°、120°、180°、240°、270°

Element Phase Offset (LFO Element Phrase Offset)

Phaseで設定された値からのオフセット値をエレメントごとに設定します。 設定値: 0°、90°、120°、180°、240°、270°

Display Element

General/Pitch → Element Settings画面のEx Elem SwがONのときだけ表示されます。
ElementPhaseOffset、ElementDepthRatioの対応するエレメント番号を4個区切りで変更できます。
選択できるグループはGeneral/Pitch → Element Settings画面のElement Countで設定した値が含まれるグループまでです。
例: Element Countが30に設定されていた場合、選択できるグループは25–32まで。 設定値: 1–4、5–8、...、125–128

Element Phase Offset (LFO Element Phase Offset)

Phase(LFO Phase)で設定された値からのオフセット値をエレメント別に設定します。
LFO Waveがリセットされたときの初期位相をエレメントごとに設定します。
General/Pitch → Element Settings画面のEx Elem SwがONのときだけ、Display Elementを操作することで設定するオフセットのエレメント番号を変更できます。
表示されるElement Phase Offsetの番号はGeneral/Pitch → Element Settings画面のElement Countで設定した値までです。

Destination (LFO Destination)

LFO Waveでコントロールする機能を選択します。 設定値: Insertion Effect A Parameter 1~24、Insertion Effect B Parameter 1~24、Level、Pitch、Cutoff、Resonance、Pan、E.LFO Speed

Depth (LFO Depth)

DestinationごとのLFO Waveによるコントロールの深さを設定します。 設定値: 0~127

Element Depth Ratio (LFO Element Depth Ratio)

Depthをエレメントごとに調節します。
LFOの効果を切るにはOffに設定します。
Destinationがエレメントに関する場合だけ表示されます。
General/Pitch → Element Settings画面のEx Elem SwがONのときだけ、Display Elementを操作することで調節するDepthのエレメント番号を変更できます。
表示されるDepthの番号はGeneral/Pitch → Element Settings画面のElement Countで設定した値までです。 設定値: Off、0~127

ユーザーLFOの設定画面です。
最大16ステップ(段階)で、LFO波形を作成します。

Cycle

LFOのステップ数を設定します。 設定値: 2 steps、3 steps、4 steps、6 steps、8 steps、12 steps、16 steps

Slope

現在表示されている波形グラフの傾斜を変更設定します。 設定値: Off (傾斜なし)、Up (上昇の傾斜)、Down (下降の傾斜)、Up&Down (上昇して下降する傾斜)

User LFO Step Value

各ステップの値を設定します。 設定値: −64~+63

Template

LFO波形のテンプレートを選択します。