Osc/Tune画面では、エレメントのオシレーターを設定します。
サウンドの元になるウェーブフォームを選んだり、発音する音域やベロシティーの範囲などを設定したりします。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Osc/Tune

現在選ばれているエレメントを使用するかどうかの設定をします。設定値: Off、On
Number (Waveform Number)
Category (Waveform Category)
Sub Category (Waveform Sub Category)
Name (Waveform Name)
現在選ばれているエレメントのウェーブフォームです。
Bankでは、プリセットウェーブフォームとユーザーウェーブフォーム、ライブラリーウェーブフォームのどれがエレメントに割り当てられているかが表示されます。設定値: データリスト参照
XA(Expanded Articulation)は、生楽器に近い自然な音を出したり、シンセ系の音色での新たな演奏表現を作り出したりするために搭載された機能です。
XA Controlでエレメントの鳴らしかたを指定することで実現できます。
- 自然なレガートを再現する
XA ControlをNormalに設定したエレメントとXA ControlをLegatoに設定したエレメントを自動的に切り替わる設定にする - 鍵盤を離したときに発音する音を再現する
XA ControlをKey Offに設定したエレメントを作る - 同じ音を演奏しても発音が異なるといったばらつきを表現する
XA ControlをCycleに設定したエレメントとXA ControlをRandomに設定したエレメントを設定する - 生楽器特有の奏法を再現する
生楽器特有の奏法とは、たとえば、ギターのハーモニクスやミュート、フルートのフラッタータンギング、サックスのグロートーンなど
XA ControlをA.Sw1 On、A.Sw2 On、A.Sw Offのいずれかに設定したエレメントを作り、トップパネルの[ASSIGN 1]ボタンや[ASSIGN 2]ボタン使って操作する
[ASSIGN 1]ボタンと[ASSIGN 2]ボタンは、Common Edit画面でControl → Control Numberで設定されているコントロールチェンジナンバーを外部から送信することでもオンオフできます。
設定値: Normal、Legato、Key Off、Cycle、Random、A.Sw1 On、A.Sw2 On、A.Sw Off
Normal: 通常のエレメントとして鳴る
Legato: Mono/PolyがMonoに設定されている場合に、レガート演奏(あるキーを押したまま次のキーを押す演奏)をすると、Normalに設定されているエレメントの代わりに鳴る
Key Off: 鍵(キー)から指を離したときに鳴る
Cycle: Cycleに設定されているエレメントが複数ある場合に、それらのエレメントがエレメント番号順に鳴る
Random: Randomに設定されているエレメントが複数ある場合に、それらのエレメントがランダムに鳴る
A.Sw Off: [ASSIGN 1]ボタンと[ASSIGN 2]ボタンがともにオフになっている場合に鳴る
A.Sw1 On: [ASSIGN 1]ボタンがオンになっているときに鳴る
A.Sw2 On: [ASSIGN 2]ボタンがオンになっているときに鳴る
XA機能を使うときに、同じタイプのXA Controlに設定されたエレメントをグループ分けするための設定です。
XA ControlがすべてNormalに設定されている場合には、この設定による影響はありません。設定値: 1~8
エレメントの出力先を、インサーションエフェクトA、Bのどちらにするかを設定します。
また、インサーションエフェクトを通さないThruにも設定できます。設定値: Thru、InsA、InsB
USBフラッシュメモリーに保存されているオーディオデータをウェーブフォームとしてロードします。
ウェーブフォームをロードすると、Edit Waveformが表示されます。
Waveform Edit画面が開きます。
エレメントのピッチを半音単位でシフトします。設定値: −48~+48
エレメントのピッチを微調節します。設定値: −64~63
鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)で、ピッチが変化する度合いを設定します。 設定値: −64~63
プラスの値: 鍵(キー)を強く弾くほど音が高くなる
マイナスの値: 鍵(キー)を強く弾くほど音が低くなる
0: 元のピッチのまま変化しない
ファインチューニングによるピッチの変化を、鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。設定値: −64~63
プラスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときはピッチが下がり、高音部の鍵(キー)を弾いたときはピッチが上がる
マイナスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときはピッチが上がり、高音部の鍵(キー)を弾いたときはピッチが下がる
鍵(キー)を弾くたびにエレメントのピッチをランダムに変化させます。
値を大きくするほどピッチ変化が大きくなります。0に設定すると元のピッチのまま変化しません。設定値: 0~127
ベロシティーリミットの範囲外のベロシティーで鍵(キー)を弾いたときに、ベロシティーリミットから離れるにつれてオシレーターの出力レベルが徐々に下がっていくような状態にする設定です。
0に設定するとベロシティーリミットの範囲外のベロシティーでは音が鳴りません。設定値が大きいほどオシレーターの出力レベルの下がりかたがゆるやかになります。設定値: 0~127

鍵(キー)を押したあと、実際に音が出るまでの遅れであるKey On Delayのタイミングを、テンポと同期させるかどうかを設定します。設定値: Off、On
鍵(キー)を押したあと、実際に音が出るまでの遅れを設定します。
Tempo Syncがオンの場合は無効です。設定値: 0~127
Tempo Syncがオンの場合に有効なパラメーターで、Key On Delayのタイミングを音符で設定します。設定値: 1/16 (16分音符)、1/8 Tri. (8分音符の3連符)、1/16 Dot. (付点16分音符)、1/8 (8分音符)、1/4 Tri. (4分音符の3連符)、1/8 Dot. (付点8分音符)、1/4 (4分音符)、1/2 Tri. (2分音符の3連符)、1/4 Dot. (付点4分音符)、1/2 (2分音符)、Whole Tri. (全音符の3連符)、1/2 Dot. (付点2分音符)、1/4 × 4 (4分音符4拍:4拍子での全音符)、1/4 × 5 (4分音符5拍)、1/4 × 6 (4分音符6拍)、1/4 × 7 (4分音符7拍)、1/4 × 8 (4分音符8拍)
エレメントのウェーブを鳴らすベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。
93~34のように最低値と最高値が逆になるように設定した場合は、1~34と93~127の範囲で発音します。設定値: 1~127
エレメントを鳴らすノートの範囲(最低音と最高音)を設定します。
C5~C4のように最低音が最高音より高くなるように設定した場合は、C−2~C4とC5~G8の範囲で発音します。設定値: C−2~G8
Pitch/Key (Pitch Key Follow Sensitivity)の基準ノートを設定します。
ここで設定したノートナンバーの鍵(キー)では、Pitch/Keyの設定に関係なく、通常の音が鳴ります。設定値: C−2~G8
となりの鍵(キー)とのピッチ差を設定します。基準はCenter Keyで指定された鍵(キー)です。
このパラメーターは、音階演奏を必要としない効果音や、ノーマルパートとして打楽器を使う場合など、となりの鍵(キー)とのピッチ差が必ずしも半音である必要がない場合などで有効です。
設定値: −200%~+0%~+200%
+100% (通常の設定): となりの鍵(キー)とのピッチ差が半音になる
0%: となりの鍵(キー)とのピッチ差がなくなり、すべての鍵(キー)がCenter Keyのピッチで鳴る
マイナスの値: ノートの高低と実際に鳴る音の高低が入れ替わる

A: 低音側
B: Center Key
C: 高音側
D: ピッチ変化の量
E: Pitch/Key (Pitch Key Follow Sensitivity)が+100%の場合
F: 大きい
G: 小さい
ウェーブフォームのエディット画面です。
ここでは、ウェーブフォームを構成するキーバンクを設定します。
キーバンクとは、ボーカルの音声やオーディオ信号をデジタルデータとして本機内に取り込んだものです。
一般的にウェーブと呼ばれるデータとまったく同じものですが、後ほど説明するウェーブフォームと紛らわしいために本機ではキーバンクと呼んでいます。
本機内では、キーバンクは必ずいずれかのウェーブフォームに保存されています。
ウェーブフォームには、複数のキーバンクを保存することが可能です。たとえば、1つのウェーブフォームに数十個のキーバンクを保存することもできます。こうして、1つのウェーブフォームに多くのキーバンクを保存した場合は、1つの鍵盤を演奏してすべてのサンプルが発音するようでは収拾がつかないため、キーバンクごとに発音する鍵盤の範囲(Note Limit)や、ベロシティーの範囲(Velocity Limit)を設定できるしくみになっています。そうすることで、演奏する鍵盤の位置や鍵盤を弾く強さによって違うキーバンクが発音し、バリエーション豊かな音になります。
キーバンクとウェーブフォームの設定例

ウェーブフォームは、パートに組み込んで初めて鍵盤で演奏することが可能になります。
パートには、Part Edit (AWM2)のElement EditとDrum Part Edit (AWM2)のKey Editで、1エレメントについて1つずつウェーブフォームを割り当てることができるしくみになっています。

現在選択中のウェーブフォームが表示されます。
Sub Category (Waveform Sub Category)
ウェーブフォームが属するメインカテゴリーとそれに付属するサブカテゴリーを設定します。設定値: データリスト参照
ウェーブフォームに名前を付けます。英数字を最大20文字まで設定できます。
タップすると入力画面が表示され、名前を付けることができます。
ウェーブフォームが持つキーバンクの数と全データ容量が表示されます。
キーバンクが表示されます。
キーバンクのデータ容量が表示されます。
キーバンクが、ステレオかモノラルかが表示されます。
キーバンクが鳴るベロシティーの範囲(最低値と最高値)を設定します。設定値: 1~127
キーバンクが鳴るノートの範囲(最低音と最高音)を設定します。設定値: 1~127
元の波形データと同じ高さで再生されるキーを設定します。設定値: C−2~G8
キーバンクのボリュームを設定します。設定値: 0~255
キーバンクの定位を調節します。設定値: L63(左端)~C(中央)~R63(右端)
キーバンクのピッチを半音単位でシフトします。設定値: −64~+63
キーバンクのピッチを微調節します。設定値: −64~+63
キーバンクを削除します。
ウェーブフォームにキーバンクを追加します。
Pitch EG画面では、オシレーターのピッチエンベロープジェネレーターを設定します。
PEGのタイムとレベル(ピッチ変化の量)を設定し、鍵(キー)を弾いた瞬間から、音が消えるまでのピッチの時間的な変化を作ります。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Pitch EG

鍵(キー)を弾いてからHold Levelで設定したピッチを持続する時間を設定します。設定値: 0~127
Hold Timeが終わり、ピッチ変化がスタートしてから、Attack Levelで設定したピッチに達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
Attack Levelで設定したピッチに達してから、Decay1 Levelで設定したピッチに達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
Decay1 Levelで設定したピッチに達してから、Decay2 Levelで設定したピッチに達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
鍵(キー)を離してからRelease Levelに至るまでの時間を設定します。設定値: 0~127
鍵(キー)を弾いた瞬間のピッチを設定します。設定値: −128~+127
鍵(キー)を弾き、Hold Levelから最初に変化したときに到達するピッチです。設定値: −128~+127
Attack Levelに達してから、次の変化の目標となるピッチです。設定値: −128~+127
Decay1 Levelに達してから、次の変化の目標となるピッチです。設定値: −128~+127
鍵(キー)を離してから、最終的に到達するピッチです。設定値: −128~+127
Time/Keyの基準ノート(鍵(キー))を設定します。
ここで設定したキー(ノート)では、PEGで設定したピッチ変化の速さがそのまま再現されます。設定値: C−2~G8
PEGのピッチ変化の速さを、鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。
Center Keyに指定された鍵(キー)によって作られる、PEGの変化の速さが基準です。設定値: −64~+63
プラスの値: PEGの変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなる
マイナスの値: PEGの変化が低音部ほど速く、高音部ほど遅くなる
0: 鍵(キー)の高低によるPEGの変化はなくなる

A: Center Note
B: 遅い
C: 速い
D: 低音
E: 高音
F: プラスの値
G: マイナスの値
Segment (PEG Time Velocity Sensitivity Segment)
PEGによるピッチ変化の時間を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)によって増減する度合いを設定します。
まずSegment (時間区分)を選び、次にTime/Velの値(ベロシティーの感度)を設定します。 設定値: Time/Vel: −64~+63
プラスの値: 強いベロシティーでPEGの変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅くなる
マイナスの値: 強いベロシティーでPEGの変化が遅くなり、弱いベロシティーでは速くなる
0: ベロシティーによるPEGの変化はなくなる
強いベロシティー(ピッチ変化が速い)
弱いベロシティー(ピッチ変化が遅い)
設定値: Segment: Attack、Atk+Dcy、Decay、Atk+Rls、All
Attack: Attack Timeに対してTime/Velの値が影響する
Atk+Dcy: Attack TimeとDecay1 Timeに対してTime/Velの値が影響する
Decay: ディケイタイムに対してTime/Velの値が影響する
Atk+Rls: Attack TimeとRelease Timeに対してTime/Velの値が影響する
All: PEGのすべてのタイム設定に対してTime/Velの値が影響する
PEGによるピッチの変化幅を設定します。 設定値: −64~+63
0: 元のピッチのまま変化しない
値が0から離れるほどピッチ変化の幅が大きくなる
マイナスの値: ピッチ変化の高低が逆になる
Curve (PEG Depth Velocity Sensitivity Curve)
PEGによるピッチの変化幅を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)によって増減する度合いを設定します。
また、Curveはベロシティーに応じたPEG Depthの変化のしかたを設定します。横軸はベロシティー、縦軸はピッチ変化幅を表します。 設定値: Depth/Vel: −64~+63
プラスの値: 強いベロシティーでPEGの変化幅が広くなり、弱いベロシティーでは狭くなる
マイナスの値: 強いベロシティーでPEGの変化幅が狭くなり、弱いベロシティーでは広くなる
0: ベロシティーによるPEGの変化はなくなる
強いベロシティー(ピッチ変化の幅が広い)
弱いベロシティー(ピッチ変化の幅が狭い)
設定値: Curve: 0~4

Type画面では、エレメントで使用するフィルターのタイプを選びます。
選んだフィルターのタイプによって、設定できるパラメーターは異なります。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Filter → Type

エレメントで使用するフィルターを選びます。
本機で使えるフィルターは、大きく分けるとLPF、HPF、BPF、BEFの4タイプです。
設定値: LPF24D、LPF24A、LPF18、LPF18s、LPF12+HPF12、LPF6+HPF12、
HPF24D、HPF12、BPF12D、BPFw、BPF6、BEF12、BEF6、DualLPF、DualHPF、DualBPF、DualBEF、LPF12+BPF6、Thru
設定したカットオフ周波数よりも高い周波数の音をカットするフィルターです。
カットオフ周波数を上げるとパスする信号が多くなり音が明るくなります。
カットオフ周波数を下げると多くの信号がカットされるため音が暗くなります。
レゾナンスを上げると、カットオフ周波数付近の信号が増幅(ブースト)されて特徴的な音になります。
最も使いやすく、シンセサイザーの音作りに適したフィルターです。

LPF24D: デジタルならではのクセを持つ−24dB/octのLPF型ダイナミックフィルター。LPF24Aと比べ、レゾナンス効果が強く付けられる。

LPF24A: アナログシンセの4ポールLPF (−24dB/oct)に近い特性を持つ、デジタルのLPF型ダイナミックフィルター
LPF18: 3ポール(−18dB/oct)のLPF
LPF18s: 3ポール(−18dB/oct)のLPF。LPF18に比べると、なだらかな周波数カーブを持っている。
設定したカットオフ周波数よりも低い周波数の音をカットするフィルターです。
レゾナンスを上げると、カットオフ周波数付近の信号が増幅(ブースト)されて特徴的な音になります。

LPF12+HPF12: 2ポール(−12dB/oct)のLPFとHPFを2つシリアル(直列)に組み合わせたフィルター。HPFカットオフとHPFキーフォローセンシティビティーを設定できる
LPF6+HPF12: −6dB/octのLPFと−12dB/octのHPFを2つシリアル(直列)に組み合わせたフィルター。HPFカットオフとHPFキーフォローセンシティビティーを設定できる
HPF24D: デジタルならではのクセを持つ−24dB/octのHPF型ダイナミックフィルター。レゾナンス効果が強く付けられる。

HPF12: −12dB/octのHPF型ダイナミックフィルター
特定の周波数(カットオフ周波数)付近の周波数帯域の信号を通過させ、それ以外の周波数帯域の信号をカットするフィルターです。

BPF12D: デジタルならではのクセを持つ−12dB/octのHPFとLPFを組み合わせたフィルター

BPFw: −12dB/octのHPFとLPFを組み合わせたフィルターですが、通過させるバンド幅をより広く設定できる

BPF6: −6dB/octのHPFとLPFを組み合わせたフィルター

バンドパスフィルターと逆の特性を持ったフィルターです。
カットオフ周波数付近の音をカットして、カットオフ周波数の上下の周波数の音をパスします。

BEF12: −12dB/octのバンドエリミネートフィルター
BEF6: −6dB/octのバンドエリミネートフィルター
DualLPF: −12dB/octのLPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルター。2つのフィルター間の距離を、ディスタンスで設定する。フィルターの特性図は画面に表示される。

画面上では、低いほうのカットオフ周波数を設定。
のカットオフ周波数は低いほうに連動する
DualHPF: −12dB/octのHPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルター
DualBPF: −6dB/octのBPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルター
DualBEF: −6dB/octのBEFを2つシリアル(直列)に組み合わせたフィルター

画面上では、低いほうのカットオフ周波数を設定。
高いほうのカットオフ周波数は低いほうに連動する
LPF12+BPF6: −12dB/octのLPFと−6dB/octのBPFを2つパラレル(並行)に組み合わせたフィルター。2つのフィルター間の距離を、ディスタンスで設定する。

画面上では、低いほうのカットオフ周波数を設定。
高いほうのカットオフ周波数は低いほうに連動する
カットオフ周波数を設定します。
ここで設定した周波数が、Typeで設定したフィルターを信号が通過するときの基準です。設定値: 0~1023
カットオフ周波数を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)によって変化させる度合いを設定します。設定値: −64~+63
プラスの値: 鍵(キー)を強く弾いたときほどカットオフ周波数が高いほうへ移動します。
マイナスの値: 鍵(キー)を弱く弾いたときほどカットオフ周波数が高いほうへ移動します。
0: ベロシティーによるカットオフ周波数の変化はなくなります。
Width (Filter Width)
Filter Typeの種類によって表示が切り替わります。LPF、HPF、BPF (BPFwを除く)、BEFが選ばれている場合はResonance、BPFwの場合はWidthです。
Resonanceの場合は、レゾナンス効果の強さを設定します。ここでの設定により、Cutoffで設定したカットオフ周波数近くの信号を持ち上げ、音にクセを付けることができます。
Widthの場合は、BPFwによって通過させる周波数帯域の幅を設定します。
Filter Typeの種類によっては表示されません。設定値: 0~127
レゾナンス効果を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)によって増減する度合いを設定します。
Filter Typeの種類によっては表示されません。
設定値: −64~+63
プラスの値: 鍵(キー)を強く弾いたときほどレゾナンス効果が大きくなる
マイナスの値: 鍵(キー)を弱く弾いたときほどレゾナンス効果が大きくなる
0: レゾナンスの値は変化しない
フィルターのカットオフ周波数を、鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。
Center Keyに指定された鍵(キー)でのカットオフ周波数が基準です。設定値: −200%~+200%
プラスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が低く、高音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が高くなる
マイナスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が高く、高音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が低くなる
デュアルタイプのフィルターとLPF12+BPF6の、2つのカットオフ周波数の距離を設定します。
Filter Typeの種類によっては表示されません。設定値: −128~+127
ハイパスフィルターのキーフォロー(弾く鍵(キー)によって、フィルターのカットオフやFEGの音色変化の速さをコントロールする機能)の中心周波数を設定します。
数値を上げるとカットオフ周波数は高くなり、音の低音成分がカットされて音色が軽い感じになります。数値を下げるとカットオフ周波数は低くなり、音の低音成分を通すために音色がどっしりした感じになります。
このパラメーターはフィルタータイプがLPF12+HPF12、LPF6+HPF12の場合にだけ有効です。設定値: 0~1023
ハイパスフィルターのカットオフ周波数が、鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。
このパラメーターはフィルタータイプがLPF12+HPF12、LPF6+HPF12の場合にだけ有効です。設定値: −200%~+200%
プラスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が低く、高音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が高くなります。
マイナスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が高く、高音部の鍵(キー)を弾いたときほどカットオフ周波数が低くなります。
ゲイン(フィルターユニットへの信号の通過量)を設定します。
値を下げるとエレメントの音量が下がります。設定値: 0~255
Filter EG画面では、エレメントのフィルターエンベロープジェネレーターを設定します。
FEG(フィルターエンベロープジェネレーター)のタイムとレベル(カットオフ周波数の変化量)を設定し、鍵(キー)を弾いた瞬間から、音が消えるまでの音色の時間的な変化を作ることができます。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Filter → Filter EG

鍵(キー)を弾いてからHold Levelで設定したカットオフ周波数を持続する時間を設定します。設定値: 0~127
Hold Timeが終わり、カットオフ周波数の変化がスタートしてから、Attack Levelで設定したカットオフ周波数に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
Attack Levelで設定したカットオフ周波数に達してから、Decay1 Levelで設定したカットオフ周波数に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
Decay1 Levelで設定したカットオフ周波数に達してから、Decay2 Levelで設定したカットオフ周波数に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
鍵(キー)を離してからRelease Levelで設定したカットオフ周波数に至るまでの時間を設定します。設定値: 0~127
鍵(キー)を弾いた瞬間のカットオフ周波数を設定します。設定値: −128~+127
鍵(キー)を弾いてから最初に変化するカットオフ周波数です。設定値: −128~+127
Attack Levelに達してから、次の変化の目標となるカットオフ周波数です。設定値: −128~+127
鍵(キー)を押している間、持続し続けるカットオフ周波数です。設定値: −128~+127
鍵(キー)を離してから、変化の目標となるカットオフ周波数です。設定値: −128~+127
Time/Keyの基準音を設定します。
ここで設定したキー(ノート)では、フィルターEGで設定したカットオフ周波数の変化の速さがそのまま再現されます。
FEGの周波数の変化の速さを、鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。
Center Keyに指定された鍵(キー)によって作られるFEGの変化の速さが基準です。設定値: −64~+63
プラスの値: FEGの変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなる
マイナスの値: FEGの変化が低音部ほど速く、高音部ほど遅くなる
0: 鍵(キー)によるFEGの変化はなくなる

A: Center Key
B: 遅い
C: 速い
D: 低音
E: 高音
F: プラスの値
G: マイナスの値
設定値: C−2~G8
Segment (FEG Time Velocity Sensitivity Segment)
FEGによるカットオフ周波数の変化の時間を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)によって増減する度合いを設定します。
まずSegment(時間区分)を選び、次にTime/Velの値(ベロシティーの感度)を設定します。設定値: Time/Vel: −64~+63
プラスの値: 強いベロシティーでFEGの変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅くなる
マイナスの値: 強いベロシティーでFEGの変化が遅くなり、弱いベロシティーでは速くなる
0: ベロシティーによる変化はなくなる
強いベロシティー
(カットオフ周波数の変化が速い)
弱いベロシティー
(カットオフ周波数の変化が遅い)
設定値: Segment: Attack、Atk+Dcy、Decay、Atk+Rls、All
Attack: Attack Timeに対してTime/Velの値が影響する
Atk+Dcy: Attack Time/Decay1 Timeに対してTime/Velの値が影響する
Decay: ディケイタイムに対してTime/Velの値が影響する
Atk+Rls: Attack Time/Release Timeに対してTime/Velの値が影響する
All: FEGのすべてのタイム設定に対してTime/Velの値が影響する
FEGによるカットオフ周波数の変化幅を設定します。設定値: −64~+63
0: フィルターEGによるカットオフ周波数の変化がなくなる
値が0から離れるほどカットオフ周波数の変化の幅が大きくなる
マイナスの値: カットオフ周波数変化の高低が逆になる
Curve (FEG Depth Velocity Sensitivity Curve)
FEGによるカットオフ周波数の変化幅を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)によって増減する度合いを設定します。
Curveはベロシティーに応じたFEG Depthの変化のしかたを設定します。
横軸はベロシティー、縦軸はカットオフ周波数の変化幅を表します。設定値: Depth/Vel: −64~+63
プラスの値: 強いベロシティーでフィルターEGの変化幅が広くなり、弱いベロシティーでは狭くなる
マイナスの値: 強いベロシティーでフィルターEGの変化幅が狭くなり、弱いベロシティーでは広くなる
0: ベロシティーによるカットオフ周波数の変化はなくなる
強いベロシティー
(カットオフ周波数の変化幅が広い)
弱いベロシティー
(カットオフ周波数の変化幅が狭い)
設定値: Curve: 0~4

Scale画面では、エレメントのフィルタースケールを設定します。
フィルタースケールは、鍵(キー)の高低によって、フィルターのカットオフ周波数を変化させる機能です。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Filter → Scale

Cutoff Offsetを設定する4か所のノートナンバーを設定します。設定値: C−2~G8
Break Pointのノートナンバーは1から4まで順番に高くなるように自動調節されます。
4か所のブレイクポイントにCutoffを増減する値を設定します。設定値: −128~+127
Cutoffの上限や下限を超えるようなオフセットレベルを設定しても、実際のカットオフ周波数は上限や下限を超えることはありません。
Break Point 1より低い音は、1のカットオフ周波数になります。Break Point 4より高い音は、4のカットオフ周波数になります。
Level/Pan画面では、各エレメントのレベルやパン(ステレオ出力定位)を設定します。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Amplitude → Level/Pan

各エレメントの音量を鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。Center Keyの音量が基準です。設定値: −64~+0~+63
プラスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほど音量が小さく、高音部の鍵(キー)を弾いたときほど音量が大きくなります。
マイナスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほど音量が大きく、高音部の鍵(キー)を弾いたときほど音量が小さくなります。
各エレメントの出力レベル(音量)を設定します。設定値: 0~127
Offset (Level Velocity Offset)
Curve (Level Sensitivity Key Curve)
レベル(音量)を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)で変化させる度合いを設定します。Offsetは、Level/Velで決定した音量を一律に増減します。プラスした結果、値が127よりも大きくなる場合は、ベロシティーが127の音量になります。また、Curveはベロシティーに応じた音量の変化のしかたを設定します。横軸はベロシティー、縦軸は音量の変化幅を表します。設定値: Level/Vel: −64~+63
プラスの値: 鍵(キー)を強く弾いたときほど音が大きくなる
マイナスの値: 鍵(キー)を弱く弾いたときほど音が大きくなる
0: ベロシティーによる音量変化はなくなる
設定値: Offset: 0~127
Offset (Level Velocity Offset) = 0

Offset (Level Velocity Offset) = 64

Offset (Level Velocity Offset) = 96

A: Level/Vel (Level Velocity Sensitivity) = 0
B: Level/Vel (Level Velocity Sensitivity) = 32
C: Level/Vel (Level Velocity Sensitivity) = 64
X: 鍵(キー)を弾いたときのベロシティー
Y: 実際に音源に送るベロシティー
設定値: Curve: 0~4

各エレメントのステレオ定位を調節します。
パートを構成する複数のエレメントの定位が左右に分けて設定されている場合には、パンの効果がわかりにくいことがあります。設定値: L63~C~R63
鍵(キー)を弾くたびに左右交互に音の定位が移動する度合い(変化の幅)を設定します。
Panで設定した位置が左右への移動の基準位置です。設定値: L64~C~R63
鍵(キー)を弾くたびにランダムに音の定位が移動する度合いを設定します。
Panで設定した位置が定位の変化の中心です。設定値: 0~127
弾く鍵(キー)の位置(ノート)によって左右の音の定位が移動する度合い(変化の幅)を設定します。
Panで設定した値がC3での定位です。
設定値: −64~+0~+63
プラスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほど定位が左になり、高音部の鍵(キー)を弾いたときほど右に移動します。
マイナスの値: 低音部の鍵(キー)を弾いたときほど定位が右になり、高音部の鍵(キー)を弾いたときほど左に移動します。
Amp EG画面では、エレメントのAEG(アンプリチュードエンベロープジェネレーター)のタイムを設定します。鍵(キー)を弾いた瞬間から、音が消えるまでの音量の時間的な変化を作ることができます。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Amplitude → Amp EG

鍵(キー)を弾いてからAttack Levelで設定した音量に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
Attack Levelで設定した音量に達してから、Decay 1 Levelで設定した音量に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
Decay 1 Levelで設定した音量に達してから、Decay 2 Levelで設定した音量に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~127
鍵(キー)を離してから、音が消えるまでの時間を設定します。設定値: 0~127
鍵盤を弾いた瞬間の音量を設定します。設定値: 0~127
鍵(キー)を弾いてから最初に変化する音量です。設定値: 0~127
Attack Levelに達してから、次の変化の目標となる音量です。設定値: 0~127
鍵(キー)を押している間、持続し続ける音量です。設定値: 0~127
Time/Keyの基準ノートを設定します。ここで設定したノートでは、タイムで設定した音量変化の速さがそのまま再現されます。設定値: C−2~G8
AEGの音量変化の速さを、鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。Center Noteに指定された鍵(キー)によって作られるAEGの変化の速さが基準です。
設定値: −64~+63
プラスの値: AEGの音量変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなる
マイナスの値: AEGの音量変化が低音部ほど速く、高音部ほど遅くなる
0: 鍵(キー)によるAEGの音量変化はなくなる

A: Center Note
B: 遅い
C: 速い
D: 低音
E: 高音
F: プラスの値
G: マイナスの値
Time/Key (AEG Time Key Follow Sensitivity)のAEGリリースに対する感度を調整します。
値を下げると感度が下がります。
設定値: 0~127
127: Decay 1、Decay 2と同じTime/Key (AEG Time Key Follow Sensitivity)になる
0: AEGリリースに対するTime/Key (AEG Time Key Follow Sensitivity)の効果がなくなる
Segment (AEG Time Velocity Segment)
AEGによる音量変化の時間を、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)によって増減する度合いを設定します。
まずSegment(時間区分)を選び、次にTime/Velの値(ベロシティーの感度)を設定します。設定値: Time/Vel: −64~+63
プラスの値: 強いベロシティーでAEGの音量変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅くなる
マイナスの値: 強いベロシティーでAEGの音量変化が遅くなり、弱いベロシティーでは速くなる
0: ベロシティーによる変化はなくなる
強いベロシティー(音量変化が速い)
弱いベロシティー(音量変化が遅い)
設定値: Segment: Attack、Atk+Dcy、Decay、Atk+Rls、All
Attack: Attack Timeに対してTime/Velの値が影響する
Atk+Dcy: Attack Time/Decay 1 Timeに対してTime/Velの値が影響する
Decay: ディケイタイムに対してTime/Velの値が影響する
Atk+Rls: Attack Time/Release Timeに対してTime/Velの値が影響する
All: AEGのすべてのタイム設定に対してTime/Velの値が影響する
ここをOnにすると、別売のフットコントローラーFC3Aをリアパネルの[SUSTAIN]端子に接続することで、ハーフダンパー機能を使った演奏ができます。
ハーフダンパー機能を使うと、従来のようなダンパーペダルのオンオフだけでなく、実際のピアノのようにペダルを踏み込む量によってサウンドの響きをコントロールできます。設定値: Off、On
ハーフダンパースイッチをOnに設定しているとき、別売のフットコントローラーFC3Aを一番奥まで踏んだまま鍵(キー)を離してから音が消えるまでの時間を設定します。Half Damper (Half Damper Switch)がOffの場合は表示されません。
ペダルを踏む深さによって、ハーフダンパータイムからリリースタイムの間で減衰時間を調節できます。
ペダルを離すとリリースタイムで減衰する状態になります。リリースタイムを小さな値に設定し、ハーフダンパータイムを大きめの値に設定すると、実際のピアノに近い効果になります。
設定値: 0~127
Scale画面では、エレメントのアンプリチュードスケールを設定します。
アンプリチュードスケールは、鍵(キー)の高低によって、音量を変化させる機能です。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Amplitude → Scale

Level Offsetを設定するノートナンバーを設定します。設定値: C−2~G8
Break Pointのノートナンバーは1から4まで順番に高くなるように自動調節されます。
4か所のブレイクポイントにLevelを増減する値を設定します。設定値: −128~+127
Element EQ画面では、エレメントのイコライザーを設定します。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Element EQ

使用したいイコライザーのタイプを選びます。設定値: 2-band、P.EQ、Boost6、Boost12、Boost18、Thru
2-band: ある周波数(Low Freq、High Freq)を境にそれより高い周波数帯域や低い周波数帯域の信号レベルを増減させるタイプ(シェルビングタイプ)のイコライザー
P.EQ: 中心周波数(Freq)付近の信号レベル(Gain)を増減させるタイプのパラメトリックイコライザー
Boost6: 音量を6 dB上げる
Boost12: 音量を12 dB上げる
Boost18: 音量を18 dB上げる
Thru: イコライザーを通さず信号をそのまま通過

Low帯域の信号レベルを設定します。設定値: −12.00dB~+12.00dB
Low帯域の周波数を設定します。設定値: 50.1Hz~2.00kHz
High帯域の信号レベルを設定します。設定値: −12.00dB~+12.00dB
High帯域の周波数を設定します。設定値: 503.8Hz~10.1kHz

EQ Freqで設定された周波数帯域の信号レベルを設定します。設定値: −12.00dB~+12.00dB
ブーストまたはカットしたい周波数を設定します。設定値: 139.7Hz~12.9kHz
EQ Freqで設定した周波数付近の信号レベルをブーストまたはカットして、さまざまな周波数特性カーブを作ることができます。設定値: 0.7~10.3
Element LFO画面では、エレメントに効果するLFO(ローフリケンシーオシレーター)を設定します。
エレメントのLFO(ローフリケンシーオシレーター)は、低周波の信号を発振するユニットで、ピッチ、フィルター、アンプリチュードに対する変調(周期的な揺れを与えること)に使います。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Element選択 → Element LFO

LFOのウェーブを選択します。ここで選んだウェーブを使って、さまざまな音の揺れかたを作り出します。設定値: Saw、Triangle、Square
Saw (鋸歯状波)

Triangle (三角波)

Square (矩形波)

Speed (LFO Speed)の旧設定値(Off: 0~63)と新設定値(On: 0~415)を切り替えます。
旧設定値で作成されたデータと互換性を維持するためには、オフに設定します。設定値: Off、On
LFOウェーブの変化の速さを設定します。値が大きいほどスピードが上がります。設定値: 0~63(ExtendedLFOがOff)、0~415(ExtendedLFOがOn)
鍵(キー)を弾いてからLFOの効果が始まるまでの時間を設定します。設定値: 0~127
鍵(キー)を弾いてDelayで設定された時間を経過したあと、LFOの効果がフェードインしていく(徐々に深くかかっていく)時間を設定します。設定値: 0~127
値が大きいほどLFOの効果が始まってから最大レベルになるまでの時間が長くなり、ゆっくりと変化が大きくなっていく
0: LFOの効果はフェードインされず、すぐに最大値になる

小さい値: 速いフェードイン

大きい値: 遅いフェードイン
鍵(キー)を押したときにLFOの発振をリセットするかどうかを設定します。設定値: Off、On

LFOのウェーブでピッチの周期的な変化を作る(ビブラートがかかる)設定です。
値が大きいほどピッチの変化幅が広くなります。設定値: 0~127
LFOのウェーブでフィルターのカットオフ周波数の周期的な変化を作る(ワウがかかる)設定です。
値が大きいほどカットオフ周波数の変化幅が広くなります。設定値: 0~127
LFOのウェーブで音量の周期的な変化を作る(トレモロがかかる)設定です。
値が大きいほど音量の変化幅が広くなります。設定値: 0~127