Form/Freq画面では、オペレーターの波形と周波数を設定します。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Operator選択 → Form/Freq

ピッチ変化がスタートしてから、Attack Levelで設定したピッチに達するまでの時間を設定します。設定値: 0~99
Attack Levelで設定したピッチに達してから、PEGの変化量が0になるまでの時間を設定します。設定値: 0~99
鍵(キー)を弾いた瞬間のピッチを設定します。設定値: −50~+50
鍵(キー)を弾き、Initial Levelから最初に変化したときに到達するピッチです。設定値: −50~+50

オペレーターの基本波形を設定します。設定値: Sine、All 1、All 2、Odd 1、Odd 2、Res 1、Res 2
Sine: 倍音を一切含まない正弦波形
All 1: 広帯域に倍音を持つ波形
All 2: 狭帯域に倍音を持つ波形
Odd 1: 広帯域に奇数次倍音を持つ波形
Odd 2: 狭帯域に奇数次倍音を持つ波形
Res 1: 広帯域の特定の倍音にピークを持つ波形
Res 2: 狭帯域の特定の倍音にピークを持つ波形
波形の倍音帯域の裾の広がりを設定します。
この値を小さくするほど広がりが狭くなって特定の倍音が強調されます。
SpectralがSineの場合は無効です。設定値: 0~7
スペクトルのレゾナンス効果の感度を設定します。
中心周波数が高次倍音の次数の大きいほうに移動し、音色にクセを付ける共振効果が得られます。
SpectralがRes 1またはRes 2の場合だけ有効です。設定値: 0~99
オペレーターの基本波形に含まれるSineは倍音成分を持たない最も単純な波形ですが、その他の波形には倍音成分が含まれます。このため、FormがSine以外の波形を選んだ場合は、選んだ波形に応じて倍音や倍音中のピーク成分(フォルマント)を調節するパラメーターが使えるようになります。ここではスペクトルで表現した基本波形を見ながら、それぞれを制御する特徴的なパラメーターをいくつか示します。

Skirtの値を大きくして倍音分布を広げると倍音が増える

Resonanceの値を大きくすると中心周波数が高次倍音次数の大きいほうに移動する
Resonanceが0: 第1次倍音に移動
Resonanceが99: 第100次倍音に移動
鍵(キー)を押したときにオペレーターの発振をリセットするかどうかを設定します。
設定値: Off、On
Off: オシレーターの発振をリセットせず、鍵(キー)を弾き直しても、毎回鍵(キー)を弾いたときの位相から信号波形が始まる
鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)で、ピッチを変化させる度合いを設定します。
Freq ModeがFixedのときだけ有効です。設定値: −7~+7
プラスの値: 鍵(キー)を強く弾くほど音が高くなる
マイナスの値: 鍵(キー)を強く弾くほど音が低くなる
0: 元のピッチのまま変化しない
オペレーターの出力ピッチの設定を切り替えます。設定値: Ratio、Fixed
Ratio: 鍵(キー)ピッチに合わせて出力ピッチを設定する
Fixed: 鍵(キー)ピッチに関係なくCoarseとFineで一定のピッチを指定する
各オペレーターの出力ピッチを調節します。設定値: Freq ModeがRatioの場合: 0~31、Freq ModeがFixedの場合: 0~21
各オペレーターの出力ピッチを微調節します。設定値: Freq ModeがRatioの場合: 0~99、Freq ModeがFixedの場合: 0~127
各オペレーターの出力ピッチをわずかに高めまたは低めにします。
CoarseやFineで同じ値を設定している場合でも、Detuneを設定したオペレーターでは微妙なピッチのずれが生じるため、結果的に音の広がりやうねりを作り出せます。設定値: −15~+15
となりの鍵(キー)とのピッチの差を設定します。
Freq ModeがFixedのときだけ有効です。設定値: 0~99
0: となりの鍵(キー)とのピッチの差がなくなり、すべての鍵(キー)でCoarseとFineで設定したピッチが鳴る
99: となりの鍵(キー)とのピッチの差が半音になる
Level画面では、オペレーターのレベル全般の項目を設定します。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Operator選択 → Level

鍵(キー)を弾いてからRel (Hold) Levelで設定した値に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~99
鍵(キー)を弾いてからAttack Levelで設定した値に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~99
Attack Levelで設定した値に達してから、Decay 1 Levelで設定した値に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~99
Decay 1 Levelで設定した値に達してから、Decay 2 Levelで設定した値に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~99
鍵(キー)を離してから、Rel (Hold) Levelで設定した値に達するまでの時間を設定します。設定値: 0~99
鍵(キー)を弾いてから最初に変化する値です。設定値: 0~99
Attack Levelに達してから、次の変化の目標となる値です。設定値: 0~99
鍵(キー)を押している間、持続し続ける値です。設定値: 0~99
鍵(キー)を離してから、最終的に到達する値です。設定値: 0~99

各オペレーターの出力レベルを設定します。設定値: 0~99
レベルを、鍵(キー)を弾く強さ(ベロシティー)で変化させる度合いを設定します。設定値: −7~+7
プラスの値: 鍵(キー)を強く弾いたときほど音が大きくなる
マイナスの値: 鍵(キー)を弱く弾いたときほど音が大きくなる
0: ベロシティーによる音量変化はなくなる
AEGのレベル変化の速さを、鍵(キー)の高低によって増減する度合いを設定します。設定値: 0~7
プラスの値: AEGの音量変化が低音部ほど遅く、高音部ほど速くなる
0: 鍵(キー)によるAEGの音量変化はなくなる
アンプリチュードスケーリングのブレイクポイントとなるノートナンバーを設定します。設定値: A−1~C8
Lvl/Key Hi (Level Scaling High Depth)
変化カーブの急峻さを設定します。設定値: 0~99
Curve Hi (Level Scaling High Curve)
アンプリチュードスケーリングの変化カーブを設定します。設定値: −Linear、−Exp、+Exp、+Linear
ブレイクポイントで設定したピッチを境界として、Curve Loで左側のカーブを決め、Lvl/Key Loでそのカーブの急峻さを決めます。
同様にCurve Hiで右側のカーブを決め、Lvl/Key Hiでそのカーブの急峻さを決めます(下図参照)。

ブレイクポイントに設定したキーではオペレーターレベルで設定したままの出力レベルです。ブレイクポイントより左側のキーではCurve LoとLvl/Key Lo で設定したカーブに合わせて、右側のキーではCurve HiとLvl/Key Hiで設定したカーブに合わせて、それぞれ出力レベルが補正されます。Expタイプのカーブでは出力レベルは指数的な変化、Linerタイプでは直線的な変化が得られます。どちらの場合もブレイクポイントから遠ざかるピッチほど出力レベルが大きく変化します。
アルゴリズムの検索画面です。
オペレーターの最大直列接続長やキャリアの数でフィルタリングできます。

オペレーターの最大直列接続長でフィルタリングします。設定値: 1~8
キャリアの数でフィルタリングします。設定値: 1~8