Osc/Tune画面ではオシレーターの全般的なパラメーターを設定します。
この画面で使用可能な変調と波形変形機能には、FM(周波数変調)、リングモジュレーション、オシレーターシンク、Pulse Width、Wave Shaperがあります。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Oscillator選択 → Osc/Tune

オシレーターの波形を設定します。 設定値: Saw1、Saw2(Saw1の音を太くしたバリエーション)、Square、Triangle、Sine

オシレーターの音量を調節します。 設定値: 0~511
オシレーターの音量をベロシティーで操作する大きさを設定します。 設定値: −255~+0~+255
オシレーター出力を正負反転します。 設定値: Off、On
オシレーターの出力先を選びます。 設定値: Filter、Amp
オシレーターのピッチをオクターブ単位で設定します。 設定値: 64’、32’、16’、8’、4’、2’、1’
オシレーターのピッチを細かく設定します。 設定値: −1200~+0~+1200(cent)
オシレーターの周波数を別のオシレーターを使って変調します。
FMの効果の大きさを設定します。 設定値: 0~255
FMの効果をベロシティーで操作する大きさを設定します。 設定値: −255~+0~+255
2つのオシレーターの信号をかけ合わせることで、金属的な非調和な音を作ります。
リングモジュレーションの大きさを設定します。 設定値: 0~255
リングモジュレーションをベロシティーで操作する大きさを設定します。 設定値: −255~+0~+255
2つのオシレーターを強制的に同期させることで複雑な波形を作り出すしくみです。
AN-X音源では、オシレーターごとに自身の同期のタイミングを設定するしくみを内蔵しているため、単体のオシレーターだけで複雑な波形を作ることが可能です。
オシレーターシンクの効果の大きさを設定します。 設定値: 0~4800(セント)(25セント単位)
ベロシティーでSync Pitchを操作する大きさを設定します。 設定値: −255~+0~+255
Pulse Width(パルス幅)とは、Square波形のプラス部分とマイナス部分の長さの割合です。
Pulse Widthが小さいとき

Pulse Widthが50%

Pulse Widthが大きいとき

AN-X音源では、Square波形以外にもPulse Widthを設定することができ、それぞれ特有の波形変化をします。
Pulse WidthをLFOなどで変調することをPulse Width Modulation(パルス幅変調: PWM)といい、独特なうねり感を持ったサウンドを作ることができます。
AN-X音源ではOsc EGとOsc LFOを使ってPWMを行うことができ、Osc EG画面、Osc LFO画面でOsc EG, Osc LFOでのPWMの大きさを設定します。
波形のPulse Widthを設定します。 設定値: 1.0%~50.0%~99.0%
Pulse Widthをベロシティーで操作する大きさを設定します。 設定値: −255~+0~+255
波形を変形して音に独特のひずみ感と倍音変化を与えます。
Wave Shaperの効果の大きさを設定します。
Wave Shaperを使うと波形がダイナミックに変形します。
設定値: 0~255
Wave Shaperをベロシティーで操作する大きさを設定します。 設定値: −255~+0~+255
Part Edit (AN-X)のGeneral/Pitch → Pitch EG画面が表示されます。
Part Edit (AN-X)のGeneral/Pitch → Pitch LFO画面が表示されます。
Oscillator EditのOsc EG画面が表示されます。
Oscillator EditのOsc LFO画面が表示されます。
Osc EG画面ではオシレーターのエンベロープジェネレーターを設定します。
鍵(キー)を弾いた瞬間から、音が消えるまでのSync、Pulse Width、Wave Shaperの時間的な変化を作ることができます。
ピッチの時間的な変化はPitch EGで行います。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Oscillator選択 → Osc EG

キーオンからEGがアタックのレベルに達するまでの時間を設定します。 設定値: 0~255
キーオンからEGがディケイのレベルに達するまでの時間を設定します。 設定値: 0~255
サステインレベルを設定します。 設定値: 0~511
鍵(キー)を離してからEGが0になるまでの時間を設定します。 設定値: 0~255
SyncをOsc EGで操作する大きさを設定します。 設定値: −4800~+4800(cent)
Pulse WidthをOsc EGで操作する大きさを設定します。 設定値: −127~+0~+127
ShaperをOsc EGで操作する大きさを設定します。 設定値: −127~+0~+127
Osc LFO画面ではオシレーターのLFOを設定します。
- [PERFORMANCE] → [EDIT/
] → Part選択 → Oscillator選択 → Osc LFO

LFOの波形を選択します。
ここで選んだウェーブを使って、さまざまな音の揺れかたを作り出します。
設定値: Saw、Square、Triangle、Sine、Random

鍵(キー)を押したときにLFOの発振がリセットされるかどうかを設定します。 設定値: Off、On

LFOの波形の変化の速さを設定します。 設定値: 0~415
鍵盤を弾いてからLFOの効果が始まるまでの時間を設定します。 設定値: 0~127
鍵盤を弾いてDelayで設定された時間を経過したあと、LFOの効果がフェードインしていく時間を設定します。 設定値: 0~214
鍵(キー)を押したときにリセットするLFOの位相を設定します。 設定値: 0、30、45、60、90、120、135、150、180、210、225、240、270、300、315、330(°)
SyncをOsc LFOで操作する大きさを設定します。 設定値: −4800~+4800(cent)
Pulse WidthをOsc LFOで操作する大きさを設定します。 設定値: −127~+0~+127
ShaperをOsc LFOで操作する大きさを設定します。 設定値: −127~+0~+127