YDS Controller マニュアル

ユーザーボイスの設定

ユーザーボイスの設定について説明します。

ボイス選択画面

ボイス選択画面が表示されます。

全部で20のユーザーボイス(U01-U20)を選択できます。編集したいボイスをタップして選択します。

ボイスエディット画面

選択したボイスを編集できます。

1.   Voice Name

ボイス名を編集します。

2.   Voice Group

ボイスのグループを選択します。

3.   Preset Voice

プリセットボイスを選択します。

4.   Transpose

ピッチを半音単位で上下させます。

5.   Volume

演奏時の音量を設定します。

6.   Effect Type

エフェクトの種類を選択します。また、選択したエフェクトのパラメーターを設定します。それぞれの効果とパラメーターは以下の通りです。

エフェクト種類

効果

パラメーター

ROTARY SP(ロータリースピーカー)

オルガンサウンドでポピュラーなレスリースピーカーの効果をシミュレートしたエフェクト。

LFO Freq, Drive

DISTORTION 1(ディストーション1

音を歪ませるエフェクト。

Overdrive, Output Level

DISTORTION 2(ディストーション2

音を歪ませるエフェクト。

PreAmp, Output

CHORUS(コーラス)

複数の音源が同時に鳴っているような、音に奥行きと厚みを付加するエフェクト。

LFO Freq, LFO Depth

FLANGER(フランジャー)

(周波数特性的に)強いうねりを作りだすエフェクト。

LFO Freq, LFO Depth

PHASER(フェーザー)

フィードバック回路と位相をずらして原音とミックスするフェーズシフト回路を持つエフェクト。

LFO Freq, LFO Depth

TREMOLO(トレモロ)

音量を周期的に変化させるエフェクト。

LFO Freq, AM Depth

AUTO PAN(オートパン)

音の定位を周期的に左右に動かすエフェクト。

LFO Freq, L/R Depth

LPF(ローパスフィルター)

設定した周波数よりも高い成分を減衰させるフィルター。

Cutoff Offset, Resonance

HPF(ハイパスフィルター)

設定した周波数よりも低い成分を減衰させるフィルター。

Cutoff Offset, Resonance

7.   Analog Controller Type

アナログコントローラーに割り当てる機能を選択します。

割り当て機能

説明

Pitch Bend(ピッチベンド)

ピッチを上げ下げする。

Modulation(モジュレーション)

音に揺れの効果を与える。

Portamento(ポルタメント)

音のつながりを滑らかにする。

8.   Pitch Bend Range

ピッチベンドの上げ下げの幅を設定します。値が大きいほど幅が広くなります。

9.   Portamento Time

ポルタメントの速さを設定します。値が大きいほど、音のつながる速度が遅くなります。