AUTOMIXER画面

この画面に含まれる項目は以下のとおりです。

a

ONボタン

チャンネルのオン/オフを切り替えます。

b

Levelインジケーター

音声がオートミックスに適切なレベルになると緑に点灯します。

ご注意

  • Levelインジケーターが点滅したら、入力ゲインを上げます。Levelインジケーターが赤く点灯したら、入力ゲインを下げます。

c

Automix Gain

オートミキサーのゲインを表示します。

d

weight

入力チャンネル間の相関的な感度を調整します。入力がない場合にゲインがどれもほぼ同レベルになるようにウェイト設定を調整します。たとえば、1本のマイクの近くでノイズが聞こえる場合(例:コンピューターの通気ファンやエアコンの通風音など)、そのチャンネルのウェイト値を下げるとノイズが抑えられます。

オートミキサーは、グループ内のすべての入力のミックスに対する特定チャンネルの入力レベルの比を計算します。次の例でweightコントロールの仕組みを説明します。

1つのチャンネルでウェイト設定値を上げた場合

  • そのチャンネルのオートミックスゲイン値が上がり、他のチャンネルの値は下がります。
  • ウェイト設定値が高いチャンネルは、他のチャンネルに比べてオートミックスゲインを得やすくなります。

1つのチャンネルでウェイト設定値を下げた場合

  • そのチャンネルのオートミックスゲイン値が下がり、他のチャンネルの値は上がります。
  • 複数のマイクで同時に話している場合に、他のマイクとの聞き分けが難しくなります。

e

group

各チャンネルは2つのグループ(a/b)に割り振ることができます。グループ機能は以下の用途に便利です。

  • 複数の部屋を使用時:各部屋のマイクをグループ分けし、個々のオートミキサーとして使用します。
  • ステレオパン:左右中央にパンさせたマイクをそれぞれのグループに割り当て、安定したステレオ臨場感を維持します。

f

チャンネル

入力チャンネル(CH1~CH8固定)が表示されます。

g

Group Bypassボタン

オンにすると各グループ(a/b)をバイパスします。