リアパネル

DM3シリーズのリアパネルの機能と名称について説明します。

a

[OMNI OUT]端子

アナログ音声信号を出力するXLR-3-32タイプの出力端子です。主にMIXチャンネルとSTEREOチャンネルの信号を出力するのに使用します。

b

[INPUT]端子

マイクや楽器を接続します。

  • 1 〜12 :
  • XLR-3-31タイプの入力端子です。
  • 13 〜16 :
  • XLRタイプ、TRSフォーンタイプの両プラグに対応したコンボ端子です。

c

電源スイッチ

スイッチが(|)上の場合、電源がオンになります。

スイッチが(z)の場合、電源がスタンバイになります。

ご注意

  • 電源スイッチは、最後の操作後10 秒以上経過して からスタンバイにしてください。本製品は、スタン バイ直前の状態を保存し、電源オンのときに再現しま す。
  • 電源スイッチをスタンバイにしてから再度オンに する場合は、6 秒以上の間隔を空けてください。連 続して電源スイッチのオン/ オフをすると、誤動作 の原因になることがあります。

d

[DC INPUT]端子

付属の電源アダプターを接続します。まず本製品と電源アダプターを接続し、次に電源プラグをコンセントに差し込みます。

警告

  • 電源コードは、必ず付属のものを使用してください。また、付属の電源コードをほかの製品に使用しないでください。故障、発熱、火災などの原因になります。付属の電源コードは日本国内専用(125V まで)です。

注意

  • 電源コードを接続したり、取り外す前に必ず電源スイッチをスタンバイにしてください。
  • 電源を切った状態 ( 電源がスタンバイの状態 ) でも 微電流が流れています。本製品を長時間使用しない ときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてく ださい。

e

Dante PRIMARY/SECONDARY端子(DM3のみ)

Tio1608-DなどのI/Oデバイスをはじめ、Danteオーディオネットワークと接続するための端子です。コネクターはNeutrik社製etherCON CAT5eと適合するRJ-45コネクターをお使いください。

ご注意

  • 電磁干渉防止のためには、STP (Shielded Twisted Pair) ケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)をお使いください。STPケーブルは、コネクターの金属部分とケーブルのシールド部分を導電テープなどで確実に接触させてください。
  • お知らせ
  • Dante ネットワーク内では、ネットワークスイッチのEEE機能(*) を使用しないでください。EEE機能に対応したスイッチ間では、消費電力の相互 設定が自動で調整されますが、相互設定の調整が正し く機能しないスイッチもあります。 これにより、Dante ネットワーク内の不適切な場面で スイッチのEEE機能が有効になってしまう可能性が あり、クロック同期性能が悪化して音声が途切れる場 合があります。 そのため、以下の点にご注意ください。
    • マネージドスイッチを使用する場合、Dante を使用 するすべてのポートのEEE機能をオフにしてくださ い。EEE機能がオフにできないスイッチは使用しな いでください。
    • アンマネージドスイッチを使用する場合、EEE機能 に対応したスイッチを使用しないでください。 これらのスイッチはEEE機能をオフにできません。

    *EEE (Energy Efficient Ethernet) 機能: ネットワーク のトラフィックが少ないときにイーサネット機器の消 費電力を減らす技術。グリーンイーサネットや IEEE802.3az とも呼ばれます。

f

[USB TO HOST]端子

USBタイプB の端子です。

USBケーブルでコンピューターと接続することで、最大18 イン/18 アウト、96 kHz/32ビットのオーディオ インターフェースとして機能します。また、USB-MIDIによるDM3シリーズのコントロールと、DAWソフトウェアのリモートコントロールができます。

コンピューターとの通信にはYamaha Steinberg USB Driverのインストールが必要です。

ご注意

  • USBケーブルは、3m未満のものをご使用ください。
  • USBケーブルの抜き差しは、6秒以上間隔を空けて行ってください。

g

ネットワーク端子

イーサネットケーブル(CAT5e以上を推奨)を使用して、コンピューターと接続するRJ-45端子です。

ご注意

  • 電磁干渉防止のためには、STPShielded Twisted Pair)ケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)をお使いください。