INPUT画面

INPUT画面では、INPUT PATCHの設定、ファンタム電源のオン/オフ、位相の切り替え、入力ゲインを設定します。

CH1-16の場合

ST INFX RTNチャンネルの場合

a

INPUT PATCHボタン

インプットチャンネルの入力ソース(入力ポート)を選択します。

  • IN :
  • [INPUT]端子に接続した機器からの入力。
  • DANTE :
  • Danteポートからの入力。DM3Dante接続されたTio1608-Dなどのステージボックスからの入力の選択に使用してください。
  • USB :
  • [USB TO HOST]端子に接続したコンピューターからの入力。
  • FX :
  • FX BUSからの入力。
  • PB :
  • Playbackからの入力。トップパネルのUSB端子に挿入したストレージデバイスなどからの入力を選択します。

ジャンプボタンをタッチすると、INPUT CH PATCH画面を表示します。

お知らせ

  • USBを選択したときは、ゲインスライダーがデジタルゲインとなり、+48Vボタンが非表示になります。
  • DM3 STANDARDDanteを使用できません。
  • DANTEを選択した場合、ヘッドアンプの操作ができない機器からの入力のときは、ゲインスライダーがデジタルゲインとなり、+48Vボタンが非表示になります。

入力ソースをDANTEに設定しても、DANTE機器側がオフラインのチャンネルの場合やDANTEがセカンダリーポートで動作している場合、OFFLINEが表示されます。

入力ソースをDANTEに設定しても、エラーが発生している場合、ERRORが表示されます。

b

GainFinder(ゲインファインダー)

入力ゲインレベルを表示します。音声を入力したときに、レベル表示が中央に合うように調整すると、入力ゲインを適切な範囲に設定できます。インプット選択でUSBを選択しているときは、デジタル段の入力ゲインレベルが表示されます。

c

レベルメーター

ゲイン調整後のレベルを表示します。

d

デジタルゲインテキストボックス

デジタルゲインを設定します。初期設定では0 dBに設定されています。テキストボックスをタッチし、フォーカスした状態で[TOUCH AND TURN]ノブを回すと値が変化します。また、フォーカスした状態で再度テキストボックスをタッチすると、キーボード画面から値を直接入力できます。

e

+48Vボタン

ヘッドアンプのファンタム電源(+48V)のオン/オフを切り替えます。

  • オン :
  • ファンタム電源をオンにします。
  • オフ :
  • ファンタム電源をオフにします。

インプット選択がUSBのときは非表示になります。

ご注意

  • ファンタム電源について
    ファンタム電源が不要な場合、+48Vボタンをオフにしてください。
    ファンタム電源を使用する場合は、本体/外部機器の故障やノイズを防ぐために、次の内容にご注意ください。
  • [INPUT]端子にファンタム電源非対応の機器を接続するときは、+48Vボタンをオフにする。
  • +48Vボタンをオンにしたまま、ケーブルの抜き差しをしない。
  • +48Vボタンのオン/オフは、そのチャンネルのボリュームをすべて最小にした状態で行う。

お知らせ

  • ファンタム電源を使用中で、[INPUT]端子に接続されている機器のHotCold間の出力インピーダンスに差がある場合にはノイズが発生することがあります。

f

ゲインスライダー

インプット選択がINPUTのときは、ヘッドアンプのアナログゲインを設定します。

アナログゲインを+17 dBと+18 dBの間で変化させると、PAD(-24 dB)のオン/オフが切り替わります。

インプット選択がUSBのときは、デジタルゲインを設定します。

g

φ(フェイズ)ボタン

信号の位相を切り替えます。

オンにすると、入力される信号の位相を反転します。

h

Gain Unlinkボタン

ステレオチャンネルの場合に表示されます。ボタンを押している間、ゲイン操作のリンクが一時的にオフになり、左右のゲインを個別に操作できます。ボタンを離すと、ボタンを離したときの差分を保ったまま左右のゲインがリンク動作します。