リダンダント接続
リダンダント接続とは、主回線(PRIMARY)と副回線(SECONDARY)の2回線で構成されたネットワークです。通常はPRIMARY回線で通信していますが、PRIMARY回線に断線などのトラブルが発生した場合は、自動的に通信がSECONDARY回線に切り替わります。スター接続のときに、この方法で接続することによって、デイジーチェーンで構築されたネットワークよりも、ネットワーク障害に強い環境を構築できます。
AUTO SETUPを使用したDM3とI/Oデバイスの接続例
DM3とI/OデバイスのDante端子を使って、以下のように接続します。

I/Oデバイスの設定
DM3のAUTO SETUPを使用してTio1608-D、DZR-D/DXS-XLF-Dと接続する場合、以下のように設定します。
[Tio1608-Dの設定]
- UNIT ID = 1
- SECONDARY PORT = REDUNDANT
- START UP MODE = REFRESH
- QUICK CONFIG = OFF

[DZR-D/DXS-XLF-Dの設定]
- UNIT ID = 1-8の任意のID
- MODE (DANTE MODE) = STANDARD
AUTO SETUPを使用しない場合は、Dante Controllerを使用して、それぞれのI/Oデバイスの説明に従って設定してください。
DZR-D/DXS-XLF-DのUNIT IDは、DZR-D/DXS-XLF-D本体のDANTE SETUP画面で設定します。
お知らせ
- HAリモートはSECONDARY側から操作できません。
- DZR-D/DXS-XLF-DのDanteにはSECONDARYの機能がありません。

