- ホーム
- 本書について
本書について
本製品は、店舗や商業スペースで音声やBGMの再生に使用するサテライトスピーカーです。
この取扱説明書では、本製品を施工する方に安全に設置いただくための設置方法や仕様を説明しています。
安全に設置いただくためのご注意は製品に同梱されております「はじめにお読みください」に記載しています。設置の前に必ずお読みください。
警告表示の意味
この取扱説明書では、次のような表示をしています。
表示の内容を理解してから本文をお読みください。
注意
- 「傷害を負う可能性が想定される」内容です。
注意喚起を示す記号
- 注記
- 「物的損害が発生する可能性が想定される」内容です。
- NOTE
- 「知っておくと製品をより活用できる」内容です。
- この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。
- 本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
- ご利用の機器、契約により、正常に表示されない場合があります。
- サイトに接続(アクセス)する際には、通信料が発生する場合があります。
- ネットワークや通信環境により、ご利用いただけない場合があります。
- Google Analyticsについて
Manual Development Group
© 2017 Yamaha Corporation
2018年3月 改訂 CR-D0
- ホーム
- スピーカーを取り付ける
- ホーム
- スピーカーを取り付ける
- スピーカーの設置角度について
スピーカーの設置角度について
スピーカー本体の可動範囲は下向きに30度です。マウント金具のTILTの刻印のある方向に合わせてスピーカー本体が傾きます。
マウント金具の設置角度と合わせて下図のように設置できます。
例1:マウント金具を45度
例2:マウント金具を90度
- ホーム
- スピーカーを取り付ける
- 壁、天井へのスピーカー取り付け
壁、天井へのスピーカー取り付け
付属のマウント金具を使って、壁や天井にスピーカーを取り付けます。
取り付ける場所に十分な強度があることを確認してから、取り付けを行なってください。
- 注記
スピーカーの取り付け作業は、アンプの電源を切ってから作業してください。
- NOTE
このスピーカーはアクリル系ラッカー塗料で塗装できます。詳しくは「塗装する」をご参照ください。
事前準備(ケーブルの処理)
ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルにはより線を使用し、図のようにむき出して配線してください。
- NOTE
- 断線の原因となりますので、より線を使用する場合は、はんだめっきしないでください。
- マイナスドライバーはブレード幅が3mm以下のものを使用してください。
マウント金具を壁や天井に取り付ける
- スピーカーの取り付け位置を決めます。
- マウント金具(実物)を参考に、マウント金具取り付け位置とスピーカーケーブル引き出し位置を決めます。
- 壁や天井にマウント金具を取り付けます。
2ヶ所の長孔の幅は5.0mm、中央の長孔の幅は11.0mm です。
結線をする
- ユーロブロックプラグ端子ネジをマイナスドライバーでゆるめたあと、結線部にケーブルを差し込み、端子ネジをしっかりと締め付けます。
ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してください。 - ユーロブロックを本体のソケットに取り付けます。
スピーカーをマウント金具に固定する
- 注記
ケーブルのはさみこみに注意して取り付けてください。
- スピーカーとマウント金具の切りかきの位置を合わせて、スピーカーをはめこみます。このとき、時計回りの方向にひねり固定します。
- ホーム
- スピーカーを取り付ける
- 天井に埋め込む(CMA1Mを使った取り付け)
天井に埋め込む(CMA1Mを使った取り付け)
VXS1MLは別売りのシーリングマウントアダプターを使って天井に埋め込んだ設置ができます。
取付可能天井板厚は5mm~35mmです。
事前準備(ケーブルの処理)
ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルにはより線を使用し、図のようにむき出して配線してください。
- NOTE
- 断線の原因となりますので、より線を使用する場合は、はんだめっきしないでください。
- マイナスドライバーはブレード幅が3mm以下のものを使用してください。
天井に穴を開ける
注意
- 穴を開ける際に、破片や粉などが目に入らないようにご注意ください。
- 付属の型紙を天井にあてて、開口のための線を描きます。
- NOTE
- 開口部のサイズが合わないとスピーカーが取り付けられなくなるため、必ず付属の型紙を使用してください。開口部のサイズは100mm × 100mmです。
- 線に沿って穴を開けます。
スピーカーにシーリングマウントアダプターを取り付ける
- シーリングマウントアダプターをスピーカーにはめ込み、付属のネジ(4x16mm)で固定します(2か所)。
結線をする
- パワーアンプからのケーブルをターミナルカバーに通します。
- ユーロブロックプラグ端子ネジをマイナスドライバーでゆるめたあと、結線部にケーブルを差し込み、端子ネジをしっかりと締め付けます。
ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してください。 - ユーロブロックを本体のソケットに取り付けます。
- ターミナルカバーを付属のネジ(4x16mm)で取り付けます。
天井に固定する
- 両手で固定用バネ(4か所)を押さえながら天井の開口部にくぐらせます。
取付可能天井板厚は5mm~35mm です。 - 天井とスピーカーでケーブルを挟まないようにゆっくりと天井に押し上げます。
シーリングマウントアダプターと天井面に隙間がないことを確認してください。
- ホーム
- スピーカーを取り付ける
- 照明レールに取り付ける(RMA1MB を使った取り付け)
照明レールに取り付ける(RMA1MB を使った取り付け)
VXS1MLは別売りのレールマウントアダプターRMA1MBを使って照明レールへの設置ができます。
注意
- レールマウントアダプターRMA1MBにはVXS1ML以外のものを取り付けないでください。
- スピーカーの取り付け作業中は、照明レールへの電源供給を切ってください。
- スピーカー配線はレール内を通さないでください。
- 照明器具の発熱を考慮して、距離を離して設置してください。密着させると過熱し、⽕災のおそれがあります。
- 注記
取り付け時には電動ドライバーを使⽤しないでください。製品が破損するおそれがあります。
- NOTE
レールマウントアダプターは、開⼝部が下向きの照明レール以外には取り付けないでください。
事前準備(ケーブルの処理)
ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルにはより線を使用し、図のようにむき出して配線してください。
- NOTE
- 断線の原因となりますので、より線を使用する場合は、はんだめっきしないでください。
- マイナスドライバーはブレード幅が3mm以下のものを使用してください。
対応レールについて
本製品は、Aが1.5mm以上6.0mm以内かつB が3mmを超える照明レールに取り付けできます。
レールマウントアダプターにマウント⾦具を取り付ける
- レールマウントアダプターにマウント⾦具の⽳位置を合わせて、付属のネジで固定します(2 か所)。
結線をする
- パワーアンプからのケーブルをマウント⾦具の⽳に通します。
- ユーロブロックプラグ端⼦ネジをマイナスドライバーでゆるめたあと、結線部にケーブルを差し込み、端⼦ネジをしっかりと締め付けます。ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してください。
レールマウントアダプターをレールに固定する
- レールマウントアダプターの中央のネジを反時計回りの⽅向にゆるめます。
このとき、取り付ける照明レールのA⼨法に合わせて、クランパーの位置を調整します。 - レールマウントアダプターを照明レールに指し込み、中央のネジを時計回りの⽅向に締めます。
クランパーが回転し、さらにネジを回すごとにクランパーが下がり、照明レールに固定されます。- NOTE
レールマウントアダプター上部に⽩線(図の矢印部分)が確認できます。この⽩線はクランパーが正しく回転してい ることを⽰します。
⽩線が⾒えない場合は、正しく固定されていない可能性があります。設置状態を⼗分にご確認ください。
- 注記
- レールマウントアダプターが確実に固定されていることを確認してください。
- ネジは、1.0N・m以上のトルクで締めないでください。クランパーが破損するおそれがあります。
- ユーロブロックを本体のソケットに取り付けます。
スピーカーをマウント⾦具に固定する
- 注記
ケーブルのはさみこみに注意して取り付けてください。
- スピーカーとマウント⾦具の切りかきの位置を合わせて、スピーカーをはめこみます。このとき、時計回りの⽅向にひねり固定します。
- ホーム
- 塗装する
塗装する
VXS1ML本体の塗装にはアクリル系ラッカー塗料を推奨します。
注意
- 作業中、換気には十分ご注意ください。
- グリル脱着時は、けがなどに十分ご注意ください。
- 注記
- 揮発性溶剤を使用する場合、火気には十分ご注意ください。火災や事故の原因になることがあります。
- 塗料によりスピーカーにダメージが生じた場合の保証はいたしかねます。
グリルの塗装
- グリルを傷つけないように注意して、スピーカーから取り外します。
マイナスドライバーなどの先端が細く薄い工具を使って、スピーカーの上下どちらかから取り外してください。- NOTE
無理に力を入れると、グリルが歪む原因となりますので、ご注意ください。
- グリル表面のエンブレムを取り外します。
エンブレムは粘着テープで固定されています。 - 塗装の前にグリルの汚れをふき取ります。
やすりがけはしないでください。 - スプレー式塗料をグリルに噴きかけます。
- NOTE
グリルの穴が塗料で塞がらないようにしてください。穴が塗料で塞がれると音質が低下する原因になります。
- 塗装が完全に乾いたらグリルにエンブレムを取り付けます。
- グリルをスピーカーに取り付けなおします。
スピーカー本体の塗装
- 塗装の前に本体の汚れをふき取ります。
やすりがけはしないでください。 - スプレー式塗料を本体に噴きかけます。
バッフル、接続端子に塗料がかからないように、マスキングなどをしてください。 - 塗装が完全に乾くまで乾燥させます。
シーリングマウントアダプターの塗装
- 塗装の前にシーリングマウントアダプターの汚れをふき取ります。
やすりがけしないでください。 - スプレー式塗料をシーリングマウントアダプターに噴きかけます。
- 塗装が完全に乾くまで乾燥させます。