スピーカー設定を自動で調整する(YPAO)
付属のYPAO用マイクを使って、スピーカーの接続や視聴位置との距離を検出し、音量バランスや音色などのスピーカー設定を自動で調整します(YPAO:Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)。
お知らせ
- テレビやスピーカーの接続が終わってからYPAOを実行してください。
- YPAOの実行前に、スピーカー構成の設定をしてください。設定方法については次をご覧ください。
- 測定中は大きな音を出力します。音量は調節できません。
- 測定中は部屋の後方の隅にとどまり、大きな音を出さないでください。スピーカーとYPAO用マイクの間を遮ったり、大きな音を出したりすると正しく測定することができません。
- ヘッドホンは接続しないでください。
- z(レシーバー電源)キーで本機の電源を入れる。
- テレビの電源を入れ、テレビ側の入力を本機(HDMI OUT端子)からの映像に切り替える。
- サブウーファーの電源を入れ、音量を半分に調節する。
クロスオーバー周波数を調節できる場合は最大にする。

- 付属のYPAO用マイクを視聴位置(耳の高さ)に置き、前面のYPAO MIC端子に接続する。
- 三脚などをマイクスタンドとして使用し、YPAO用マイクを視聴位置(耳の高さ)に置いてください。三脚のネジを使ってマイクを固定できます。

- テレビに次の画面が表示されます。
a | 設定メニューの「パワーアンプ割り当て」の設定値 |
- 測定を始めるには、カーソルキーで「スタート」を選び、ENTERキーを押す。
- 10秒後に測定が始まります。すぐに測定を始める場合は、ENTERキーを押します。所要時間は約3分です。
- 測定が終わると、テレビに次の画面が表示されます。
a | スピーカーの本数(前方スピーカー/後方スピーカー/サブウーファー) |
b | スピーカーの距離(最も近いスピーカー/最も遠いスピーカー) |
c | スピーカーの音量補正範囲 |
d | 警告メッセージ(発生時のみ) |
お知らせ
- 測定を一時中断するには、RETURNキーを押します。
- エラーメッセージ(E-1など)や警告メッセージ(W-1など)が表示された場合は、次をご覧ください。
- 警告メッセージの対象になっているスピーカーは、本体前面ディスプレイのスピーカー表示が点滅します。
- (本体前面ディスプレイでの操作時)複数の警告メッセージが生じた場合は、カーソルキーで表示を切り替えて確認してください。
- 測定結果を確認し、ENTERキーを押す。
- 測定結果をスピーカー設定に反映するには、カーソルキーで「保存」を選び、ENTERキーを押す。
- 補正されたスピーカー設定が反映されます。
お知らせ
- 測定結果を反映せずに終了するには、「キャンセル」を選びます。
- YPAO用マイクを本機から取り外す。
- これでスピーカー設定は完了です。
注意
- YPAO用マイクは熱に弱いため、高温になる場所(AV機器の上など)や直射日光が当たる場所を避けて保管してください。

