ヤマハテクノロジーに関する用語

本説明書で使用するヤマハテクノロジーに関する用語、技術を解説します。

サイレントシネマ

ヘッドホンでマルチスピーカーによる音場再生を仮想的に再現する技術です。すべての音場プログラムはヘッドホン用に効果調整されており、自然で立体感あふれるサラウンドをお楽しみいただけます。

シネマDSP(デジタル・サウンド・フィールド・プロセッサー)

本来映画館用に設計されたシステムをご家庭で再生すると、部屋の広さや壁の材質、スピーカーの数などの条件の違いによって、同じソフトであっても視聴感に差が出てしまいます。シネマDSPは、豊富な実測データに基づく独自の音場技術を応用することで、音のスケールや奥行き、音量感を補い、ご家庭でも映画館のような視聴体験を実現します。

シネマDSP 3D

高さ方向の情報も含めた3次元の実測音場データを応用し、立体的な3D音場を再現します。

バーチャルシネマDSP

フロントスピーカー2本のみでも、仮想的にサラウンドスピーカーの音場を再現する技術です。サラウンドスピーカーを設置していなくとも、豊かな音場プログラム再生をお楽しみいただけます。

バーチャルシネマフロント

サラウンドスピーカーを前方に配置したときに、後方の音場を再現する技術です。サラウンドスピーカーを前方に配置しても、サラウンド再生をお楽しみいただけます。

バーチャル・プレゼンス・スピーカー(VPS)

センタースピーカーとサラウンドスピーカーを使用し、仮想的にプレゼンススピーカーの音場を再現する技術です。プレゼンススピーカーを設置しない場合でも、シネマDSPの豊かな3次元音場空間をお楽しみいただけます。

ミュージックエンハンサー

携帯音楽プレーヤーやPCなどで使用される圧縮オーディオフォーマット(MP3、AACなど)で不足しがちな高音域と低音域を拡張・強調する技術です。これにより圧縮オーディオをより音楽的にダイナミックにお楽しみいただけます。

バーチャル・サラウンドバック・スピーカー(VSBS)

サラウンドスピーカーを使用し、仮想的にサラウンドバックスピーカーの音場を再現する技術です。サラウンドバックスピーカーを設置しない場合でも、シネマDSPの後方奥行き感ある音場空間をお楽しみいただけます。

YPAO(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)

付属のYPAO用マイクを使って、スピーカーの接続や視聴位置との距離を検出し、音量バランスや音色などのスピーカー設定を自動で調整する技術です。