EQ画面

EQ画面では、音声の周波数特性を補正します。

CH1-16、ST INFX RTN1-2、MIX1-6、STEREOMATRIX1-2に、4バンドのパラメトリックEQが用意されています。CH1-16では、HPF(ハイパスフィルター)を使用できます。[TOUCH AND TURN]ノブだけで簡単に操作できる1-knobモードと、個別にパラメーターを操作するマニュアルモードの切り替えもこの画面で操作します。

4バンドパラメトリックEQ

a

EQボタン

EQのオン/オフを切り替えます。

b

HPFボタン

HPF(ハイパスフィルター)のオン/オフを切り替えます。

CH1-16で表示します。

c

1-knobボタン

1-knob EQモードとマニュアルモードを切り替えます。

1-knob EQモードのときは、ボタンの横に1-knobレベルスライダーが表示されます。

d

1-knobレベルスライダー

1-knob EQのかかり具合を調節します。

マニュアルモードの場合は、選択中のバンドのQ/F/Gの情報が表示されます。

e

EQモードタイプ選択ボタン

マニュアルモードのときは、フィルタータイプを選択します。LOWバンドとHIGHバンドはフィルタータイプを切り替えできます。

CH1-CH16のLOWバンドは、ローシェルビングとベルタイプを選べます。

それ以外のチャンネルEQ(専用のHPFが装備されていないチャンネルEQ)では、HPF、ローシェルビング、ベルタイプから選べます。

HIGHバンドは、LPF、ハイシェルビング、ベルタイプから選べます。

1-knob EQモードの場合は、1-knob EQのタイプを選択します。ボーカルには「Vocal」を、それ以外の楽器には、「Intensity」を選びます。

Intensity」の場合は、マニュアルモードで設定した値を中間値として、フラットから設定値をさらに強調した設定の間を操作できます。

出力チャンネルのEQには「Loudness」が用意されています。低域と高域を強調する設定を操作できます。

選択できるタイプは、次のようにチャンネルによって異なります。

 

CH1-16

HPF+4Band

ST IN

4Band

FX RTN

4Band

MIX

4Band

STEREO

4Band

MATRIX

4Band

Intensity

Vocal

×

×

×

×

×

Loudness

×

×

×

f

EQアウトプットレベルメーター

EQの出力レベルを表示します。

g

周波数特性表示/設定

EQやフィルターのパラメーターの設定値が表示されます。各バンドの周波数やゲインなどの変更に従って、特性カーブが変化します。

1-knob EQモードの場合は、1-knobレベルスライダーをタッチして、[TOUCH AND TURN]ノブまたは1-knobレベルスライダーを操作します。

マニュアルモードでは、カーブ上のハンドルをドラッグして、設定を変更します。

HPFがオンのときは、HPFのハンドルをドラッグして、カットオフ周波数を操作します。HPFは、1-knobのタイプがIntensityのときも独立して操作できます。

h

RTA/鍵盤表示

グラフの下部でパラメーターのない場所をタッチすると、RTA、鍵盤、表示なし、の順に表示が切り替わります。RTAは、入力音がEQで調節されたあとの周波数特性をグラフで表示します。鍵盤表示は、調節する周波数と楽器の音階との関係を視覚的に把握できます。

i

RTA Offset

RTAの感度を調節します。タッチするとフォーカスされ、[TOUCH AND TURN]ノブで操作できます。

EQ画面のメニュー

EQ画面右端のメニュースワイプインジケーターを左にスワイプすると、以下のメニューが表示されます。

a

Copy

選択しているチャンネルのEQのパラメーターをコピーします。

b

Paste

コピーしたEQのパラメーターを、選択しているチャンネルにペーストします。

c

Compare

選択しているチャンネルのEQのパラメーターと、コピーしたEQのパラメーターを切り替えて比較します。

d

Gain Flat

選択しているチャンネルのEQゲインをフラットに設定します。

e

Default

EQの設定を初期状態に設定します。