STモードとLCRモード

STEREOバスは、メインのスピーカーに信号を出力するために利用します。STEREOバスに信号を送る方法としては、STモードとLCRモードという2つのモードがあり、チャンネルごとに選択できます。それぞれのモードの特徴は、次のとおりです。

STモード

インプットチャンネル、MIXチャンネルからSTEREO AバスとSTEREO Bバスのそれぞれに対して、独立して信号を送る方法です。

  • STEREO AバスとSTEREO Bバスに送られる信号のオン/オフを、個別に切り替えができます。
  • インプットチャンネル、MIXチャンネルからSTEREO AバスとSTEREO BバスのL/Rに送られる信号の定位はTO ST PANノブで操作します。

MONOについて

SELECTED CHANNEL VIEW画面のL/R PATHプルダウンメニューで、STEREO BをMONOに設定できます。MONOのときは、STEREO BのLとRに同じ信号が出力されます。

LCRモード

インプットチャンネル、MIXチャンネルからの信号を、STEREO A (L/R)とSTEREO B (C)の合計3本のバスに一括して送る方法です。

  • STEREO AバスとSTEREO Bバスに送られる信号のオン/オフを、一括して切り替えができます。
  • インプットチャンネル、MIXチャンネルからSTEREO A (L/R)バスに送られる信号とSTEREO B (C)バスに送られる信号のレベル比を、CSR (センターサイドレシオ)ノブで設定できます。
  • インプットチャンネル、MIXチャンネルからSTEREO A (L/R)バスとSTEREO B (C)バスに送られる信号のレベルは、TO ST PANノブ/BALANCEノブの設定に応じて変化します。
お知らせ
  • LCRモードを使うには、STEREO BをMONOに設定します。
  • STEREO BをCENTERチャンネルとして使用します。