基本的な使い方
3. 基本的な使い方
3.1. DME内部のAFC Imageコンポーネントとの同期方法
DME内部のAFC ImageコンポーネントとAFC Image Controllerが同期して動作する状態を「オンライン状態」、同期していない状態を「オフライン状態」と呼びます。ここでは、AFC Image ControllerとDMEを同期する手順を説明します。
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SystemウインドウからSettingsタブを開き、ネットワークの設定を行います。
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[Select Network Interface]で使用する[Network Interface]を選択します。
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[Select Device]で、コントロールするDMEを選択します。
[Match Device by]で[Unit ID]を選択した場合には、[Select Device]欄から接続先のDMEを選択します。
[IP Address]を選択した場合には、IP Addressを入力し、Findボタンを押します。機器が発見されれば情報が表示されます。DMEのネットワーク設定については、DME7/DME10リファレンスマニュアルを参照してください。 -
[Select Component]で、操作する対象のAFC Imageコンポーネントを選択します。
ProVisionaire DesignでPIN Codeを設定した場合、Onlineを選択した際にPIN Codeの入力が必要です。正しいPIN CodeがAFC Image Controllerに保存された状態で、ProVisionaire DesignからPIN CodeをOffに設定すると、Online時にPIN Code入力ダイアログが出ることがあります。その場合は何も入力せずOKを押すことで、AFC Image Controllerに保存されたPIN Codeをクリアすることができます。 -
[Sync and Connect]で、[To Device/From Device]を選択し、[Online]を選択します。
接続したDME本体のデータをAFC Image Controllerで読み込む場合は[From Device]を選択してください。
詳細な手順については、 4.6.4 の項目をご参照ください。
3.2. 接続するスピーカーのセットアップ/Zoneの設定
AFC Imageを正しく使用するには、実際に設置したスピーカーをAFC Image Controller上のSystem > Speakersで正確に位置情報を入力する必要があります。
また、配置したスピーカーにZoneを設定することで、音声の出力が可能になります。
Zoneは最大32個作成できます。各Zoneには複数のスピーカーを割り当てることができ、そのZoneに再生するサウンドオブジェクトを割り当てることができます。
詳細な手順については、
4.6
の項目をご参照ください。
3.3. Input系のセットアップ
AFC Image Controllerでは、入力する音源をサウンドオブジェクトとして扱い、最大で128サウンドオブジェクトまで配置できます。
設定したスピーカーの位置に対して、サウンドオブジェクトを任意のポジションに置くことで、自在に音像を定位させることができます。
詳細な手順については、
4.3
の項目をご参照ください。