SEQTRAK ユーザーガイド

9. サウンドデザイン

9.1 サウンドパラメーターを調整する

トラックノブを押して、サウンドパラメーターを調整するトラックを選択します。Sound Designノブを回して、選択したトラックのサウンドパラメーターを調整できます。また、Sound Designノブを押し回しすることで、サウンドパラメーターを大きく変化させることができます。調整対象のサウンドパラメーターは、インデックスに表示されます。

9.1.1 サウンドパラメーターの操作ページを切り替える

Sound Design Pageボタンを押して、サウンドパラメーターの操作ページを切り替えられます。ページごとに異なるサウンドパラメーターの調整項目が設定されています。

Sound Design Pageボタンを2秒以上長押しすると、アドバンス状態に移行します。アドバンス状態を解除するときも同様の手順です。アドバンス状態になると、操作ページが増え、サウンドパラメーターの調整項目が増えます。

9.1.2 Drumトラックのサウンドパラメーター調整項目

Page

Sound Designノブ

調整項目

パラメーターロック/

モーション
レコーディング

インデックス表示

1

1

SOUND SELECT

-

SOUND

2

PITCH

PITCH

3

PAN

PAN

4

VOLUME

VOLUME

2

1

AEG ATTACK

ATTACK

2

AEG DECAY

DECAY

3

LP-HP FILTER CUTOFF

FILTER

4

LP-HP FILTER RESONANCE

RESONANCE

3

(ADVANCED)

1

REVERB SEND

REVERB

2

DELAY SEND

DELAY

3

EQ HIGH GAIN

OTHER

4

EQ LOW GAIN

OTHER

9.1.3 Synthトラック(SYNTH 1SYNTH 2)のサウンドパラメーター調整項目

Page

Sound Designノブ

調整項目

パラメーターロック/

モーション
レコーディング

インデックス表示

1

1

SOUND SELECT

-

SOUND

2

MONO/POLY/CHORD

-

MONO/POLY
CHORD

3

PAN

PAN

4

VOLUME

VOLUME

2

1

AEG ATTACK

ATTACK

2

AEG DECAY/RELEASE

DECAY

3

LP-HP FILTER CUTOFF

FILTER

4

LP-HP FILTER RESONANCE

RESONANCE

3

(ADVANCED)

1

REVERB SEND

REVERB

2

DELAY SEND

DELAY

3

EQ HIGH GAIN

OTHER

4

EQ LOW GAIN

OTHER

4

(ADVANCED)

1

PORTAMENTO TIME

OTHER

2

ARPEGGIATOR TYPE

-

OTHER

3

ARPEGGIATOR GATE TIME

OTHER

4

ARPEGGIATOR SPEED

-

OTHER

NOTE

   Synthトラックのステップ入力モードのときに、パラメーターロックすると、[MONO/POLY][CHORD]の代わりに[PITCH]が点灯します。このとき、選択しているステップのノートのピッチ(ノートナンバー)を半音単位で変更できます。

9.1.4 Synthトラック(DX)のサウンドパラメーター調整項目

Page

Sound Designノブ

調整項目

パラメーターロック/

モーション
レコーディング

インデックス表示

1

1

SOUND SELECT

-

SOUND

2

MONO/POLY/CHORD

-

MONO/POLY
CHORD

3

PAN

PAN

4

VOLUME

VOLUME

2

1

AEG ATTACK

ATTACK

2

AEG DECAY

DECAY

3

LP-HP FILTER CUTOFF

FILTER

4

LP-HP FILTER RESONANCE

RESONANCE

3

(ADVANCED)

1

REVERB SEND

REVERB

2

DELAY SEND

DELAY

3

EQ HIGH GAIN

OTHER

4

EQ LOW GAIN

OTHER

4

(ADVANCED)

1

PORTAMENTO TIME

OTHER

2

ARPEGGIATOR TYPE

-

OTHER

3

ARPEGGIATOR GATE TIME

OTHER

4

ARPEGGIATOR SPEED

-

OTHER

5

(ADVANCED)

1

FM ALGORITHM

OTHER

2

MODULATOR AMOUNT

OTHER

3

MODULATOR FREQUENCY

OTHER

4

MODULATOR FEEDBACK

OTHER

NOTE

   Synthトラックのステップ入力モードのときに、パラメーターロックすると、[MONO/POLY][CHORD]の代わりに[PITCH]が点灯します。このとき、選択しているステップのノートのピッチ(ノートナンバー)を半音単位で変更できます。

9.1.5 SAMPLERトラックのサウンドパラメーター調整項目

Page

Sound Designノブ

調整項目

パラメーターロック/

モーション
レコーディング

インデックス表示

1

1

SOUND SELECT

-

SOUND

2

PITCH

PITCH

3

PAN

PAN

4

VOLUME

VOLUME

2

1

AEG ATTACK

ATTACK

2

AEG DECAY

DECAY

3

LP-HP FILTER CUTOFF

FILTER

4

LP-HP FILTER RESONANCE

RESONANCE

3

(ADVANCED)

1

REVERB SEND

REVERB

2

DELAY SEND

DELAY

3

EQ HIGH GAIN

OTHER

4

EQ LOW GAIN

OTHER

4

(ADVANCED)

1

START POINT

-

OTHER

2

END POINT

-

OTHER

3

PEG ATTACK LEVEL

OTHER

4

PEG DECAY TIME

OTHER

NOTE

   各サウンドパラメーター調整項目の説明は「17.7 サウンドパラメーター調整項目説明」をご覧ください。

9.2 ステップごとのサウンド/エフェクトパラメーターを設定する(パラメーターロック)

ステップごとにサウンドデザインとシングルエフェクトのパラメーターを設定できます(パラメーターロック)。オンのDrumキーを押しながらSound Designノブ14を回したり、[FX LEVEL]タッチスライダーをスライドさせたりすると、ステップにパラメーターロックをかけられます。パラメーターロックがかかっているステップは紫色に点灯します。
パラメーターロックが可能なパラメーターは「9.1 サウンドパラメーターを調整する」をご覧ください。

NOTE

   複数のDrumキーを同時に押しながらSound Designノブ14を回したり、[FX LEVEL]タッチスライダーをスライドさせたりすると、一度にパラメーターロックできます。

   VOLUMEをパラメーターロックすると、ノートのVELOCITYが変化します。

9.2.1 パラメーターロックを削除する

選択したパターンのパラメーターロックを削除するときは、[DELETE]ボタンを押しながら、Sound Designノブまたは[FX]ノブを押します。押したノブに対応するパラメーターが削除されます。

選択したステップのパラメーターロックを削除するときは、Drumキーと[DELETE]ボタンを同時に押しながら、Sound Designノブまたは[FX]ノブを押します。選択したステップのみ、押したノブに対応するパラメーターが削除されます。 [OS V1.10]

ステップをオフにすると、選択したステップのすべてのパラメーターロックが削除されます。

9.3 サウンド/エフェクトパラメーターの動きをステップに記録する(モーションレコーディング)

Sound Designノブやシングルエフェクトのタッチスライダーの操作をリアルタイムで記録できます(モーションレコーディング)。モーションレコーディングするときは、[RECORD]ボタンを押しながらSound Designノブ14を回したり、タッチスライダーをスライドさせたりします。
モーションレコーディングできるサウンドパラメーターは「9.1 サウンドパラメーターを調整する」をご覧ください。

NOTE

   パラメーターロックとモーションレコーディングで記録されるデータは同じです。パラメーターロックのデータがある状態で、モーションレコーディングをするとデータが上書きされます。

9.3.1 モーションを削除する

モーションを削除するときは、[DELETE]ボタンを押しながらSound Designノブまたは[FX]ノブを押します。

9.4 サウンドとエフェクトのパラメーターをUNDO/REDOする

UNDOとは、直前に実行した操作を取り消して、操作前の状態に戻す機能です。REDOとは、UNDOで取り消した操作を再び実行する機能です。

サウンドとエフェクトのパラメーターをUNDO/REDOするときは、[UNDO/REDO]ボタンを押します。

NOTE

   サウンドやエフェクトの選択は、UNDO/REDOできません。

9.5 サウンドを保存する

パラメーターを調整したサウンドを保存することができます。サウンドを保存するときは、[ALL]ノブを押しながらSound Designノブ1を押します。サウンドが保存されると、グローバルメーターが白色に点滅します。
保存したサウンドは、編集元となったサウンドの次に挿入され、サウンドの変更操作から選択できます。また、自動でお気に入り登録されます。
お気に入り登録されたサウンドを選択するときは「5.7.1 サウンドカテゴリーを選択する(カテゴリージャンプ)」をご覧ください。

NOTE

   SEQTRAKアプリから、サウンドのお気に入り登録や解除ができます。

   本体からサウンドを保存すると、元のサウンド名の末尾に「_editNN」(NNは数字)が追記されます。 [OS V1.10]

9.6 サウンドを削除する

保存したサウンドを削除するときは、SEQTRAKアプリを使用します。ただし、プリセットサウンドは削除できません。

9.7 サウンドをインポートする

SEQTRAKアプリには、様々な種類のサウンドなどの追加コンテンツが用意されています。SEQTRAKアプリのコンテンツ管理機能を使って、追加コンテンツをインポートできます。また、デスクトップ版のSEQTRAKアプリでは、ご自身が持っているサンプルを本体にインポートできます。

NOTE

   ご自身が持っているサンプルをインポートする場合、ご利用できるフォーマットは44.1 kHz16-bitまたは24-bit16秒以下のWAVデータです。