Portico 5045プラグインのパラメーターを操作する
Rupert Neve Designs社のPortico 5045 Primary Source Enhancerを正確にモデリングしたプロセッサです。とても簡単な操作で、マイクに入り込むバックグラウンドノイズを抑制して明瞭度を上げたり、主音声をエンハンスしてハウリングマージンを向上させたりすることができます。 ハンドマイクだけでなくラベリアマイクやヘッドセットマイクにも適しており、さまざまなイベントPAやコンサート、放送などで使用できます。また、Porticoシリーズのシグネチャーであるオーディオトランスやディスクリートアンプ回路を搭載しており、通すだけでサウンドに艶や奥行き感を加えます。
a | PROCESS ENGAGEボタン エンハンス回路をオン/オフをします。 |
b | RMS/Peakボタン レベル検出器の動作モードを選択します。RMSモードかPeakモードを選べます。 |
c | TIME CONSTANTノブ アタックタイムとリリースタイムを切り替えます。設定は次の通りです。 |
RMS Mode | Peak Mode |
A: 50 ms B: 100 ms C: 200 ms D: 750 ms E: 1.5 s F: 3 s | Attack: 20 ms固定 Release: A: 20 ms B: 200 ms C: 1 s D: 2 s E: 5 s F: 30 s |
d | THRESHOLDノブ エンハンスしはじめるレベルを調節します。THRESHOLD以下の信号はアッテネートされます。 |
e | PROCESS ACTIVE表示 入力信号がTHRESHOLDを上回っている時に点灯します。主音声が入力されている時は点灯し、無音の時やフレーズとフレーズの間などでは消灯するようにTHRESHOLDを設定してください。 |
f | DEPTHノブ THRESHOLD以下の信号のアッテネート量を調節します。 |