TWINLANeネットワークについて

TWINLANeは、マルチチャンネルのデジタルオーディオ信号とコントロール信号を1本のケーブルで同時に伝送する、ヤマハが独自に開発したオーディオ伝送ネットワークプロトコルです。TWINLANeを利用すれば、最大400チャンネルというオーディオネットワークを低レイテンシーで構築し、ネットワーク上のすべての機器で共有できます。また、入力信号を複数のDSPエンジンで共有することもできます。リングトポロジーの採用により、ケーブル断線などのトラブルに対する冗長性(リダンダンシー)を実現しています。

TWINLANeネットワーク

伝送データ

オーディオ400チャンネル、コントロール信号

サンプリング周波数

44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz

ネットワークレイテンシー*

11 sample @ Fs=44.1 kHz (0.25msec)

11 sample @ Fs=48 kHz (0.23msec)

12 sample @ Fs=88.2 kHz (0.14msec)

12 sample @ Fs=96 kHz (0.13msec)

ビット長

32bit

トポロジー

リング

* 接続台数が多い場合や総ケーブル長が極端に長い場合はこの限りではありません。

お知らせ
  • Neutrik社製 opticalCON DUOの光ファイバーケーブルをお使いください。光ファイバーケーブルは曲げや引っ 張りに弱いため、ロック機構があり、被覆がしっかりしたケーブルを使うことで、トラブルの発生を軽減できます。
クリーニングについて

光ファイバーケーブルの端面や端子にゴミやほこりが付着すると、正しく通信できなくなるおそれがあ ります。市販の光ファイバー専用のクリーニングツールなどを使って、定期的にクリーニングしてくだ さい。