クイックガイド

EAD10のセッティング方法や音の調整方法などについて説明します。

セッティング方法

■センサーユニットを設置する

バスドラムの打面側のフープ上部にセンサーユニットを取り付けます。
sensor unit setting 2

■メインユニットを設置する

メインユニットは台の上などに置くか、ハイハットスタンドに取り付けるなどして設置します。
main unit setting table hihat ead setting 1

■ケーブルをつなぐ

ストレートプラグをメインユニット側、L字プラグをセンサーユニット側に接続します。

付属接続ケーブル

メインユニット リアパネル A端子 <--> センサーユニットA端子
メインユニット リアパネル B端子 <--> センサーユニットB端子

cable set

■ケーブルを固定する。

cable setting 1
センサーユニットのL字プラグを横向きにします。こうすることでケーブルの位置が安定します。

cable setting 2
接続ケーブルは、ケーブルバンドを使ってセンサーユニット近くの位置に固定します。

cable setting 1
メインユニットをハイハットスタンドに取り付けるときには、ペダル部分にケーブルが巻き込まれないよう、ケーブルバンドでケーブルを固定するなどしてください。

■ヘッドホンを接続する

ヘッドホンを[PHONES]端子に接続します。

headphone setting

音量や音のバランスを調整したい

quick 1 1

  1. [MASTER VOLUME]ノブまたは[AUDIO/CLICK VOLUME]ノブを回します。
    quick 1 2
    MASTER : 全体の音量
    AUDIO/CLICK : 自分の演奏音以外(外部入力やメトロノーム)の音量

ドラムセットのすべての楽器を叩いて確認してください。

音色を変えたい

quick 2 1

  1. [SCENE]ノブを回して、全体の音色(シーン)を切り替えます。

  2. [REVERB]ノブ、[EFFECT]ノブ、[TRIGGER]ノブで調節します。
    quick 2 2
    REVERB : 残響のかかり具合
    EFFECT : エフェクトのかかり具合
    TRIGGER : トリガー音色の音量(初期状態ではバスドラムに足す音)

メトロノームに合わせて練習したい

quick 3 1

  1. [ icon click ](クリック)ボタンを押します。

  2. icon metronome 1 」の下のボタンを押して、メトロノームをスタートします。
    blank
    quick 3 2

  3. [+]ボタンや[-]ボタンでテンポを調節します。

  4. メトロノームを止めるには、「 icon metronome 2 」の下のボタンを押します。
    blank
    quick 3 3

好きな曲に合わせて叩きたい

quick 4 1 1

  1. 本体の[AUX IN]端子に携帯用音楽プレーヤーを接続します。

  2. 携帯用音楽プレーヤーで曲を再生します。

  3. ヘッドフォンで聴きながらドラムを叩きます。

    • アプリを使って好きな曲に合わせて演奏することもできます。詳しくは こちら をご覧ください。

自分の演奏を録音したい

quick 5 1

メインユニットに録音する

  1. [RECORDER]ボタンを押します。

  2. 録音を始めるには「●」の下のボタンを押します。
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    quick 5 2

  3. 演奏します。

  4. 録音を止めるには、「◎」の下のボタンを押します。
    blank
    quick 5 3

    • アプリを使って演奏を録画することもできます。詳しくは こちら をご覧ください。

    • メインユニットへの録音時間は約1分30秒です。

USBフラッシュメモリーに録音する

  1. リアパネルの[USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを差し込みます。
    usb record 1
    USBフラッシュメモリーを差し込むと

    • 一度の録音で最大90分まで録音できます。
      (バージョン2.0の場合。バージョン1.0xは最大30分)

    • 録音するたびに新しいファイルができます。

    • 再生と録音を同時に押すと、再生中の曲に自分の演奏を重ねて録音できます。

  2. [RECORDER]ボタンを押します。

  3. 録音を始めるには「●」の下のボタンを押します。
    blank
    quick 5 2

  4. 演奏します。

  5. 録音を止めるには、「◎」の下のボタンを押します。
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    quick 5 3

PA機器に接続したい

pa system setting 標準フォーンプラグ(6.3mm)

OUTPUT[R]/[L/MONO]端子と、スタジオやライブハウスのPAシステムと接続します。

caution 注意

  • マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。

  • ディストーション、コンプレッサーなど増幅度の高いエフェクトを使用したシーンでは、ハウリング音が出やすいのでご注意ください。

注記

  • 接続にはそれぞれの機器の端子形状に適合したプラグを持つケーブルをお使いください。

  • 接続の前に、外部機器のボリュームが最小になっていることを確認してください。

  • 本機メインユニットの音を外部機器に出力するときは、最初に本機メインユニット、次に外部機器の順に電源を入れてください。電源を切るときはこの逆で行ってください。機器の損傷の原因になります。

トリガーやパッドを接続したい

メインユニットのトリガー入力端子やフットスイッチ端子に別売品を接続すると、別売品を使ってトリガー音色を鳴らしたり、機能を切り替えたりできます。別売品を接続してできることは次のとおりです。

[1 KICK/2]~[6]端子に接続

別売品

主な用途

ドラムトリガー
dt50s DT50S

アコースティックドラムに取り付けて、ドラムを叩くタイミングや強さに応じてトリガー音色を鳴らす

パッド・ペダル
tp70s hh40
xp80 pcy135

パッドを叩くタイミングや強さに応じてトリガー音色を鳴らす
機能を切り替える

[FOOT SW]端子に接続

別売品

主な用途

ペダル

機能を切り替える
トリガー音色を鳴らす

fc4 FC4A
fc5 FC5

オンとオフの切り替え

fc7 FC7

量の調節(ペダルを放してもそのまま保持)

hh65 HH65
hh40 HH40

オンとオフの切り替え
トリガー音色を鳴らす

fc3 FC3A

オンとオフの切り替え
量の調節(ペダルを放すと元に戻る)
トリガー音色を鳴らす

消音ドラムキットと組み合わせて使う

お手持ちの消音ドラムキットとEAD10を組み合わせて使うことができます。

こちら をご覧ください。