消音ドラムキットと組み合わせて使う

お手持ちの消音ドラムキットとEAD10を組み合わせて使う方法について説明します。

ご用意いただくもの

名称

説明

EAD10
panel sensor unit

消音ドラムキット用のデータを事前に取り込む必要があります。

消音ドラムキット用のデータファイル(ZIPファイル)

最新のデータファイルについては、下記ウェブサイトでご確認ください。
https://www.yamaha.com/ead/

USBフラッシュメモリー

動作確認済みUSB機器については、下記ウェブサイトでご確認ください。 https://www.yamaha.com/ead/
また、EAD10本体であらかじめフォーマットしてください。

ドラムキット
drum set

4ピース(キック、スネア、ハイタム、フロアタム)

または

5ピース(キック、スネア、ハイタム、ロータム、フロアタム)のアコースティックドラムキット

消音ドラムヘッド(メッシュヘッド)

お手持ちのドラムキットに適したヘッドをお買い求めください。

消音シンバル

お手持ちのドラムキットに適したシンバルをお買い求めください。

ドラムトリガー(必要に応じてYケーブル)
dt50s y cable

お手持ちのドラムセットによって準備するものが異なります。
4ピースの場合:ドラムトリガーDT50Sを3つ、DT50Kを1つご用意ください。
5ピースの場合:ドラムトリガーDT50Sを4つ、DT50Kを1つ、Yケーブルを1本ご用意ください。

消音ドラムキット用のデータの取り込み

EAD10に消音ドラムキット用のデータを取り込みます。

注記

  • この手順を行いますと、ユーザー領域に保存されたデータがすべて上書きされてしまいます。データ取り込みの前に必ずデータのバックアップを行なってください。
    手順

    1. USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子に接続します。

    2. MENU/File/Saveを選びます。

    3. Type(ファイルタイプ)でAllを選択します。

    4. Name(ファイル名)を入力します。

    5. ファイルをセーブします。

    6. 「YES」のボタン([F1])を押して、セーブします。

  • 通常のドラムヘッドのドラムキットと、消音ドラムキットを使い分ける場合は、あらかじめ通常のドラムキット用にAllデータを保存することをお勧めします。それぞれのキットごとにAllデータを保存しておくことで、最適な設定をすぐに呼び出すことができて便利です。

  • データ取り込み作業は、お客様ご自身の責任において行なってください。

  • データ取り込み中は絶対にケーブルを抜いたり、電源を切らないでください。本体が動作しなくなるなど、故障の原因になります。

  • データ取り込み中はUSBフラッシュメモリーを [USB TO DEVICE] 端子から外したり、USBフラッシュメモリーや本体の電源を切らないでください。本体の故障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因になります。

  • データ取り込み操作の失敗で本体が動作しなくなった場合は、もう一度データ取り込み作業を行なってください。それでも本体が動作しない場合は、最寄りの特約店またはヤマハお客様コミュニケーションセンターにご相談ください。

  • このファームウェアおよびガイドの著作権は、すべてヤマハ株式会社が所有します。

  • このファームウェアおよびガイドの一部、または全部を無断で複製、改変することはできません。

  • その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。

ファイルの構成

ダウンロードし解凍したZIPファイルのフォルダーには以下のファイルが含まれています。

拡張子が「.bin」のファイル

消音ドラムキット用のデータ

取り込み手順

  1. ダウンロードし解凍したファイルから、拡張子が「.bin」のファイルを探します。そのファイルを本体でフォーマットしたUSBフラッシュメモリーのルートディレクトリーに保存してください。

  2. 本体の電源が切れていることを確認し、リアパネルの[USB TO DEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを差し込みます。

  3. EAD10の電源を入れます。

  4. MENU/File/Loadを選びます。

  5. Type(ファイルタイプ)を選択します。

  6. ロードするファイルを選択します。

  7. 「LOAD」のボタン([F3])を押します。
    ファイルのロードの確認画面が表示されます。

  8. 「YES」のボタン([F1])を押して、ロードします。
    注記
    ロード中は、USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE]端子から外したり、本機の電源を切らないでください。本機の故障やUSBフラッシュメモリーの故障の原因となります。

  9. ロードが完了すると画面に「Completed.」と表示され、手順2の画面に戻ります。

キットのセットアップ方法

  1. 消音シンバルおよび、消音ヘッド(メッシュヘッド)をドラムキットに取り付けます。

  2. ドラムトリガーをお手持ちのドラムキットのタム、スネア、バスドラムに取り付けます。
    ドラムトリガーの固定ネジを手で回して固定します。ドラムトリガーは隣り合うテンションボルトの中間に取り付けてください。
    DT50S
    図を参考に、本製品を誤って叩かないように、演奏者からなるべく離れた位置に取り付けてください。
    dt50s setting
    DT50K
    図を参考に、タムからなるべく離れた位置に取り付けてください。
    dt50k setting
    注記

    • ドラムトリガーのセンサー部を引っ張ったり強い力を加えたりしないでください。故障の原因になります。

    • ドラムトリガーの固定ネジを強く締めすぎると、フープに傷がついたり変形したりするおそれがあります。

  3. EAD10をお手持ちのドラムキットに取り付けます。
    こちら をご覧ください。

  4. EAD10と取り付けたドラムトリガーをケーブルで接続します。
    silent unit setting

    • メインユニットとセンサーユニットは、B端子のみケーブルで接続します。
      センサーユニットのA端子は使用しませんので、メインユニットのA端子とセンサーユニットのA端子はケーブルで接続しないでください。

    • 4ピースのドラムキットの場合、Yケーブルは使用しません。

    • 5ピースのドラムキットの場合、Yケーブルを1本ご用意ください。
      Yケーブルの表記をご確認のうえ、下記のとおりにドラムトリガーと接続してください。

Y字ケーブルのL側(Tip側)

バスドラムに取り付けたDT50Kとケーブルで接続する

Y字ケーブルのL側(Ring側)

ロータムに取り付けたDT50Sとケーブルで接続する

セットアップに関する注意点

  • 消音ヘッド(メッシュヘッド)は伸びやすい素材のため、張力は通常よりも強めにしてください。張力が弱すぎると、ドラムトリガーの検出性能が下がるおそれがあります。

  • うまく音が鳴らないときは、消音ヘッドの張力をもう一度お確かめください。

  • バスドラムに消音ヘッドを用いる際は、フェルト素材のビーターのご使用はお控えください。ビーターのフェルトが著しく摩耗するおそれがあります。バスドラム用のパッチもしくは、プラスチック製のビーターをお使いください。

  • バスドラムを踏んだ時にビーターの跳ね返りが強くて演奏しにくい場合、バスドラムの中に詰め物(布製の小さなクッションなど)を入れることで跳ね返りが緩和されやすくなります。

  • ゴーストノートなど、よりリアルなアコースティックドラムの表現や音質をお求めの場合は、響き線(ストレイナー)を用いてください。

  • 消音ヘッドはメッシュ生地の重ね数によって反発力が異なります。お好みに合わせて消音ヘッドの種類をお選びください。
    1プライの消音ヘッド:トリガーの感度は良好ですが、スティックの反発が強いため、アコースティックドラムのリアルな演奏性とは異なる傾向を示します。
    2プライまたは3プライの消音ヘッド:アコースティックドラムの演奏性に近づきますが、トリガーの感度が鈍る傾向を示します。

  • 打面の消音ヘッドと反対側には、通常のドラムヘッドをそのまま装着してお使いください。