接続方法について

次の図は、RIVAGE PMシリーズの代表的な接続方法を表わしたものです。各機器の組み合わせに より、小規模なシステムから大規模なシステムまで構築することができます。

• コントロールサーフェスとDSPエンジンの接続(Console Network)

DSPエンジンには、コントロールサーフェス専用の接続端子(TO CONSOLE)があり、コントロールサーフェスを接続できます。このコントロールサーフェスとDSPエンジン間のネットワークをConsole Networkと呼びます。Console Networkはリング接続になっています。そのため、音声信号と制御信号のどちらもリダンダンシーを確保しています。

• DSPエンジンとI/Oラックの接続(TWINLANe Network)

DSPエンジンとI/Oラック間はHYカードスロット1を介してTWINLANeネットワーク経由で接続します。TWINLANeネットワークはリング接続になっています。1リングあたり、最大4台(DSP ミラーリング構成の場合は最大8台)のDSPエンジンと最大8台のI/Oラックを接続できます。

HYカードスロットについて

a

HYカードスロット1~4はそれぞれ256イン/アウトです。TWINLANeネットワークカードはDSPエンジンのHYカードスロット1/2のみ(CSD-R7はHYカードスロット1のみ)有効です。マルチトラックレコーディング機能はHYカードス ロット4(CSD-R7はHYカードスロット3)のみ有効です。

b

I/OラックのHYカードスロット1はTWINLANeネットワークカード専用です。HYカードスロット2はDante/MADI/WSG-HY128 用です。HYカードスロット1は256イン/アウト、HYカードスロット2は128イン/アウトです。

Ethernet接続

イーサネットケーブル(CAT5以上) (最大100m)

Console Network

イーサネットケーブル(CAT5e以上) (最大100m)

* Neutrik社製etherCONコネクターを推奨します。

TWINLANe Network

マルチモード光ファイバーケーブル(機器間最長300m)

シングルモード光ファイバーケーブル(機器間最長2km)

* Neutrik社製opticalCONと互換性のあるLC Duplexコネクターを推奨します。

システム構造例

コンポーネントのID設定は下記になります。

CS-R10、CS-R10-S、CS-R5

Console ID

DSP-RX、DSP-RX-EX、DSP-R10

Unit ID

CSD-R7

Unit ID

CSD-R7

INTERNAL DSP ID

RPio

Unit ID

1、2

1、2、3、4 (DSP ミラーリング構成の場合、 1A/1B~4A/4B)

1

1、2、3、4

M1、M2…M8

S1、S2…S8