はじめに
1. はじめに
このたびは、ヤマハ製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。本製品は、ライブ会場や固定設備などさまざまな音響環境に対応できるパワードスピーカーです。このユーザーガイドでは、機能や操作方法を詳細に説明しています。本製品のさまざまな機能を十分にご活用いただくために、必要に応じてこのユーザーガイドをお読みください。
NOTE
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本書では、特にことわりがない場合、イラストはDXR12mk3、DXS15mk3を使用しています。
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本書では、DXR15mk3、DXR12mk3、DXR10mk3を「DXRmk3」、DXS18mk3、DXS15mk3、DXS12mk3を「DXSmk3」と表記しています。
本書で取り扱うDXRmk3シリーズおよびDXSmk3シリーズは、以下のモデルで構成されています。
| モデル | タイプ | |
|---|---|---|
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フルレンジ |
DXR15mk3 |
2-way 15” |
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DXR12mk3 |
2-way 12” |
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DXR10mk3 |
2-way 10” |
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サブウーファー |
DXS18mk3 |
18” |
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DXS15mk3 |
15” |
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DXS12mk3 |
12” |
1.1. 記号表示について
本製品やマニュアルに表示されている記号には、次のような意味があります。
| 記号 | 内容 |
|---|---|
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死亡する可能性または重傷を負う可能性が想定される内容です。 |
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傷害を負う可能性が想定される内容です。 |
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故障、損傷や誤動作、データの損失の発生が想定される内容です。 |
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操作や運用に関連した情報です。参考にお読みください。 |
1.2. マニュアルの記載内容に関するお知らせ
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本書に掲載されているイラストや画面は、すべて説明のためのものです。
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QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
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ソフトウェアは改良のため予告なしにバージョンアップすることがあります。
1.3. 主な特長
■ DXRmk3シリーズ
新設計のアコースティックデザイン
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ホーンのサイズを拡張し、指向制御できる周波数を拡張
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大径のポートを中央部に配置し、風切り音や定在波の影響を低減
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新設計の自社製スピーカーユニットを採用し、低ひずみでクリアな音質を実現
多様な用途に対応するエンクロージャーデザイン
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ポールソケットは2種類の角度が選択可能
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左右対称形状でフロアモニター設置時にミラー配置が可能
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アイボルト用のリギングポイントを装備。オプションのUブラケットで多様な設備設置に対応
FIR-X tuning™
クロスオーバーにFIRフィルターを活用し、スムーズな位相/周波数特性と優れた音質を実現
DSP MODE
メインスピーカーやステージモニターなど、用途や設置状況に応じた最適なチューニング設定を選択可能
ミキシング機能
ライン信号だけでなく、Bluetoothやマイクからの入力を出力可能
高信頼性
DSP制御でスピーカーとアンプを保護。厳しい環境下でも安心して使用可能
Bluetooth®接続
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Bluetooth接続により、スマートフォンなどから音楽再生やコントロールが可能
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専用アプリケーションソフトウェアD-Remoteを用いて、スピーカーのコントロールやモニタリングができ、スピーカー本体から離れた位置でスピーカーの状態を精緻に監視・制御することが可能
■ DXSmk3シリーズ
ハイパワー、大音圧、優れた低域再生能力
大音圧に有利な新形状のバンドパス方式を採用。高耐入力、低ひずみのウーファー、大出力アンプを搭載し、優れた低域再生能力と大音圧を達成
最適な音づくりのための優れた機能
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D-XSUB:再生周波数帯域をDSPでコントロール。さまざまな用途や音楽ジャンルに適した設定が選択可能
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選択可能なX-OVER:カットオフ周波数やLPF/HPFの連動/非連動が選択可能で、さまざまなアプリケーションに柔軟に対応可能
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カーディオイドモード:スピーカー後方への音圧を減少させ、前方への音圧を増幅させるカーディオイド設定が可能(DXSが2台以上必要)
高信頼性
キャビネットの素材には堅牢な合板を、塗装には高い耐傷性を誇るポリウレア樹脂を採用
使い勝手の良さ
⌀35 mmとM20の両方に対応するポールソケットを装備。オプションの静音キャスターを装着可能
Bluetooth®接続
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Bluetooth接続により、スマートフォンなどから音楽再生やコントロールが可能
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専用アプリケーションソフトウェアD-Remoteを用いて、スピーカーのコントロールやモニタリングができ、スピーカー本体から離れた位置でスピーカーの状態を精緻に監視・制御することが可能
1.4. 同梱品(お確かめください)
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電源コード×1
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2芯-3芯変換アダプター×1
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はじめにお読みください(兼保証書)×1
1.5. オプション品(別売)
| スピーカー | スピーカーカバー | Uブラケット | キャスター |
|---|---|---|---|
|
DXR15mk3 |
SPCVR-DXR153 |
UB-DXR15A |
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DXR12mk3 |
SPCVR-DXR123 |
UB-DXRDHR12A |
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DXR10mk3 |
SPCVR-DXR103 |
UB-DXRDHR10A |
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DXS18mk3 |
SPCVR-DXS183 |
SPW-1 |
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DXS15mk3 |
SPCVR-DXS153 |
SPW-1 |
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DXS12mk3 |
SPCVR-DXS123 |
SPW-1 |
1.6. マニュアルの構成
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はじめにお読みください(製品に同梱)
安全にご使用いただくための説明をしています。 -
ユーザーガイド(本書)
機能や操作方法を詳細に説明しています。 -
D-Remote ユーザーガイド
本製品をスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から、Bluetoothを通じてリモートコントロールするアプリケーションソフトウェアD-Remoteの操作方法を説明しています。
1.7. Bluetooth® Audioについて
モバイル端末などのBluetooth機器で再生する音声をDXRmk3シリーズおよびDXSmk3シリーズで拡声できます。
本製品から、Bluetooth機器を探してペアリングできます。ペアリング済のBluetooth機器からも手動で接続できます。
詳細は
UTILITY画面>BLUETOOTH SETUP
をご参照ください。
1.8. D-Remoteについて
D-Remoteは、本製品をスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から、Bluetoothを通じてリモートコントロールするためのアプリケーションソフトウェアです。本製品のパラメーターをコントロールしたり、動作状況をモニターしたりできます。
D-Remoteのダウンロード方法は、ヤマハプロオーディオサイトをご参照ください。
https://www.yamahaproaudio.com/
詳細は「D-Remote ユーザーガイド」をご参照ください。
1.9. ファームウェアのアップデート
本製品は、操作性向上や機能の追加、不具合の修正のために、本製品のファームウェアをアップデートできる仕様になっています。
本製品のファームウェアのアップデートはD-Remoteから実行します。
アップデートの手順については、「D-Remote ユーザーガイド」をご参照ください。
アップデートが始まると画面に進捗を%で表示します。
アップデートが完了したら、結果を表示して自動的に再起動します。
NOTE
ファームウェアのアップデートには、平均して15分ほど時間がかかります。時間に余裕をもって行ってください。
接続している電波の状態や周囲の環境によっては、アップデートが正常に完了しない場合があります。
そのような場合は、まず本体に近づいてアップデートしてください。
それでもうまくいかない場合は、場所や時間帯を変えて再度アップデートしてください。