OVERVIEW画面について
レイヤー選択した12チャンネル分の主要パラメーターを同時に表示する画面です。
チャンネルネームエリア
チャンネルネームエリア上部には、チャンネル番号、パッチやVSCの設定状態が表示されます。チャンネルネームエリア中部には、チャンネルネーム、チャンネルアイコンが表示されます。チャンネルネームエリア下部には、オーバーレイやフェーダーの状態が表示されます。
選択されているチャンネル | |
チャンネルがオン | |
選択されていないチャンネル | |
チャンネルがオン | |
オーバーレイがオンのチャンネル | |
アイソレートがオンのチャンネル | |
一時リンクされているチャンネル | |
割り当てられていないチャンネル |
HA GAINフィールド
HA (ヘッドアンプ)のアナログゲイン/デジタルゲインを設定します。また、HAの動作状態が表示されます。 このフィールドの表示は、パッチやシステムコンフィギュレーションの状態に応じて変化します。
アナログゲインのとき
a | GCインジケーター ゲインコンペンセーションがオンのときに、TWINLANeネットワークおよびDanteネットワークに出力される固定されたゲイン値を示すインジケーターです。 |
b | PRE GC OVERインジケーター ゲインコンペンセーション前でクリップしたときに点灯します。 |
c | POST GC OVERインジケーター ゲインコンペンセーション後でクリップしたときに点灯します。 |
d | ANALOG GAINノブ HAのアナログゲインの設定値が表示されます。スクリーンエンコーダーを使ってゲインを調節します。ゲインコンペンセーションがオンのときは、オンにしたときのアナログゲインの位置を示すインジケーターが表示されます。 |
e | +48Vインジケーター HAのファンタム電源(+48V)のオン/オフ状態が表示されます。HAがパッチされていなければ、このインジケーターは表示されません。 |
f | インジケーター HAの入力のフェイズの設定状態が表示されます。 |
g | M/Sインジケーター M/Sデコード機能がオンのときにインジケーターが表示されます。 |
デジタルゲインのとき
a | DIGITAL GAINノブ デジタルゲインの設定値が表示されます。スクリーンエンコーダーを使ってデジタルゲインを調節します。ゲインコンペンセーションをオンにしている場合、デジタルゲインでインプットチャンネルへの入力レベルを調節します。 |
b | OVERインジケーター 入力ポートやラック出力などの信号がクリップしたときに点灯します。このインジケーターは、インプットチャンネルが選択されているときのみに、表示されます。 |
c | インジケーター チャンネルごとのフェイズの設定状態が表示されます。 お知らせ
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SILKフィールド
SILKの設定状態が表示されます。 右側のグラフでSILKプロセッシングのTEXTUREが表示されます。
DELAYフィールド
インプットチャンネルまたはアウトプットチャンネルのディレイの状態が表示されます。このフィールドを押すとDELAYポップアップ画面(12CH)が表示されます。
インプットチャンネルまたはアウトプットチャンネルのディレイの状態が表示されます。このフィールドを押すとDELAYポップアップ画面(12CH)が表示されます。
a | DELAY ON/OFFインジケーター ディレイのオン/オフ状態が表示されます。 |
INSERT/DIRECT OUTフィールド
インサート/ダイレクトアウトに関する設定を行ないます。このフィールドを押すと、INSERT/D.OUT 1CHポップアップ画面が表示されます。
a | DIRECT OUT ON/OFFインジケーター (インプットチャンネルのみ) ダイレクトアウトのオン/オフ状態が表示されます。 |
b | INSERT ON/OFFインジケーター インサートのオン/オフ状態が表示されます。 また、インサートのマウント状態を以下のように表示します。 |
インサートポイントにPLUG-IN、GEQ/PEQ、OUTBOARDのいずれかがインサートさ れている | |
BYPASSされている | |
レベル表示 グレー: -∞ 緑 : <-18dB 黄 : -18dB≦、≦0dB 赤 : 0dB< |
EQフィールド
EQの大まかな特性が表示されます。このフィールドを押すと、HPF、LPF、EQの設定を行なうHPF/EQポップアップ画面(1CH)が表示されます。EQがオフに設定されているチャンネルでは、グレーアウトします。
DYNAMICS1/2フィールド
ダイナミクス1/2のスレッショルド値とメーターとダイナミクスのタイプが略号で表示されます。このフィールドを押すと、DYNAMICS1/2ポップアップ画面(1CH)が表示されます。タイプがGATEのときは状態を表示するインジケーターが表示されます。タイプがGATEのとき以外は、タイプの略号とスレッショルドの設定値を示す横線がメーターに表示されます。表示される略号やGATEのインジケーターについては(DYNAMICS1/2ポップアップ画面)をご参照ください。また、タイプにダイナミクスのオン/オフ状態が表示されます。
SENDフィールド
12バス分のセンドレベルおよび出力バス名、センドのオン/オフが表示されます。
送り先の12バスを選ぶには、パネル上のMIX/MATRIX SENDS [1-12]/[13-24]/[25-36]/[37-48]/[49-60]/[61-72]キーを使います。 バスごとのセンドレベルの調節には、スクリーンエンコーダーまたは[TOUCH AND TURN]ノブを使用します。操作対象バスのノブを押してスクリーンエンコーダーに割り当てます。[TOUCH AND TURN]ノブに割り当てられているときにそのノブをもう一度押すとSENDS TOポップアップ画面が表示されます。 Bayに展開されているチャンネルがMATRIXチャンネルのときは、SENDS FROMポップアップ画面が表示されます。 このフィールドの表示は、送り先のバスのタイプに応じて変化します。
送り先のバスがVARI (モノラル)のとき
ノブの地色、指標の色でセンドのオン/オフ、プリ/ポストの状態を表わします。オフのときはノブの色がグレー、ポストのときはノブの指標の色が黒に変わります。
送り先のバスがVARI (ステレオ)のとき
奇数-偶数の順に並んだ2つのバスがステレオの場合、左側のノブがPANノブ、右側のノブがSENDノブとして機能します。
送り先のバスがFIXEDのとき
ノブのかわりにバスごとのSEND ON/OFFボタンが表示されます。
TO STEREOフィールド
STEREOバスに送られる信号のオン/オフ状態やパン/バランスの設定が表示されます。 このノブを押すと、スクリーンエンコーダーと[TOUCH AND TURN]ノブに割り当てられます。 さらにその状態で押すと、TO STEREOポップアップ画面が表示されます。 このフィールドは、選択されているチャンネルに応じて表示が変化します。
インプットチャンネル/MIXチャンネル選択時
a | TO STEREO PANノブ STEREOバスへのパン/バランスを設定します。 ノブを押すと、TO STEREOポップアップ画面が表示されます。 |
b | TO ST A/TO ST Bインジケーター STEREO A/STEREO Bバスに送られる信号の状態が表示されます。 インプットチャンネル/MIXチャンネルがLCRモードのときは、LCRインジケーターが表示されます。 |
c | Σクリップインジケーター チャンネル内部のどこかでクリップが起きたときに点灯します。 |
MATRIXチャンネル/STEREOチャンネル選択時
STEREOチャンネルを選択しているときは、バランスが表示されます。 また、MATRIXチャンネルがペア設定されているときもバランスが表示されます。 チャンネル内部のどこかでクリップが起きたことを示すΣクリップインジケーターが表示されます。
DCAフィールド
チャンネルが所属するDCA (1~24)が1段めと2段めに表示されます。 このフィールドを押すと、DCA/MUTE ASSIGNポップアップ画面(1CH)が表示されます。
- チャンネルがミュートになっているMUTE GROUP CONTROLがオン、またDCA MAINがオフの時は、各インジケーターが点滅します。
ミュートグループフィールド
チャンネルが所属するミュートグループ(1~12)が3段めに表示されます。また、そのチャンネルがミュートグループから一時的に解除(SAFE)されているときはハイライト表示されます。 このフィールドを押すと、DCA/MUTE ASSIGNポップアップ画面(1CH)が表示されます。
- [SHIFT]キーを押すとDCA/ミュートグループフィールドにセンドブロック切り替えボタンが表示されます。