SP2016 Reverb のパラメーターを操作する
SP2016 Reverbは、Eventideの代表的なラックマウント・プロセッサ SP2016を忠実に再現したリバーブです。SP2016は唯一無二のサウンドが支持されて、40年近くにわたって多くのヒット曲で使われています。SP2016 Reverb プラグインは、Room、Stereo Room、Hi-Density Plate それぞれのヴィンテージ版及びモダン版のアルゴリズムを搭載しており、複雑な初期反射から、自然なエコー密度の時間変化、滑らかな後部残響のガウス減衰に至るまで本物の物理空間のような残響を、あらゆる角度から正確に表現します。また、それらのセクションはPREDELAY, DECAY, POSITION, DIFFUSION といったパラメータで細かく調整することができます。POSITIONはとてもユニークで、初期反射を制御することで、まるでリスニングポジションをステージ直前から一番奥まで自由に移動できるような効果があります。EQセクションにはHighとLowのシンプルなフィルターが搭載されており、リバーブの高域成分と低域成分を調整できます。

a | PRESETリストボタン プリセットを切り替えます。切り替え時に PROGRAM やその他のパラメーターも変化します。 |
b | PRESETディスプレイ 選択されているプリセット名を表示します。 |
c | PRESET- /+ ボタン - で1つ前のプリセット、 + で1つ後のプリセットに切り替えます。 |
d | I/O LOCKボタン オンにすると、プリセット切り替え時に入力/出力レベルが変化しません。プリセット切り替え以外のライブラリーリコール等の操作では無効です。 |
e | MIX LOCKボタン オンにすると、プリセット切り替え時にミックスバランスが変化しません。プリセット切り替え以外のライブラリーリコール等の操作では無効です。 |
f | LED DISPLAY 選択されているプログラム、または変更中のパラメーターの情報を表示します。 |
g | BYPASSボタン バイパスします。 |
h | PROGRAMボタン プログラム(アルゴリズム)を切り替えます。 |
i | KILLボタン 入力を遮断します。(バイパス中を除く) |
j | レベルメーター MONITOR ボタンで選択された入力/出力のレベルを表示します。 レベルが0dBを超えるとLIMIT LEDが点灯します。 LIMIT LEDは押すと、点灯したLEDをクリアします。出力側 LIMIT LEDはリバーブ内部のリミット表示と兼用です。 |
k | INPUTフェーダー 入力レベルを調節します。 |
l | OUTPUTフェーダー 出力レベルを調節します。 |
m | MIXフェーダー ドライ信号とウェット信号のミックスバランスを調節します。 |
n | PREDELAYフェーダー プリディレイ量を調節します。 |
o | DECAYフェーダー 残響時間を調節します。 LOW GAINをブースト(+)に設定している場合、DECAYを長くすると発振する可能性がありますのでご注意ください。 |
p | POSITIONフェーダー 前後のリスニングポジションを調節します。 |
q | DIFFUSIONフェーダー リバーブの広がりを調節します。 |
r | LOW FREQフェーダー 低域EQ(シェルビング)の周波数を調節します。 |
s | LOW GAINフェーダー 低域EQ(シェルビング)のゲインを調節します。長いDECAYを設定している場合、LOW GAINをブースト(+)すると発振する可能性がありますのでご注意ください。 |
t | HIGH FREQフェーダー 高域EQ(シェルビング)の周波数を調節します。 |
u | HIGH GAINフェーダー 高域EQ(シェルビング)のゲインを調節します。 |
v | パラメーターテキスト 操作されたパラメーターの値が表示されます。マウスでダブルクリックすると、キーボード入力できます。 |
w |

