ツールボタンを使用する

ポップアップ画面の中には、最上段のタイトルバーに、追加機能を利用するためのツールボタンが配置されているものがあります。これらのボタンを使えば、関連するライブラリーを呼び出したり、あるチャンネルのパラメーターを別のチャンネルにコピーしたりできます。ここでは、ツールボタンの操作方法について説明します。

ツールボタンについて

EQ、ダイナミクス、ディレイ、GEQ/PEQ、プラグインの各ポップアップ画面では、下記のようなツールボタンが表示されます。

a

LIBRARYボタン

現在のポップアップ画面に関連するライブラリー(EQ、ダイナミクス、GEQ/PEQ、プラグ インなどの各ライブラリー)を呼び出すボタンです。

b

DEFAULTボタン

現在選択されているチャンネルのEQ、ダイナミクスまたはGEQ/PEQ、プラグインを初期状 態に戻すボタンです。

c

COPYボタン

現在選択されているチャンネルのEQ、ダイナミクス、ディレイまたはGEQ/PEQ、プラグイ ンの設定をコピーするボタンです。コピーした設定内容は、バッファーメモリー(一時保管用のメモリー)に保管されます。

d

PASTEボタン

バッファーメモリーに保管した設定内容を、現在選択されているチャンネルのEQ、ダイナミクス、ディレイまたはGEQ/PEQ、プラグインにペーストするボタンです。

e

COMPAREボタン

バッファーメモリーに保管されている設定内容と、現在選択されているチャンネルのEQ、ダイナミクス、またはGEQ/PEQ、プラグインの設定内容を、入れ替えて比較するボタンです。

パラメーターをコピー/ペーストする

現在選択されているチャンネルのEQ、ダイナミクス、ディレイの設定、またはGEQ/PEQ、プラグインの設定をバッファーメモリーにコピーし、別のチャンネルや同じ種類のGEQ/PEQ、プラグインにペーストします。

お知らせ
  • EQやダイナミクスはバンク(A/B)単位でコピー/ペーストします。同じチャンネルのA⇔B間のコピー/ペーストもできます。例) CH 1のDYNAMICS 1のバンクAをCH144のDYNAMICS 2のバンクBにコピー
  • 使用しているバンド数が15バンド以下の31BandGEQのみ、Flex15GEQにコピーできます。
  1. ツールボタンが用意されたポップアップ画面を呼び出します。
  1. コピー元のチャンネルのEQ、ダイナミクス、ディレイまたはGEQ/PEQ、プラグインを選択します。
  1. COPYボタンを押します。
  • 現在の設定がバッファーメモリーに保管されます。
お知らせ
  • ペーストを行なう前に別の設定をコピーしてしまうと、バッファーメモリーが上書きされますのでご注意ください。
  • コピー元として選択できるのは1つのチャンネル、GEQ/PEQ、プラグインに限られます。
  1. PASTEボタンを押します。
  • 手順2で選んだチャンネルのEQ、ダイナミクス、ディレイまたはGEQ/PEQ、プラグインの 設定がペーストされます。
お知らせ
  • ペーストを実行すると、ペースト先の設定に上書きされますのでご注意ください。
  • バッファーメモリーに何も保管されていないとき、またはバッファーメモリー内のデータとペーストの対象に互換性がないときはPASTEボタンは押せません。