各部の名称と機能
各部の名称と機能
フロントパネル
①
[A]/[B]インジケーター
AC IN (電源入力)端子[A]/[B]の通電状態をそれぞれ表します。電源がオンのとき緑色で点灯します。
②
[Fn]キー
このボタンを押すと、Device Mute画面を表示します。再度押すと、Control Function画面を表示します。
③
ディスプレイ
DME7の状態や設定メニューなどを表示します。詳しくは
画面構成
をご参照ください。
④
[MENU/HOME]キー
Menu画面とHome画面を切り替えます。
⑤
(バック)キー
このボタンを押すと、画面表示が1つ前の画面に移動します。
⑥
メインノブ
メインノブを回して、設定するパラメーターを選択したり、パラメーターの値を変えたりします。メインノブを押して確定します。
⑦
SDメモリーカードスロット
ProVisionaire Designから転送したプロジェクトファイルをエクスポートしてSDメモリーカードに保存したり、本体内のログをエクスポートすることもできます。またSDメモリーカードに保存したMP3/WAVのファイルを再生できます。詳細は資料の
「SDメモリーカードの取り扱いについて」
をご参照ください。
⑧
SD/ACTインジケーター
SDメモリーカードにアクセス中は、このインジケーターが点灯します。
ご注意
-
データのアクセス中は、SDメモリーカードを抜いたり、本体の電源を切ったりしないでください。記憶メディアが壊れたり、本体およびメディアのデータが壊れたりするおそれがあります。
⑨
吸気孔
ここから吸気が行われますので、障害物などで吸気口をふさぐことのないようにご注意ください。
リアパネル
①
/
(電源スイッチ)
電源のオン(
)/オフ(
)を切り替えます。長時間使用しないときは、必ず電源コードをACコンセントから抜いてください。
注意
-
電源スイッチのオン/オフを連続して素早く切り替えると、誤動作の原因になることがあります。電源スイッチをオフにしてから再度オンにする場合は、6 秒以上の間隔を空けてください。
②
AC IN (電源入力)端子[A]/[B]
付属の電源コードを接続します。本体と電源コードを接続し、次に電源プラグをACコンセントに差し込みます。電源コードを取り外すときは、電源コードのラッチを押して取り外してください。
注意
-
電源コードを接続したり、取り外したりする前に必ず電源をオフにしてください。
③
排気口
DME7には冷却用ファンが装備されています。ここから排気が行われますので、障害物などで排気口をふさぐことのないようにご注意ください。
④
GPI端子
制御信号を入出力するGPI(General Purpose Interface)用のユーロブロック端子です。GPI入出力を使用することにより、カスタムメイドのコントローラーや外部機器からDME7をリモートコントロールできます。DME7には15ポートのアナログ/デジタル入力と1ポートのデジタル入力、および8ポートの出力があります。[IN]–1~15端子は0~5V間の電圧を検知します。[IN]–16端子のみ+24V入力に対応しており、2.5~24V間の電圧はHigh、2.5V未満の電圧はLowとして検知します。[OUT]–1~8端子はオープンコレクター出力で、オープンまたは接地(Ground)に変化します。+5VDC端子の出力電圧は5Vです。
接続の際は付属のユーロブロックプラグを使用してください(
「ユーロブロックプラグの取り付け」
参照)。
また、詳しい接続方法や使用例については
「[GPI]端子を使って接続する」
をご参照ください。
注意
-
[IN]–1~15端子には5Vを超える電圧を入力しないでください。機器が故障するおそれがあります。
⑤
USB TO HOST端子
USBタイプC(USB2.0)の端子です。
USBケーブルでコンピューターと接続することで、最大8イン/8アウト、サンプリング周波数最大96 kHzのオーディオインターフェースとして機能します。
ご注意
-
USBケーブルは、3 m未満のものをご使用ください。
-
USBケーブルの抜き差しは、6秒以上間隔を空けて行ってください。
⑥
USB TO DEVICE端子
USBメモリーを接続するための端子です。詳細は資料の
「USBメモリーの取り扱いについて」
をご参照ください。
ご注意
-
データのアクセス中は、USBメモリーを抜いたり、本体の電源を切ったりしないでください。記憶メディアが壊れたり、本体およびメディアのデータが壊れたりするおそれがあります。
⑦
ネットワーク端子
外部機器との制御通信用端子です。コンピューター(ProVisionaire Design、ProVisionaire Control、ProVisionaire Touch Kiosk)と通信したり、その他外部コントローラー(AMXやCrestronなど)とSCPプロトコルを使用して通信したりできます。
10/100BASE-TX、Auto MDI(モード切り替えなし)機能に対応しています。
NOTE
-
DME7を単体で使用する場合に限り、コンピューターと直接LANケーブルで接続できます。
⑧
MIDI端子
外部MIDI機器との間でMIDIメッセージを送受信する端子です。
⑨
DCP端子
DCP1V4Sなどの別売コントロールパネルをデイジーチェーン接続し、DME7を制御する端子です。8ピンすべてが接続されているCAT5e以上のイーサネットストレートケーブルを使用してください。
コントロールパネルは1台のDME7につき8台まで接続できます。また、DME7からDCPコントロールパネルの終端までの距離はDCPの接続台数に依存します。詳細は資料
「DCPコントロールパネルの終端までの距離」
をご参照ください。
警告
-
コントロールパネルをDME7の[DCP]端子以外の端子には接続しないでください。電気的に互換性がないため、火災や故障の原因になることがあります。
ご注意
-
[DCP]端子にはDCPなどの別売コントロールパネル以外の機器を絶対に接続しないでください。機器および本体が故障するおそれがあります。
⑩
Dante [PRIMARY]/[SECONDARY]端子
Rio3224–D2などのI/Oデバイスをはじめ、Danteオーディオネットワークと接続するための端子です。コネクターはNeutrik 社製etherCON CAT5eと適合するRJ-45コネクターをお使いください。