各部の名称と機能

フロントパネル

panel front dme7

[A]/[B]インジケーター
AC IN (電源入力)端子[A]/[B]の通電状態をそれぞれ表します。電源がオンのとき緑色で点灯します。

[Fn]キー
このボタンを押すと、Device Mute画面を表示します。再度押すと、Control Function画面を表示します。

ディスプレイ
DME7の状態や設定メニューなどを表示します。詳しくは 画面構成 をご参照ください。

[MENU/HOME]キー
Menu画面とHome画面を切り替えます。

back (バック)キー
このボタンを押すと、画面表示が1つ前の画面に移動します。

メインノブ
メインノブを回して、設定するパラメーターを選択したり、パラメーターの値を変えたりします。メインノブを押して確定します。

SDメモリーカードスロット
ProVisionaire Designから転送したプロジェクトファイルをエクスポートしてSDメモリーカードに保存したり、本体内のログをエクスポートすることもできます。またSDメモリーカードに保存したMP3/WAVのファイルを再生できます。詳細は資料の 「SDメモリーカードの取り扱いについて」 をご参照ください。

SD/ACTインジケーター
SDメモリーカードにアクセス中は、このインジケーターが点灯します。

important ご注意

  • データのアクセス中は、SDメモリーカードを抜いたり、本体の電源を切ったりしないでください。記憶メディアが壊れたり、本体およびメディアのデータが壊れたりするおそれがあります。

吸気孔
ここから吸気が行われますので、障害物などで吸気口をふさぐことのないようにご注意ください。

リアパネル

panel rear dme7

I / stanby (電源スイッチ)
電源のオン( I )/オフ( stanby )を切り替えます。長時間使用しないときは、必ず電源コードをACコンセントから抜いてください。

caution 注意

  • 電源スイッチのオン/オフを連続して素早く切り替えると、誤動作の原因になることがあります。電源スイッチをオフにしてから再度オンにする場合は、6 秒以上の間隔を空けてください。

AC IN (電源入力)端子[A]/[B]
付属の電源コードを接続します。本体と電源コードを接続し、次に電源プラグをACコンセントに差し込みます。電源コードを取り外すときは、電源コードのラッチを押して取り外してください。

caution 注意

  • 電源コードを接続したり、取り外したりする前に必ず電源をオフにしてください。

排気口
DME7には冷却用ファンが装備されています。ここから排気が行われますので、障害物などで排気口をふさぐことのないようにご注意ください。

GPI端子
制御信号を入出力するGPI(General Purpose Interface)用のユーロブロック端子です。GPI入出力を使用することにより、カスタムメイドのコントローラーや外部機器からDME7をリモートコントロールできます。DME7には15ポートのアナログ/デジタル入力と1ポートのデジタル入力、および8ポートの出力があります。[IN]–1~15端子は0~5V間の電圧を検知します。[IN]–16端子のみ+24V入力に対応しており、2.5~24V間の電圧はHigh、2.5V未満の電圧はLowとして検知します。[OUT]–1~8端子はオープンコレクター出力で、オープンまたは接地(Ground)に変化します。+5VDC端子の出力電圧は5Vです。
接続の際は付属のユーロブロックプラグを使用してください( 「ユーロブロックプラグの取り付け」 参照)。
また、詳しい接続方法や使用例については 「[GPI]端子を使って接続する」 をご参照ください。

caution 注意

  • [IN]–1~15端子には5Vを超える電圧を入力しないでください。機器が故障するおそれがあります。

USB TO HOST端子
USBタイプC(USB2.0)の端子です。
USBケーブルでコンピューターと接続することで、最大8イン/8アウト、サンプリング周波数最大96 kHzのオーディオインターフェースとして機能します。

important ご注意

  • USBケーブルは、3 m未満のものをご使用ください。

  • USBケーブルの抜き差しは、6秒以上間隔を空けて行ってください。

USB TO DEVICE端子
USBメモリーを接続するための端子です。詳細は資料の 「USBメモリーの取り扱いについて」 をご参照ください。

important ご注意

  • データのアクセス中は、USBメモリーを抜いたり、本体の電源を切ったりしないでください。記憶メディアが壊れたり、本体およびメディアのデータが壊れたりするおそれがあります。

ネットワーク端子
外部機器との制御通信用端子です。コンピューター(ProVisionaire Design、ProVisionaire Control、ProVisionaire Touch Kiosk)と通信したり、その他外部コントローラー(AMXやCrestronなど)とSCPプロトコルを使用して通信したりできます。
10/100BASE-TX、Auto MDI(モード切り替えなし)機能に対応しています。

note NOTE

  • DME7を単体で使用する場合に限り、コンピューターと直接LANケーブルで接続できます。

MIDI端子
外部MIDI機器との間でMIDIメッセージを送受信する端子です。

DCP端子
DCP1V4Sなどの別売コントロールパネルをデイジーチェーン接続し、DME7を制御する端子です。8ピンすべてが接続されているCAT5e以上のイーサネットストレートケーブルを使用してください。
コントロールパネルは1台のDME7につき8台まで接続できます。また、DME7からDCPコントロールパネルの終端までの距離はDCPの接続台数に依存します。詳細は資料 「DCPコントロールパネルの終端までの距離」 をご参照ください。

caution 警告

  • コントロールパネルをDME7の[DCP]端子以外の端子には接続しないでください。電気的に互換性がないため、火災や故障の原因になることがあります。

important ご注意

  • [DCP]端子にはDCPなどの別売コントロールパネル以外の機器を絶対に接続しないでください。機器および本体が故障するおそれがあります。

Dante [PRIMARY]/[SECONDARY]端子
Rio3224–D2などのI/Oデバイスをはじめ、Danteオーディオネットワークと接続するための端子です。コネクターはNeutrik 社製etherCON CAT5eと適合するRJ-45コネクターをお使いください。