接続について

[GPI]端子を使って接続する

リアパネルの[GPI]端子にGPI(General Purpose Interface)機器を接続します。GPIを使い、コントローラーなどの外部機器と制御信号を入出力します。

gpi connection

DME7には、16ポートの入力と8ポートの出力があります。

  • +5VDC端子の出力電圧は5Vです。取り出せる電流は2端子合計で最大100mAです。
    スイッチ/可変抵抗器とLED/リレーを同時に使用する場合は、一方の端子をスイッチ/可変抵抗器に、もう一方の端子をLED/リレーに接続してください。

  • [IN]–1~15端子は0~5V間の電圧を検知します。[IN]–16端子のみ+24V入力に対応しており、2.5~24V間の電圧はHigh、2.5V未満の電圧はLowとして検知します。

  • [OUT]–1~8端子はオープンコレクター出力で、オープンまたは接地(Ground)に変化します。印加できる電圧は最大+12Vです。流せる電流は1ポート当たり最大75mAです。
    GPIコントローラーへのパラメーターの割り当てなどの設定は、ProVisionaire Designを使用します。

note NOTE

  • ProVisionaire Designで各入出力チャンネルを設定することにより、接続したGPI外部機器からのプリセットリコールや任意のパラメーターの変更、GPI外部機器への信号送信などが可能となります。設定方法は「ProVisionaire Designユーザーガイド」をご参照ください。
    https://manual.yamaha.com/pa/pv/pvd/

ユーロブロックプラグの取り付け

[GPI]端子には付属のユーロブロックプラグを使って接続します。

3.5mm

事前準備、ケーブルの処理

ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルは、図のようにむき出して、より線で配線してください。
また、ユーロブロックでの配線は、ケーブルの重さや振動による金属疲労により、より線が切れやすくなる場合があります。

5mm

caution 注意

  • より線を使用する場合は、より線にはんだめっきしないでください。

可搬設備などで頻繁に抜き差しする場合は、絶縁スリーブ付き棒端子の使用を推奨します。棒端子のコンダクター部は以下のものをご使用ください。
外径1.3 mm以下で、長さ約5 mmのもの(Phoenix Contact社製AI0, 5-6WHなど)

1.3mm
  1. ユーロブロックプラグを本体の[GPI]端子に突き当たるまで押し込み、左右のロックを上に押し上げます。

euro step1
  1. ユーロブロックを取り外すときは、左右のロックを下に下げてからプラグを引き抜きます。

euro step2

ケーブルフックの取り付け

不意にUSBケーブルが抜けるのを防ぐため、付属のケーブルフックを使用する場合は以下の手順で取り付けます。

  1. 付属のケーブルフックの片方の先を、リアパネルの左下部のセキュリティースロットの下側にひっかけます。

fook1
  1. 反対側のフックの先を押し込んで、セキュリティースロットの上側に入れます。

fook2
  1. フックにUSBケーブルを通してUSB端子に差し込みます。