REV-X プラグインのパラメーターを操作する

REV-X は高密度で豊かな残響の音質、なめらかな減衰、原音を生かす広がりと奥行きといった特長 を持つリバーブアルゴリズムです。音場や目的に合わせてREV-X HALL、REV-X ROOM、REV-X PLATEの3種類を選択できます。

a

EFFECT TYPE

エフェクトタイプを選択します。

b

Reverb Time

残響が減衰して消えるまでの時間です。値を大きくするほど残響が持続します。

c

Initial Delay

原音が入力されてから残響が始まるまでの遅れです。値を大きくするほど残響の発生が遅れます。

d

Decay

残響のエンベローブ形状です。値によって残響の特性が変化します。

e

Room Size

空間の広さです。値を大きくするほど広い空間をシミュレートします。この値はReverb Time と連動しています。この値を変えると、Reverb Time も変化します。

f

Diffusion

残響の密度と広がりです。値を大きくするほど密度が増し、広がり感が強くなります。

g

HPF

残響の低域成分をカットするフィルターです。この値で指定した周波数以下の成分がカットされます。このフィルターは原音には影響を与えません。

h

LPF

残響の高域成分をカットするフィルターです。この値で指定した周波数以上の成分がカットされます。このフィルターは原音には影響を与えません。

i

Hi Ratio

高域の残響の長さです。高域の残響時間をReverb Time との比率で指定します。

j

Lo Ratio

低域の残響の長さです。低域の残響時間をReverb Time との比率で指定します。

k

Low Freq

Lo Ratio の基準になる周波数です。この値以下の周波数帯域がLo Ratio の影響を受けます。

l

フィルター周波数特性曲線

HPF とLPF の値によって曲線が変化します。

m

残響イメージ図

高域(10kHz)、中域(1kHz)、低域(100Hz)の残響のイメージ図です。各パラメーターの値によって変化します。縦軸がレベル、横軸が残響時間、形状がエンべローブを表します。

n

残響時間曲線

高域(10kHz)、中域(1kHz)、低域(100Hz)の残響時間を表す曲線です。 Reverb Time、Hi Ratio、Lo Ratio の値によって曲線が変化します。

o

Zoom

時間軸(グラフの横軸)に割り当てる時間の長さを秒単位で表示します。

p

ズームアウトボタン

クリックすると、時間軸(グラフの横軸)に割り当てられる秒数が増えます。 その結果、グラフの横幅が縮小表示されます。

q

ズームインボタン

クリックすると、時間軸(グラフの横軸)に割り当てられる秒数が減ります。 その結果、グラフの横幅が拡大表示されます。

r

MIX スライダー

原音とエフェクト音のバランスを調節します。この値を0% にすると原音だけが、100% にするとエフェクト音だけが出力されます。