16. パワーアンプ XMVシリーズ コンポーネントエディター

機器シート上のコンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが開きます。
ここではXMVシリーズのコンポーネントエディターとコンポーネントと関連性が強いダイアログやウィンドウについて説明します。
ここではXMV4140-Dを例に説明します。

16.1. 「Power/ATT/Polarity」コンポーネントエディター

「Power」コンポーネント、「ATT」コンポーネント、「Polarity」コンポーネントのいずれかをダブルクリックすると表示されます。

Amp XMV PowerE
  • [STANDBY]/[ON]ボタン
    電源のスタンバイ/オンを切り替えます。

  • チャンネルインデックス
    スピーカー端子の出力チャンネルを表示します。

  • [PROTE]インジケーター
    XMV本体でプロテクションが機能しているときに点灯します。

  • [LIMIT]インジケーター
    XMV本体でリミッターが機能しているときに点灯します。

  • [MUTE]ボタン
    出力チャンネルのミュートのオン/オフを切り替えます。

  • [INVERT]ボタン
    出力信号の極性を切り替えます。

  • アッテネーター
    XMVの出力アッテネーター値を設定します。

  • リダンダントインジケーター
    リダンダント機能で入力がアナログに切り替わっているときに点灯します。

  • チャンネル名
    チャンネル名を表示します。ダブルクリックすると編集できます。

16.2. 「Input Source Redundancy」コンポーネントエディター

「Redundancy」コンポーネントをダブルクリックすると表示されます。
リダンダントモードが[Backup]のとき、音を聞きながら設定をしたい場合に使用するコンポーネントエディターです。

Amp XMV RedundancyE
  • 「REDUNDANT MODE」
    リダンダントモードが何になっているかを表示します。

  • 「PILOT TONE DETECTION」
    パイロットトーンの検出に関する設定をします。

    • [Freq.[Hz]」ノブ
      パイロットトーンの中心周波数を設定します。

    • [DETECTION THRESHOLD]ノブ
      パイロットトーン入力レベルのしきい値を設定します。しきい値以上の入力をパイロットトーンとみなします。

    • [DETECTION TIME]ノブ
      パイロットトーンの検出時間を設定します。設定した時間間隔内にパイロットトーンを検出できないとき、入力が途切れたと判断します。

  • 「NOTCH FILTER」
    アンプからパイロットトーンを出力しないためのノッチフィルターに関する設定をします。

    • [ON]ボタン
      オンにすると、パイロットトーンの周波数成分を除去し、アンプからパイロットトーンを出力しないためのノッチフィルターを有効にします。

    • [Q]ノブ
      ノッチフィルターの周波数帯域の幅を設定します。

16.3. 「Speaker Out」コンポーネントエディター

スピーカー出力端子の出力電圧と出力電流を表示します。

Amp XMV SpeakerOutE
  • [Voltage]メーター
    出力電圧をPeakで表示します。

  • [Current]メーター
    出力電流をPeakで表示します。

  • [AMP PROTECT]インジケーター
    XMV本体でプロテクションが機能しているときに点灯します。

  • [AMP LIMIT]インジケーター
    XMV本体でリミッターが機能しているときに点灯します。