Delayプラグイン

AnalogDelay

Analog Delayは、1970年代に発売されたアナログディレイ ヤマハE1010のモデリングをベースに、より現代的なユースケースにも対応できるように再構築されたディレイエフェクトです。アナログディレイ素子であるBBDを使ったE1010ならではの、なじみが良く深みのあるエコーサウンドを再現しています。モジュレーションを加えれば厚みのあるコーラスサウンドを作ることもできます。さらに、オリジナルにはないBBDの音色タイプ切り替え機能を持っており、サウンドキャラクターがクリアなものからウォームなものまで選択できるので、より幅広い使い方ができるようになっています。

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① DRIVE METER

入力レベルによるドライブ量を表すメーターです。Analog DelayはBBDやダイナミクス回 路を搭載しているため、入力レベルが大きいほどディレイ音量が上限に達し、ドライブ量が大きくなります。

② DELAY TIME INDICATOR

現在のディレイタイムおよびBPM換算値を表示します。 タップテンポ機能が利用でき、Syncボタンを押すとタップテンポに合わせてディレイタイムとBPM表示が変化します。

③ BBD TYPE SWITCHES

ディレイ音の音色を調節します。AからEの順でディレイ音の特徴が強くなっていきます。
A: ヴィンテージデジタルディレイのようにクリアなサウンド
B~D: E1010相当のナチュラルなサウンド
E: 楽器用ストンプボックスのようにウォームなサウンド

④ TIME RANGE SWITCHES

DELAYノブで操作するディレイタイムのレンジを選択します。

⑤ INPUT KNOB

入力ゲインを調節します。入力が大きくなるにつれて、ディレイ音のドライブ量が増します。 入力レベルが小さいとクリーンなサウンドが得られ、大きめに設定すると深みのあるディレイサウンドが得られます。

⑥ BASS KNOB

入力段で低域のレベルを調節します。

⑦ TREBLE KNOB

入力段で高域のレベルを調節します。

⑧ DELAY KNOB

ディレイタイムを調節します。

⑨ FEEDBACK KNOB

ディレイ信号のフィードバック量を調節します。

⑩ FREQUENCY KNOB

モジュレーションの周波数を調節します。

⑪ DEPTH KNOB

モジュレーションの深さを調節します。

⑫ MIX KNOB

ドライ音とディレイ音のミックスバランスを調節します。