SETUP画面
5. SETUP画面
入力に関する設定、アンプモード、電源の設定をします。
5.1. INPUT SETTINGS
入力に関する設定をします。
5.1.1. INPUT SENSITIVITY
アナログ入力感度とDante入力感度をチャンネルごとに設定します。0.5 dBu単位で設定できます。
リダンダント機能でDanteからアナログ入力に切り替わったときの音量差を補正します。
各接続機器のアナログ出力についてはそれぞれの説明書でご確認ください。
5.1.3. INPUT REDUNDANCY
XMSシリーズは状況に合わせた「バックアップモード」、「オーバーライドモード」の2種類のリダンダント機能を持っています。
NOTE
INPUT REDUNDANCYはDanteネットワークのリダンダント機能とは独立した機能です。
-
バックアップモード
入力機器の故障などのトラブルによってDanteの入力音声が途切れた場合に、バックアップした回線に自動的に切り替えます(BACKUP)。この後、入力音声が復帰した場合には、元の回線に自動的に復帰させることができます。Dante In (1-8)/(1-4)を主回線とし、Analog In (1-8)/(1-4)をバックアップ回線として利用します。チャンネルの組合せは固定です。
主回線 バックアップ回線 Dante IN 1
Analog IN 1
Dante IN 2
Analog IN 2
Dante IN 3
Analog IN 3
Dante IN 4
Analog IN 4
Dante IN 5
Analog IN 5
Dante IN 6
Analog IN 6
Dante IN 7
Analog IN 7
Dante IN 8
Analog IN 8
-
オーバーライドモード
アナログ入力端子からの音声入力を検知した場合に、通常使用しているDante入力(1-8)/(1-4)の音声に対して、検知した信号を自動的に割り込ませます(OVERRIDE)。優先度の高い非常放送や館内アナウンスなどの割り込み放送ができます。① REDUNDANCY MODE
リダンダント機能のモードを設定します。
BACKUP :Dante(1-8)/(1-4)からの入力信号をプライマリー(主回線)とし、Dante(1-8)/(1-4)からの入力が途切れると、アナログ入力端子からの音声に自動で切り替わります。
OVERRIDE :Dante(1-8)/(1-4)からの入力信号をメインとし、優先度の高い音声を検出した場合だけ自動的に切り替わります。② AUTO RETURN
BACKUPモードの場合:
ONにすると、主回線が復帰したときに、入力ソースを主回線に戻します。
OVERRIDEモードの場合:
ONにすると、アナログ入力端子からの音声が設定時間以上のあいだしきい値を下回り続けたとき、主回線に戻します。③ REDUNDANCY SETTINGS
リダンダント機能をチャンネルごとに設定できます。チャンネル番号は画面右上に表示され、メインノブでチャンネルを選択できます。ACTIVATE REDUNDANCY
バックアップ回線を有効にする(ON)か無効にする(OFF)かを階層ごとに設定します。OVERRIDE THRESHOLD
オーバーライドモード の場合、割り込みした入力信号の有無を判定するための入力レベルのしきい値をチャンネルごとに設定します。OVERRIDE RETURN DELAY
オーバーライドモード でAUTO RETURNがONの場合、割り込みした入力信号の入力が途絶えてから主回線に切り替わるまでの時間を設定します。④ MANUAL RETURN
AUTO RETURN(②)がOFFの場合に有効です。BACKUPモードで主回線が復帰したときや、OVERRIDEモードで主回線に戻る条件になったときに、手動で回線を戻すことができます。
5.1.4. INPUT CHANNEL NAME
アナログ入力のチャンネルネームを設定します。設定したチャンネルネームはProVisionaire Designに表示されます。
メインノブを押して文字入力モードに入ります。
文字の入力方法
5.2. AMP SETTINGS
アンプの一般的な設定とパワーシェアリングの設定をします。
5.2.1. MODE/POWER-SHARING
接続するスピーカーのインピーダンスやシステム構成に応じてアンプモードとパワーシェアリングを設定します。
設定は4チャンネル単位です。チャンネル1-4/5-8を選択してノブを押すと、設定画面が表示されます。
● アンプモードを設定する
接続するスピーカーのインピーダンスに合わせて、4 Ω、8 Ω、70 V、100 Vから選びます。
設定が終わったら[OK]を選択し、メインノブを押して確定します。
ローインピーダンス接続で使用する場合
8 Ω以上のインピーダンスのスピーカーを接続する場合は、8 Ωに設定してください。4 Ω以上8 Ω未満のインピーダンスのスピーカーを接続する場合は、4 Ωに設定してください。
ハイインピーダンス接続の場合
導入する設備の仕様(70 Vまたは100 V)に合わせて設定します。
NOTE
ハイインピーダンス接続の設定にすると、自動的にHPFが有効になります。
● パワーシェアリングを設定する
チャンネル毎に出力を自由に配分することで、余剰の少ないシステムを構築できます。
-
各チャンネルに必要な電力を設定します。
4chの合計出力電力が上限を超えないようにしてください。上限を超えると「TOTAL」が赤くなります。
XMS24s8、XMS24s8-D、XMS12s4、XMS12s4-D
モード 電圧条件 抵抗条件 最大出力(Chごと) SE/BTL 4ch合計出力電力 8 Ω
-
8 Ω
600 W
≦300W:SE
300W<:BTL(*)4chモデル :
CH1~4の合計≦1200W
8chモデル :
CH1~4の合計≦1200W
CH5~8の合計≦1200W4 Ω
4 Ω
600 W
SE
100 V
100 V
33.3 Ω
300 W
BTL
70 V
70 V
16.6 Ω
300 W
BTL
XMS12s8、XMS12s8-D、XMS06s4、XMS06s4-D
モード 電圧条件 抵抗条件 最大出力(Chごと) SE/BTL 4ch合計出力電力 8 Ω
–
8 Ω
300 W
≦150W:SE
150W<:BTL(*)4chモデル :
CH1~4の合計≦600W
8chモデル :
CH1~4の合計≦600W
CH5~8の合計≦600W4 Ω
4 Ω
300 W
SE
100 V
100 V
66.6 Ω
150 W
BTL
70 V
70 V
33.3 Ω
150 W
BTL
各アンプ出力の収束最大値は上記表の1/8 W。
※8 Ωのとき300 Wを超えて設定すると、自動的に BTL接続 に切り替わります。BTL接続に切り替わるとS/N比が低くなる場合がありますのでご注意ください。 -
設定が終わったら[OK]を選択し、メインノブを押して確定します。
電力の設定値が上限を超えている場合、[OK]を選択することはできません。合計が上限に収まるように設定し直してください。
5.2.2. SENSITIVITY/GAIN
INPUT SENSITIVITYで設定した入力感度と、それに基づくアンプゲインの一覧表を表示します。INPUT SENSITIVITYを変更すると、連動してGAIN値が変わります。GAIN値は表示のみで設定はできません。
5.2.3. HPF(Hi-Z)
ハイインピーダンス接続時のハイパスフィルターを設定します。AMP MODEでインピーダンス(70V/100V)を選択すると自動的にHPFが設定されます。
40 Hz に設定する場合は、お使いになるスピーカートランスの低域特性が十分確保されていることをご確認ください。
ご注意
パワーアンプに低い周波数が入力された場合、スピーカートランスの磁気飽和によりスピーカー、スピーカートランス、アンプにダメージを与えることがありますのでご注意ください。
5.3. POWER SUPPLY
電源スイッチをオンにしたときの電源の状態を設定します。
①
POWER
電源のオン(ON)とスリープ(SLEEP)を切り替えます。
②
POWER ON DEFAULT
電源スイッチをオンにしたとき常にオンで起動するか(ALWAYS ON)、前回電源を切ったときと同じ状態(オンまたはスリープ)で起動するか(PREVIOUS)を選択します。
③
POWER ON DELAY
電源をオンにしたとき、アンプの電源が起動するまでの時間を設定します。複数のアンプを同時に起動する場合は、ブレーカーに負担がかからないよう時間差をつけて設定してください。