19. I/Oインターフェース Rio3224-D2 / Rio1608-D2

19.1. 概要

ミキシングシステムで使用するDante対応I/Oラックです。アナログ端子からの入力をDanteの出力に変換したり、Danteの入力をアナログ端子への出力に変換したりできます。
Rio3224-D2は、8チャンネルのAES/EBU出力を備えているため、Danteの入力をデジタル出力(AES/EBU)に変換することもできます。

19.2. 「Project」シート

機器を配置するシートです。機器を配置するときに、下記のSettings画面が表示されます。

project rio settings
  • Number of Devices
    シートに配置するRioの台数を選択します。

  • Unit ID Starting From
    機器のUnit IDをどの番号から開始するかを選択できます。

  • Device Name
    デバイス名を表示、編集できます。

19.3. エディター

「Project」シート上のデバイスをダブルクリックすると、直接エディターが開きます。
Rio1608-D2は16Ch、Rio3224-D2は32Chで表示します。

rio3224d
  • +48V ACTIVE
    機器のファンタム機能の有効/無効を表示します。

  • [+48V]ボタン
    HAのファンタム電源 (+48V) のオン/オフを切り替えます。機器のファンタム機能が有効なときに、このボタンのオンが有効になります。

  • [PEAK HOLD]ボタン
    このボタンをオンにすると、各レベルメーターのピークが保持されます。オフにすると、保持されていたピークが解除されます。

  • [A.GAIN]ノブ
    HAアナログゲインを調整できます。

  • [GC]インジケーター/ ゲイン値
    Rシリーズ (AD/DA) のゲインコンペンセーションのオン / オフ状態が表示されます。ゲインコンペンセーションがオンのときは、ゲインコンペンセーションにより固定されたゲイン値が表示されます。

  • [HPF]ボタン
    オン(点灯)にすると、オーディオ信号にハイパスフィルターをかけることができます。

  • [Freq.]ノブ
    ハイパスフィルターをかける周波数帯域を調節できます。

19.4. コンテキストメニュー

EditorのChのスペースを右クリックすると、以下のコンテキストメニューが表示されます。

メニュー 内容

Identify

選択した機器本体のLCDディスプレイとChに関連するインジケーターを一斉に点滅させます。