パワードスピーカー VXL1-16P/VXC2P
23. パワードスピーカー VXL1-16P/VXC2P
23.1. 概要
PoE給電によるDanteパワードスピーカーです。
23.2. 「Project」シート
機器を配置するシートです。機器を配置するときに、下記のSettings画面が表示されます。
-
Number of Devices
シートに配置するVXL1-16P/VXC2Pの台数を選択します。 -
Unit ID Starting From
機器のUnit IDをどの番号から開始するかを選択できます。
機器本体のディップスイッチを ”RESERVED”に設定すると、「Project」シートの「Network」エリア>Unit IDボタンから機器のUNIT IDを101-115(16進数:65 ~ 73)以外の値に設定できます。 |
-
Device Name
デバイス名を表示、編集できます。
23.3. 機器シートの画面構成
VXL1-16P/VXC2Pの機器シートを開くと、機器シートと「Bird’s Eyeビュー」が表示されます。
機器シート上のコンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが開きます。
①
Bird’s Eye ビュー
シートの全景を表示します。
23.4. コンポーネントエディター
コンポーネントエディターでは、選択した機器の各コンポーネントの設定や調整をします。
機器シート上のコンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントエディターが開きます。
ここではVXL1-16P/VXC2Pのコンポーネントエディターと、コンポーネントと関連するダイアログやウィンドウについて説明します。その他のコンポーネントの詳細は
「ProVisionaire Design コンポーネントガイド」
を参照ください。
番号 | コンポーネント名 | 内容 | リンク |
---|---|---|---|
① |
Dante In |
[Dante]端子から入力された2チャンネルの音声信号のレベルを表示し、ゲインを調整します。 |
--- |
② |
Compressor |
ダイナミックレンジを圧縮するコンプレッサーを調整します。 |
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③ |
Enhancer |
エンハンサーの有効/無効を設定します。スピーカーから出力されない低域や高域の基音以外の音を混ぜることで、あたかも低域や高域が出ているかのように聴かせる処理です。 |
--- |
④ |
Fader |
入力チャンネルの信号レベルを調整します。 |
--- |
⑤ |
3 Band EQ |
入力チャンネルの3バンドのイコライザーを調整します。 |
|
⑥ |
Oscillator |
接続したスピーカーの動作や会場の音響特性をチェックするために、サイン波を出力します。 |
--- |
⑦ |
Noise Gate |
ノイズゲートを設定します。 |
--- |
⑧ |
Ducker w/NG |
ダッカーを設定します。 |
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⑨ |
Matrix |
入力チャンネルおよびオシレーター出力を出力チャンネルに割り当てます。 |
|
⑩ |
10 Band EQ |
出力チャンネルの10バンドEQを調整します。 |
|
⑪ |
Delay |
出力チャンネルのディレイを設定します。 |
|
⑫ |
Main Fader |
出力レベルを調整します。 |
--- |
⑬ |
Analog Out |
アナログ出力信号をアンプ部に出力します。 |
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